ブルターニュのモンサンミッシェル産のムール貝に
ついてインタビュー。空中のエルサレムともいわれ、
ふわふわのオムレツとクッキーが有名な観光地だが
潮の干満がとてつもなく早く、それが貝を強くする
らしく味につながるのだとか。近くのサンマロでの
ランチに食したムールはとにかくバケツに一杯。
日本で小さな皿にありがたく出てくるものとは
スケールが違う。輸入元の食材会社の弁によると
日本で最も惜しげもなく消費するレストランは、
青山のシェ・ピエールだとか。
【エセアスリートの日課】
バイク 25km
タイトルは子供の頃好きだった相撲取りだが、
ここのところ落語ブームである。寄席が平日の
昼間から一杯だったりしてびっくりすることも多い。
やっぱり「タイガー&ドラゴン」のせいだろうか。で、
立川志らく師匠にインタビュー。いつもながらに
冷静な分析であるが、談志師匠の稽古のつけ方
など非常に興味深い話だった。ハリウッドが最近
落語にプロットを求めているが、熊さん八っつぁん
の世界とは違和感がある。ウディ・アレンなどの
東海岸系であれば、「芝浜」のオチのカットアウトが
活きるという意見には激しく同意。でも上方落語で
育った私としては、「池田の猪買い」とかも捨て
がたいと思うのだが。
【エセアスリートの日課】
バイク30km
宝塚記念は意外なペースになってしまった。
まさに昨日の危惧のとおり、1コーナーでの先頭集団の
ラインの取り方は波乱を予想させるものだった。事前の
思惑通りハーツクライが来たが、スイップトウショウは
牝馬だけに軽視してしまった。ただ人気薄の先行馬が
残る時、そして人気薄の追い込み馬が差す時、両方
展開に恵まれたと言われるが、まさにそんなレース。
というよりここで勝ちきれないゼンノロブロイは大迫忍
オーナーの弔い合戦とはいかなかったようで…。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
鳳凰美田 辛口吟醸火入れ「剱」
放送批評懇談会のNPO法人の初総会。
志賀理事長の熱いスピーチに、メディア関係者として
そしてコミュニケーション論の学徒としてライフワーク
があることを改めて思い知らされる。新入社員の頃、
各局の同期やレコード会社の人間と飲み会を主催
したりしたこともあったが、そういったエネルギーを
振り向けることは必要だと決意を新たにする。
宝塚記念はタップダンスシチーがアタマで、ヒモ荒れ
と読むが、前に行きたい馬が多く紛れがあるかも。
【エセアスリートの日課】
スイム1600m
【肝硬変への道】
Ravenwood'00（ソノマ）
ジンファンデルのパーカーポイント89点が19ドル。
このブドウはクセがあるが病みつきになる。
500円のステーキ肉とサラダで堪能。
ダンダンブエノを見に青山円形劇場。
近藤芳正さんのご招待ではじめて行ったのだが、ダンス
がメインと聞いていた公演とは違い、ちょっと不条理系。
ストーリーラインはかなり自分好みのスルメな味だ。
オセロの松嶋尚美の演技力は初芝居とは思えないほど。
とはいえ発声はノドからなので、ちょっと心配だけどね。
場内アナウンスが秀島文香ちゃんなのがくすぐられる。
はねたあと、J-wave関係者と近藤さんで「魚山亭」。
宮崎のふつうのメニューといわれる、南蛮揚げは、
鳥唐揚げのタルタルソース掛け。高カロリーだが旨し。
【エセアスリートの日課】
バイク15km
【肝硬変への道】
霧島（黒と白があるらしい）
醸し人九平次（愛知）
で家に帰ってから不二才
交通事故以来3ヶ月の運動不足に体調維持ができず
あまり気がすすまないままに受検。とはいえいろんな
数値は前回よりも改善されていて、あっと驚くと同時に
急に元気が出てくるとは現金なものだ。
だから気が大きくなったわけじゃないが、NHK前の
「おくむら」で天せいろとお代わりのそばを食す。
夜は打ち上げで恵比寿の台湾料理の「欣来」。
湯葉の揚物、エビとアボカドのマヨネーズ和え、ダック
キャベツのシンプルな炒めものなど、秀逸な味。
ライブエイトが日本でも開催されるそうだ。
ボブゲルドフの提唱が20年の時を経てまた実現する
わけなのだが、G8でのアフリカ貧困救済が目的とか。
日本ではなかなかピンとこないアフリカ支援。英仏と
いう植民地にしていた国と、考え方は異なるのは当然
としても、現実問題として鈴木宗男の一件以来、
アフガン復興と津波支援にシフトして、フェイドアウト
しそうな勢いではある。食料がいいのか、水なのか、
教育なのか、医療なのか。知れば知るほど厄介な
問題が山積しているが、単純に国民総生産が低くて
かわいそう、なんていうレベルではないことは確か。
もちろんイベントに何の文句もないが、東京で誰かが
コンサートをやって、どこまで歴史的な背景も含めて
問題を認識するのかは、対岸の火事どころか、
別の銀河系の爆発くらいでしかないのではと思う。
アメリカの後ろにくっついていては何も見えてこない。
明日は人間ドックで昨日から休肝日。
ブラジル戦が気になって、眠れない。
仕事の都合と料金を勘案しFOMAを持つことになり、
一日中新しい携帯と格闘。同じ会社でSDメモリーに
移植したが設定までは変えられないし、微妙に機能
ボタンの位置が違ったりして本当に面倒だ。
カードでGSM携帯に対応しているとか、通信料が
安いとか、エディもついているとか、いろいろメリット
はあるのだが、通じない場所も多いと聞くし、
この買い替えがよかったと思えるかどうかは、
今のところ全くの未知数だ。
家内がモルディブから帰国。スンニ派ムスリムの
国だから、入国で酒は没収。リゾートは別として、
普通にはビール一本売っていないらしい。船に乗って
飲みに行くなんて、とても住めたものじゃないな…。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
ラン 5km
【肝硬変への道】
Ch. Beaumont'00（メドック）
【ラジオデイズ】
北千住のシアター1010内視聴覚室でギャラクシー賞
受賞作品を聴く会を開催。FM沖縄の表題作品と毎日
放送の「語り継ぐ歌声」の2作品を聞く。選考も含めて
何度も聞いているものの、制作者にインタビューして
優秀作品にはそれなりの苦労や裏話があることを
改めて知る。
BIGINにスポットを当てた音楽ドキュメントはFM
ならではだが、コロンブスの卵。誰にでも制作できそう
でありながら、FM沖縄の熱血ディレクターならではの
作品といえる。また「竹田の子守歌」の背景に迫った
MBSの制作者は、予備校の後輩だったりして…。
被差別部落問題に鋭く切り込む秀逸な作品である。
43人の参加を得て、地味だがいい会だった。
制作者はもちろんラジオ好きの人にはいいイベント
だと思うのだが、告知広報を次回は頑張らなければ。
【エセアスリートの日課】
ラン 5km
飛行機の乗り継ぎで、JFKからLAXそしてNRT。
アップグレードされて、熟睡したものの悪夢ばかり。
帰国後の成田で、声をかけられた作家の今井さん。
その他偶然とも思える出会いがいろいろありました。
【ラジオデイズ】
北朝鮮戦のサッカー中継をGALACの定例会で聞く。
古巣に肩入れするのを避けたいながらも、委員の
意見が好意的なのはやっぱり個人的にうれしい。
一日の長がある内容と、先を見越した戦略がある
ラジオサッカー中継の先達としてのニッポン放送。
ただしこれからはよりナショナリズムを刺激する
方向にいくことになるであろう。
【肝硬変への道】
Cave de Vire Vire-Clesee'03（マコン）
Pavillon de Loudenne'01（メドック）
どちらも機内のフレンチワインとしてはまあまあ。
従業員のブラインドテイスティグよりも信頼度は
高いかも。
【ラジオデイズ】
いつもNYCに来るとチェックしている局は数局
あるのだが、そのうちの一つのカリエンテが、
フォーマットを変えてレゲトンのステーションに
なっていた。La Kalleがそれだが、調べてみると
5月24日に変わったばかりとのこと。
レゲトンはレゲエ好きから言わせると邪道なんだ
そうだが、いわばヒップホップのハイスピード進化形。
ダディ・ヤンキーがアイコンになっていて、世界中で
ムーブメントが起こりつつあるところに、ぱっくりと
新フォーマット登場とは、生き馬の目を抜くNYC
らしい展開である。ちなみに横浜の助っ人投手の
クルーンが登場BGMにダディ・ヤンキーを使うとか。
こちらも159キロの豪速球だけに、スピード勝負か。
日本時間に合わせて朝方まで原稿を送ったりなんだり、
細切れに寝て、クルマをパーキングに入れるきっかけ
をミスして、朝ごはんを食べに行きホテルに戻って
ロビーでメールチェック。（無線LANがつながる部屋
をオーダーしたのに圏外だったので、やむを得ず）
で一仕事終えて、外に出たらクルマがない。
パリのラスパイユ大通りに置きっぱなしで持って
いかれた時のことを思い出し、フロントでNYPDの
レッカー係の番号を聞く。「あー、200ドルコース
よねー」という素敵な黒人のオバネエさん。で、
最初に電話したときにはあまりに早すぎたのか、
車両確認できず、昼前の電話でTow Poundという
NJ行きフェリー乗り場近くにあることを確認。
ふてNAP後、38st 12th Ave.に取りに行くが、
どの国もあきらめが悪い人が多く、悪態をつく婆や、
忙しぶっている白人中年男性に交じって手続き。
How to redeemという看板を見て、はじめてこの
redeemという単語の本来の意味を知る。レッカー
移動のクルマを手数料払って取り返すこと。
マイレージで使うから、意味は知っていたけど、
この用法は辞書には載ってなくて、でもホント、
ものすごく骨身に滲みた英単語だ。
夕方から栃木の「鳳凰美田」のお嬢と「ONO」へ。
鴨とライチの串焼きとか、蟹のそばサラダとか、
チョコ寒天の味噌仕立てとか、とてつもない料理
だけど「NOBU」の全然上を行く料理を満喫。
でも日本酒はなぜか、石川の地味な「宗玄」が
あって、高円寺の焼鳥屋で名刺交換した蔵元の
顔を思い出す。彼女も言っていたけれど、こんな
店はなかなか男同士ではいかないっすよね。
【エセアスリートの日課】
ラン 4km
スイム 2000m
（アメリカのプールは冷たくて気持ちいい）
【肝硬変への道】
Marlborough Brancott Vineyard'01
チリのソービニオンブラン。
魚には相性が良かった。
いつも海外出張の前後はやたらと忙しいものだが、
コンペに出られなくなった腹いせに、成田に行く前に
ゴルフを敢行。とはいえ寝不足のせいか48+52。
いやいやこれが実力かも知れません。
でNY行きのUA800便で、アップグレードが
できなかったために、機内食をアジアンベジタブル
というメニューにしてもらう。ディナーがタイ米豆
カレー。そしてカップ麺のかわりに豆ピタサンド。
朝食はチヂミみたいなもので、咀嚼するのにやたら
時間がかかるけれども、なかなかおいしかった。
もう何度も食べている牛肉のブリスケットとか、
オムレツとか、パスタとかを食べるくらいなら、
こういうメニューを食すのも悪くない。名前とAV
と書かれたタッグが全ての食事についていて、
別にデリバーされてくる。宗教上の理由や、糖尿病
などでの食餌療法中の人に向けたサービスで、
各航空会社ともにあるようだが、料金は同じだ。
そしてニューヨーク着。毎度のステーキ三昧の
第一弾は、スミス&ウォレンスキー。
22ozにかぶり付き、原稿書き、メール・チェック
などをしているうちに、夜が更ける。
【肝硬変への道】
Blackstone Melrot'01（Napa）
飲んだことのないワインばかり。ジンファンデル
にしようかと思ったが、最初はやはりメルロー。
それはそうとAstorのワイン屋でムートンロート
シルトの2000が360ドルだったけど安い?
買ってもどうせ置いとくだけのムダ遣い…。
午前中から会議で、午後に土屋アンナさんの収録。
ストレートで偽りのない性格に人気の秘密がある。
やっぱり人の目を見て話ができる人はいいすよね。
とはいえシャイで目をそらしがちという人がダメ
というワケじゃないけど、一期一会の仕事ですから。
収録の合間に、畠山記念館を訪ねる。
白金の住宅街の真ん中に、こんな場所が…。
という意外性もさる事ながら、数奇者の世界の深さ
にただただ圧倒される。
夕刻から大井競馬でワールドエミネンスの出走。
ダービーと両睨みで相手を見て自己条件の若竹賞
にまわったわけだが、心地よい入れ込みが気合いに
つながり、厳しい競馬で2000mの初距離を2着に
粘ったのは収穫があった。スタンド2階若駒で、
旧知の競馬好きと観戦。トゥインクルは楽しい。
【エセアスリートの日課】
バイク 25km
妻がモルジブへ2週間の出張に旅立った。
楽園での仕事かと思いきや、リゾートに泊まる
のではなく、行政島のホテルに泊まるとか。
かの国は小さな島ごとに役割があって、行政島は
人口密度が高くて、楽園とはほど遠いそうだ。
そりゃそうだろうなぁ。だからといって農業だけ
やっている島もあるとは知りませんでした。
【エセアスリートの日課】
スイム 1200m
バイク 32km
ラン 4km
ここのところ体がなまった感じが続く。ランと
バイクが復活しつつあるので、思い切って
スイムのトレーニング。久々にダッシュも交え
息が上がるほどに追ってみた。それにしても
北島選手と一緒のスイミングスクールに参加
という野望は、残念ながらスケジュールと場所
の関係からは難しいかもしれない。仕事の
シフトが変わって、クイックターンをマスター
してからじゃないとちょっと…。
【肝硬変への道】
Les Pagodes De Cos'99（サンテステフ）
しばらく飲まないうちにすっかりマイルドに…。
買ったときは3本5000円だったけど、今は?
戦前の予想通り、アサクサデンエンが勝利。
今年のG1では武、福永、安勝以外が初勝利。
それはよかったのだが、スイープトウショウはどうよ。
考えてみれば牡馬とのキャリアも前走一番人気も
ありといえばありだけど、傾向からすればやっぱり
買えないところが荒れる安田記念たるゆえん。
三連単では1着、3着、4着、5着で、単勝のみ。
【エセアスリートの日課】
ラン 5km
【肝硬変への道】
Les Pagodes de Cos'99（サンテステフ）
コスデストゥルーネルのセカンド。ブランドですが、
最近象さんのデザインじゃないのね。
リーダーシップをとっていたフランスの国民投票につぎ、
オランダがEU統合にNIETを表明した。もともとそんなに
簡単な道のりではないと思っていたが、議論を尽くす
成熟された社会だけに、今後もいくつかの波乱が待ち
受けているに違いない。これを見るにつけ、子供の喧嘩
みたいなことが行われている現状では、アジアの
共同体などというのは、妄想にも等しい遠い道のりだ。
とても残念なことではあるけれど…。
どうもアメリカの馬の脚元がモヤモヤするようだ。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
スイム 1000m
【肝硬変への道】
鳳凰美田 辛口吟醸火入れ「剱」
山田と五百万石（茨城）
常温で飲むのがいいと勧められる。
六本木ヒルズ49Fでカビラさんの受賞パーティ。
17年にわたる番組だけに、200人以上の人が集合。
まだ自分がAMの夜帯の番組をやっていた頃に、
リスナーとして聴いていた時代を思い出し、感慨深い。
ある意味「遅すぎるくらいの受賞」だったかも…。
初期のプロデューサーやスタッフの苦労には敬意を
払いたいと思いつつ、お葬式ではなくて、こうした
お祝いの席でいろいろな人に会うのは楽しいものだ。
ここのところずっと無茶苦茶な生活を送っていたが
快眠のために、身体に鞭打つことにした。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
ラン 4.5km
【肝硬変への道】
Ch.Beaumonte'00（メドック）
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