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July 2005

ポケベルが鳴らなくて

表題は往年の国武万理の一発ヒット。というより
秋元康さん門下の、遠藤察男センセ(仕事仲間で、
昼間大井開催の友)脚本で裕木奈江のドラマの
タイトルと主題歌。今年の春とうとう40年にわたる
サービス(pagerってそんな歴史があったのね)に
ピリオドを打つという事に驚いていたのだが…。
先週の地震で、都庁近くの災害対策住宅に住んでいた
職員が「いざ西新宿」と登庁しなかった問題で、
いきなり私の琴線に触れてしまったのです。
石原都知事は記者会見で大層おかんむりでしたが、
あのね、今どき緊急連絡網が「ポケベル」って…。
もちろんあれだけの揺れがあって、登庁しなかった
当直の職員は弁明の余地なし。しかしとても旧式な
インフラにまかせているから、「鳴らなかった」という
言い逃れが出てくる訳です。だいたい技術は進化し
おまけに安くなっていっているのですよ。だから民は
企業努力と共にコストダウンを迫られているのです。
地震のデータを一斉に送られてサーバーがオーバー
フローしたシステム同様、ポケベルが緊急連絡網
という「高コスト体質」の方に都民の生活を脅かす
問題があるんじゃないですか。マスコミ各社も職員
だけを叩かずに、「ポケベル」にも注目すべし。
たぶんここ数年で何度も鳴ったことない前世紀の
遺物に月額いくら払っているのか。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km
スイム 1400m
世界水泳を見てイメトレ十分で臨んだせいか、
リズムがいいとコーチに褒められご満悦。

【肝硬変への道】
Martin Ray Merlot'99(ソノマ)
バリックが効いた、いかにものカリフォルニア。
T-ボーンステーキが食べたい。

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セレブじゃなくてセヴレ

長谷川理恵さんをインタビュー。最近サーフィンに
はまっているとか。それがとば口でハワイに話が飛び
なんといっても食事はT-ボーンに限るとの発言。
野菜ソムリエでマラソンランナーというプロフィール
だけに、もう少しストイックな人かと思ったら、本人
曰く「ゆるーいんですー」。手玉に取られました。で、
前から気になっていた初台のC'est vrai 39,42に行く。
1年くらい前にオープニング・パーティをやっているを
自転車で通りすがりに見て以来、うまくタイミングが
あわないというか、外観や内装の敷居が高いわけ
でもないのに、どんな店なのか類推が全くつかず、
パスしていたところに、一念発起した次第。というか
メニューが外においてあるのに初めて気がついた。
3200円のプリフィックスはアミューズと前菜に
メイン、デザートという構成。サーモン・マリネを頼み
やっぱり別のビーフのサラダに…と変えたところ、
アミューズをマリネにしてくれたのが好感度大。
メインの羊肉のローストは骨つきも交えたたっぷり
したニンニクソースで、満足度も高い。喫茶店を
改装したという贅沢とも、無駄が多いともいえる
スペースの店内が、高級なレストランの雰囲気を
そいでいるし、グルマンの満足度もごくごく普通の
フレンチのメニューだけに、過大な期待は禁物。
あっ、勝負デートには決して向きませんから…。
そしてちょっと塩が効いていなくてぼやけていたが
まじめにしっかりと作られた料理は、派手さがなくても
ボクのように夜中に食べ損ねたりする時には
重宝しそう。22時30分ラストオーダーは嬉しい。
ちなみにワインの値付けもリーズナブルだった。

【エセアスリートの日課】
バイク 35km

【肝硬変への道】
Greymanのスパークリング
La Bichette '02 Cote de Luberonの赤
プロヴァンスらしい味わいだけど冷やした方が

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ニッポン放送とライブドア

午前中から代々木のオリンピック青少年センターで
ひと泳ぎ。日差しが強い中で泳ぐとなぜか小学生の
頃の夏休みプール開放を思い出す。その後事務所に
移動途中に非通知コール。留守電を聞いて見たら、
元ボスのニッポン放送亀淵相談役からでびっくり。
その後の電話がライブドアから(ホリエモンから
じゃなくて残念)の電話だったのには二度びっくり。
そしてその案件がキャンセルになって、三度めの
びっくりは苦笑。さーて誰がトクをしたのでしょうか。
夕方に車がガソリン臭くて著しく燃費が下がった
こともあり東伏見のフィアットランチアメンバーズクラブ
というイタ車の駆け込み寺に持っていく。
帰りに西荻窪でよさげな串揚げ屋「ハル」を発見し
入ってみたものの、思い描いていた関西風とは違い
カックンルンバ。あるブログではよく書かれているが、
カウンターだけの店なのでつい油断して関西風と
思ってしまったのは、こちらのミス。串揚げに上品は
いらない。「にいちゃんソースの二度漬けは堪忍や」
というノリの安かろう美味かろうを求めた私がバカ
でした。いや「ハル」は普通に美味しいんですけど、
新橋のガード下に猛烈に行きたくなった。

【エセアスリートの日課】
スイム 1600m
バイク 35km

【肝硬変への道】
Ch. Au Vignoble '01(ボルドー)
コンクールの金メダル。オードブルとジビエ、チーズに
合わせろと書いてある。

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CMを審査する

某所で民間放送のCMの審査会。
たくさんのCMを矢継ぎ早に見たり聴いたりして、
点数化していくのだが、これも不思議なもので
それなりの散らばりがちゃんと出るし、複数の
審査員のばらつきも、なぜか極端には出ない。
その昔ホリプロのタレントスカウトキャラバンの
第一次予選の審査員をした時に、ワンフレーズ
歌を唄うだけの女のコを数百人と見て、マイクの
前に立つとオーラを発する女のコが稀にいる
という事実に感動したが、それを思い出した。
でも終わったらぐったりと疲れました。

【エセアスリートの日課】
バイク 25km

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関東人は台風に弱い!?

関東の人間は直接上陸の免疫があまりないためか、
台風がどれくらいの大きさかをあまり把握していない
ような気がする。台風には雨台風、風台風、そして
両方のものすごいヤツの3種類があり、時期や進路、
いかに太平洋上で暖かい湿気を吸い込んだかや、
中心気圧の推移でパターンが読めるものだ。
過去に上陸して西日本を中心に甚大な被害を
もたらした台風の上陸前のパターンを幼少期に学習
した人間にとっては、前線が台風の進路にあるような
そして本土が涼しい時は、大したことがないのが普通。
レーダーでの雨の分布が北に集中していたことも含め
大きいが弱い風台風で、東にそれていくと判断した。
怖いのは残暑に、毎日熱帯夜と30度半ばが続く時に
ゆっくりゆっくりと日本に向かい、上陸直前まで徐々に
中心気圧を上げてくる850ヘクトパスカル以下の
大型台風。こいつはやばい。ちなみに今回の7号は
バンヤン(香港の木の名前)で、次の8号が日本の
名前の番で「わし(座)」らしいっす。

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地震とパソコン

東京都の震度計システムが処理能力を超えたそうだ。
今回の地震では、この程度なのにどうして、
という疑問がいろいろとあった。列車の運行再開は
都営線が20分だったのにメトロは最大4時間。
これは盲点で、テレビに次々と運休が映し出される中
事務所から新宿に行く人は足止めを食ったのだが、
都営線だけが動いていて、動いている電車のテロップ
が流れないために誰も気づかなかったというもの。
でも復旧が早いのは本当に安全なのか。止まった
エレベーターが数万台。ウチのビルは89年ぐらいに
建っているので、システムはどうなのかが微妙だ。
それにしても1台のサーバーで天気も降水量も震度も
一緒に処理して、14カ所の観測データが99カ所に
増えても8年前のシステムを増強していないというのは
いかがなものかしらん。8年も持つシステムって一体
どんなものなのかしらんねぇ。パソコンではとても
考えられないのだけれど…。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km

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新馬戦はアテにならない

リードザウェイのデビューがやってきた。期待度B
くらいだったのだけれど、アグネスタキオン産駒
ということもあって、新聞の前評判が高く、調教も
積んでいたことから、やたらと人気がかぶる。
自分の馬でなければ、絶対はずす単勝2倍の
「かぶり過ぎの一番人気」だけに思い切ってケン。
スタートダッシュがつかないから、マイルにした
というだけあって案の定出遅れ。直線にはいって
大外から抜け出すかと思いきや、フラフラして
マジメに走らず。勝ち馬は最後方からほぼ一緒に
あがって差し切っているだけに、クラシック級の器
でないことは露呈する。でも馬体はいいからケガ
せずにじっくりと成長して欲しいものだ。
勝ち馬のマイネサンサンは関屋記念を差し切った
スプライトパッサーの娘。夏の新潟に似あう血統だ。

【肝硬変への道】

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新馬戦前夜

2歳の先鋒、アグネスタキオン産駒のリードザウェイ
がいよいよデビューすることになった。4頭の持ち馬の
中で仕上がり早やしそうな牝馬で買ったのだが、
新聞の評価は結構重い印がズラリとついている。
馬券的には美味しくないじゃないですか、それは…。
タキオンは馬券でも大勝負に応えてくれたゲンの
いい馬で、ディープインパクト並みの評価をしていた
だけに、どうしても産駒が欲しかったのだが、
なんぼのものだかが、明日わかるだけに期待と
不安が入り交じる。二日酔いを蹴散らすには泳ぐに
限るのだけれども、起きられずに事務所でダラダラ
仕事。地震にはびっくりしたが、倉庫のブツが落ちた
くらいで助かった。

【肝硬変への道】
Le Volte'02(トスカーナ)
ボルゲリのオルネライアのセカンド。このビンテージ
はここ2〜3年より確実に上で、おいしい。でも、
ユーロ高で値段も上で、CPが下がり気味。

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久々サルキッチン

東中野のフレンチの穴場サルキッチンに赴く。
検索してもなかなか出てこない店だけれど、
夏の定番、赤ピーマンのムースとトマトのコンソメは
相変わらずのおいしさ。鯒も羊も鴨も絶妙で、
なおかつワインが安いからたまらない。ビオワイン
というのは、志の高さと味にハンデをつけないと
いけないというそれまでの概念を覆す品揃え。
その後の二次会でお邪魔したK氏宅でも日本の
志の高いワインなどを飲み、山月記のようにすっかり
虎に変身。気がついたら最初のワインしかメモして
いなかった。こりゃ二日酔いだわ。

【エセアスリートの日課】
バイク 10km
スイム 1600m

【肝硬変への道】
Touraine La Saulas'01(ロワールの白)
酸化防止剤なしのビオ。いなたい風味と、置いて
おくうちに茶色へと変色する面白さが絶妙。

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ジンジンジンギスカン

東京にジンギスカン屋が急増している。ラム肉が体に
いいというテレビ番組がきっかけとはいえ、ビジネスに
なるかどうかは別の話で、ブーム後の処理も大変だ
とは思うが、最近のびっくりは西麻布のVAL'S BARが
改装してLamb Junkyというジンギスカン屋に
なった事だ。VAL'S BARは20年以上前の西麻布を
象徴する、Tommy's Houseや、Red Shoesなどの
骨っぽい遊び場とは一線を画した店。カフェバー
ブームに乗って出来たナンパな店だが、ブームが
去っても人が去らずに、プールバーにもワインバー
にもダーツバーにもぶれず営業し続けていた店だが、
最近は何だかもうもうと七輪からの煙が上がる、
変な雰囲気だと思いきや、急に改装しはじめて
先週だか今週にジンギスカン・カフェ(何じゃそれ)
として営業開始した模様。うまい話には乗っても、
損する前に手仕舞いできない性格だけに、今更の
この転身はびくびくものなのだが、北海道や新橋の
倍の値段を出す人は奇特だなあと思う次第。
そういえばモツ鍋ブームもありましたねぇ。
スープカレーは来なかったのにねぇ…。
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【エセアスリートの日課】
バイク 25km

【肝硬変への道】
天宝一 大吟生々 アル添(広島)

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パウエル情報希望

パウエル元国務長官が来日し、小泉首相と会談した。
クールビズだからネクタイを外そうか、という行動に、
「ノーノー」という小泉さん。朝日新聞の朝刊4面だ。
記事を見ると、その後イラク情勢から、競馬、大リーグ
まで幅広く意見交換とあるが、この競馬って何?
多分シーザリオのことだと思うが、政治部の記者が
知らないのか、小泉首相が知らないのか、他紙でも
ネットでも情報は皆無。やはりパウエル氏が上手と
思わせる一幕だったと思うが、どなたか真相をご存知
という方はいらっしゃらないものか。
昼食で「キ多おか」(キは七が三つ)。関西の割烹を
貫く和食のコースは陸蓮根とろろ、西瓜トマト、冬瓜
フォアグラ茶巾、近江牛と万願寺唐芥子、そして
デザートの茄子甲州漬けなどクリエイティブ。でいて
ハモの焼き霜とか、目刺しと釜での炊き立てご飯
などなどオーソドックスな関西料理も忘れない。
大満足の昼下がりを青山墓地で満喫。でも外人墓地
が無縁化し、料金滞納で都営だけに立ち退き問題が
勃発している事実も知る。
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【エセアスリートの日課】
バイク 30km

【肝硬変への道】
Ch.De Bontefol'03
ボルドーの銅賞。銅賞らしい味わい。

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代官山で泳ぐ

「サーフィンライフ」の編集長にインタビュー。ロング
ボードをしきりとすすめられ、ショートでテイクオフ
できずにあきらめた四半世紀前のトラウマを振り払う
時がやって来たのか。だいたいちょっと前はビデオ
だってメロコア中心で、若者のワイルドなスポーツ
という感じだったけれど、ジャック・ジョンソンあたりが
きっかけでゆるい感じが前面に出てきて、六本木の
陸サーファーみたいなオヤジが出現するのだろうか。
だから水に入りたくなったわけではないけれども、
代官山アドレスに渋谷区のスポーツプラザのプール
があるのは前から知っていたが、初めて行ってみる。
25mの6コースくらいで、夕方だったにもかかわらず、
すいていた。杉並区の高井戸区民プールあたりだと、
周回コースで25m泳げない程混雑していたりするし、
だいたいバケツ1杯500円程度の塩素をぶちまけて
(中学の水泳部時代の記憶ですが)ありそうなほど
塩素臭いのだが、ここはいい感じ。なんといっても、
アドレスができたのはまだ5年前だもの、相当新しい。
渋谷区在勤のため大手をふって利用するのだが、
中幡小学校の温水プールもなかなかよいし、何より
泳ぐ人のレベルがまちまちでも、ちゃんと秩序が
保たれている程度の混雑はエセアスリートにとって
ありがたい。とはいえこの時期はオリンピック記念
青少年総合センタープールが夏のプールらしい。
ホントに渋谷駅中心の半径5kmはプールが多くて
ありがたいです。

【エセアスリートの日課】
スイム 2000m
バイク 10km

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バッとしない3連休中日

北九州記念は昨日からメイショウカイドウで鉄板、
相手はツルマルヨカニセの小倉巧者コンビ一点
と叫んでいたものの、20kgマイナスにビビり、
馬単の裏を本線に、馬連押さえ作戦に出る。
当たりは当たりだがホントにパッとしない。
世の中は「海の日」がかかる3連休だが、毎週末
仕事がある身としては、普通の仕事の日々。
とはいえ夜が異様に暑く、起きると疲労困憊。
冷房が効きすぎの場所と、暑い場所との出入り、
自転車移動、パソコンを凝視しての作業など、
そっちの方が疲れる。事務所に戻る前は、サッと
ドライブして湘南辺りまでイベントのロケハンに
いくつもりが、土休日の回数券の期限の関係で
電車で帰宅すると、ランニングの元気も残って
いなかった。ってもう夏バテっていうことですか?
土休日の回数券は14枚。最近は時差回数券を
土休日にも利用できることになり、使い切るのに
苦労する。我が家は私と猫以外全員が「学割」
ときたもんだ。
【エセアスリートの日課】
バイク 10km

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新潟は難しそう

新潟競馬がスタート。芝内回りは逃げ残りで、外回りが
差し追い込みで決まる、などというデータによる馬券
作戦は全く役に立たず。2年前に土日の遠征で4人が
ほぼ全レース買うも、全敗2人、1勝1人、2勝1人で
回収率一桁パーセントという惨敗のときを思い出す。
3連単100万馬券も飛び出し、予想は困難を極める。
福島の貯金をすぐにも使い果たしそうな勢いだ。
原稿書きと打ち合わせの一日。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km
スイム 1500m

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飲食店水曜定休の真相

もろもろ打ち合わせを経て、夜にラルテミス。
DMで水曜日定休に変更するとあったので、それを
尋ねると、築地が月に2回休みということもあって
結構水曜定休は業界でもポビュラーなのだとか。
週末はもちろん、週アタマは気合いを入れるために
外食するというパターンから一番だれる週中なのか
と思いきや、築地との関連だったのですねぇ。
穴子のフリットのフロマージュブラン・ディップ、
定番の野菜たっぷりサラダでまさに満腹亭。金曜と
いうこともあってとても賑わっていた。めでたし。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km
ラン 3km

【肝硬変への道】
Mas Carlot'03(ラングドック)
シラーとグルナッシュのミックスがあとをひく

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八重洲口に新店

植竹シェフのカノビアーノが八重洲口に新店を出す
というので、オープニング・パーティに行ってみた。
それはそれは沢山の人で賑わい、雑誌ライター系の
おねえさん以外は、自分も含め何してるのかさっぱり
わからない人ばかり。マッキー牧元氏、カニリカ氏と
あいさつし、泉麻人氏を遠目に発見するが、シェフに
おめでとうを言って、ブーブクリコとランソンの泡と
フィンガーフードの類いを少しいただき早々に退散。
地下がライブスペースで、ウェディングもできる
いわばクイーンアリスの迎賓館のようだが、やっぱり
代官山でガラス越しに植竹さんの動きを見るのが
一番なんだけれども。ふらりと行けない店はやはり
足が遠のいてしまいますです。自分のライフスタイル
にははまらない店であることは確か。でも植竹さんは
あいかわらず腰が低くて、にこやかだし、料理だって
味が落ちるわけではないだろうが…。
その前に新橋のガード下にできた「くし家」という
関西風の串揚げ屋に行ってみた。大阪駅ガード下
「松葉」などの雰囲気と値段のの立ち食い串揚げは
東京ではめったになく、高円寺に似た店があったが
本場の1本100円が中心の価格帯とはかけ離れて
二度と行くまいと誓った記憶がある。夕方のハッピー
アワーは生ビールと串3本で500円。串を3本追加
したところで840円ですぜ。ここはハマリそう。

【エセアスリートの日課】
バイク 25km

【肝硬変への道】
天宝一(広島)大吟醸生々
「せめ」という一番搾りの反対の最後の部分だそう。

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オオイにうれし(番外編)

表題は私の日刊スポーツの大井競馬欄のコラム。
で、大井競馬に行く人には常に枠単を勧めている。
当たりやすく、時には馬単よりも配当が高い。
そんなことで中央にはないこの馬券においしい思いを
したことも少なくないのだが、今日は久々に飛び込み
自殺をやらかしてしまった。といってもG1のジャパン
ダートダービーで買い目は事前から決まっていて、
岡林厩舎の2頭を中心にJRAのカネヒキリをはずした
枠へ流すというもの。競馬場に駆け込んでパドックで
気配をチェック。しかし悲劇は断然一番人気の
カネヒキリが岡林厩舎のメイプルエイトと同枠に
入った事に始まっていた。自分の中では都合よく
カネヒキリをすっとばした人気薄の枠単ボックスが
でき上がっている。よし完ぺき。しかもカネヒキリ
が飛んだら相当な馬券になりそうだと思った瞬間、
現地集合の大井仲間、赤川氏が「一応枠の55と
66も、今押さえで買っちゃいました」とのたまう。
私の枠単流し作戦は、人気薄を軸に成立する。
でも55はさておき、66はありうる、でも買い足しは
来たためしがないと、自らを慰めたところがスタート。
レースはカネヒキリが圧勝、でメイプルエイトの2着
で枠連枠単は両方とも66だったのだ。
検量室前で常連取材陣の面々とあいさつをしつつ、
日刊競馬の小山内さんと「カネひっきりなしに入る」
というクールなだじゃれを交え、砂を噛むような思い。
山野センセに「ボンネビルレコードが3着なら、我々の
ワールドエミネンスもひとあわ吹かせられたかも」と
話しかけると、「アグネスジェダイの逃げを見ても、
アグネスワールド産駒はここでは無理」ときっぱり。
流石は血統評論家。というよりその近くにいた鈴木
淑子さんともどもケンタッキーのブリーダーズカップ
スプリントに行き「やはりアグネスワールドは同じ
1200でもタフなアメリカ馬場は長いのですね」と
8着の敗因を馬場に求めて話したのはつい先日。
なのに2000mの本気の勝負じゃねぇ…。
ハードディスクで自分に都合のいいデータを拾おう
としたときに、ブレーキをかける人工知能ソフトが
早急に開発され、実用化される事を切望する。
どうすかソニーコンピュータエンタテインメントさん。

【エセアスリートの日課】
バイク 15キロ

【肝硬変への道】
Ch. Saint-Martin'03(ボルドー)
ワインコンクール銀賞。フルーツの香りと余韻が○

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レストランは進化する

ご近所フレンチのラルテミスねたでコメントがついた
ところで、無性に食べたくなり、最近とんとご無沙汰の
ラミ・ドュ・ヴァン・エノのランチ。事務所の引っ越しと
ほぼ同時に開店したからもう7年にもなるが、あまりに
近すぎるとかえって足が遠のくのだろうか。それに、
オープン時のワインバー・タイムが、2年ほどで
なくなってからというもの、何となく足が遠のいて、
2年に一度というペースになっていた。カウンターは
ガラスで仕切られ、厨房の様子は見えるけれど、
逆に調理の匂いはなくなって、それはそれでOK。
しかし驚いたのは、2415円という値段でのランチの
手の込んだ皿のあれこれだった。以前は1500円で
それなりの内容。気軽に来れる分、それ以上を
求めるのも気が引ける程度だったが、今回の内容は
この値段でそれでいいの、と思わせるグレード。
前菜と主菜が選べて、前菜は活け穴子とマッシュ
ルームのムースをかためたものと、細かい夏野菜の
ゼリー仕立てを、スプーンですくってかけるもの。
コクと酸味のかけあわせが効いている。そしてメイン
は羊のタンのローストだっだのだが、ソースも野菜の
つけあわせもフレンチの醍醐味がたっぷり。
デザートもアールグレイのクレームブリュレと、
ショウガのソルベなどの盛り合わせ。まあ最近では
ディナーだって3000円代のプリフィックスで、
十分楽しめるのだが、ランチのこの価格帯は、エア
ポケットだったのかも知れない。実際に1500円の
ランチをやめるのは勝負だったようで、それいらい
わざわざ食べに来る人も増えたとか。
やっぱりちゃんとフレンチをランチで食べたいという時
1000円では満足できるものは難しいものね。
またまた休肝日にあたり、かなり残念。
以前ムール貝の輸入食材関係者が絶賛していた
東京屈指のジビエを食しに行かなければならないと
決意を新たにする。当然自分も進化しなければ…。

【エセアスリートの日課】
バイク 10km

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ここのところエリス・レジーナ

ブラジルの歌姫、エリス・レジーナをFM PORTの
MUSIC DIRECTOR
で特集。好きにくっちゃべって
2時間番組の収録があっという間に終わる。
ブラジルのMPB界を60年代から牽引してきた
生きていれば今年還暦の才能を、20代の自分は
見抜けなくて、40過ぎてから騒いでちゃ遅い。
とはいえ知らずには、死んでも死に切れない…。

【エセアスリートの日課】
バイク 10km

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3頭だしは2×6=12?

ここのところ出走が大井に集中していたが、3歳未勝利
でようやくデビューのマニフィカート。1年のご無沙汰の
フォーカルポイントが函館の巴賞。そして大井ナイターの
ワールドエミネンスが次々と走ることになった。
結果からいうと、出遅れて追い込み6着、泥んこ馬場に
末脚を封殺され12着、そしてしぶとく逃げてチョイ差し
されて2着、と「万歳〜、なしよ」。フォーカルポイントは
秘かに期待していたものの、プラス22kgだしね。まあ
無事にまわってきたからよしとしましょう。

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podcasting stationあれこれ

【ラジオデイズ】
ココログがinter fm等と提携してpod castを開始した。
私はパソコン通信時代からの忠実なクライアントだから
ココログにしているが、なんら便宜をはかってもらった
事はないし、このサイトにしても人気に仕立てあげる
ためのヤラセも必要ないので、苦言を呈する。
今のココログ上ではmp3を貼って、そのままポッド
キャスティングはできても、i-tunesの4.9で、ここから
ダウンロードできない。それってpodなの?

じゃ意味ないじゃん。

サンフランシスコでpodcast専門FM局が出来たという
ニュースが1ヶ月ほど前に、ネットニュースで流れたが、
アメリカのトークラジオの本質を知らない無知な日本の
IT系人間の都合の良い解釈で、画期的な放送局に
仕立てられてしまった。トークラジオとはリスナーが
電話で参加するフォーマットで、ほとんどがディベート
という名のリスナー同士のけんかを垂れ流すもの
といっても過言ではない。渦中のKCYCは単独では
リンクも貼れない弱小局でバイアコム傘下である
インフィニティグルーブのひとつ。
ニュースにすることで株価対策とするくらいのものだが、
バカ正直に日本のITメディアが反応してしまった。
要するに電話で意見を言うリスナーのかわりに、
ポッドキャスティングをやっている人の音声を使うよ
というだけのことで、24時間の番組を細分化して
podcastingされるわけでもなんでもないのである。
もちろんすぐに解決されるだろうが、i-tunesの4.9で
internationalでのJapaneseのポッドキャストに
これしかないのとがっかりした人は多いはずだ。
でも仙台に住む在日フランス人は面白いけどね。

【エセアスリートの日課】
バイク 35km
ラン 5km

【肝硬変への道】
七冠馬の簸上酒造の田村社長に会う。
その心は7月7日の7冠馬。

一番人気 純吟(島根)
玉鋼 大吟醸 10年古酒(島根)
5年冷蔵で置いて、あとはそのままらしい。
吟香がすごいのに邪魔にならない味わい。
Ch. Dames De Gombeau'01(ボルドー)
軽めの辛口。ゴンボはアフリカの仏語では
オクラのことを指すらしいが、これはゴンボー。

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音大は出たけれど

毎朝のカビラさんが金子奈緒ちゃんに変わり少し早出。
とはいえ毎度の事ながらバタバタして本番中は息も
つかせぬ出来事となる。ゲストのIT以外の若手女性
社長の渡辺さんの会社は、ユニーク。
音大を出てもツブシが効かないし、仕事がないという
世間の常識を覆しそうな可能性を感じる。i-podに
曲がどんどん蓄積される今こそ、リーズナブルに
生演奏が聴きたいものだ。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km
スイム 1600m

【肝硬変への道】
La Commanderie Des Hugons'01(ボルドー)
メルロー中心のフランスのいかにも安いワイン。
でもビストロでこってりしたステーキとフリットには
これがいちばん合いそうだなぁ。肉が食いたい。

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やっと東麻布のフレンチに

会議が終わったところでランチで東麻布La Lune
水曜日定休のため、なかなかタイミングが合わなかった
のだが、ようやくの訪問となった。もともと事務所の側の
フレンチ「ラルテミス」から聞いていたのだが、ここの永田
シェフと、ラルテミスの内田シェフが知り合いとか。
(内田じゃなくて、中田シェフです。コメントありがとう)
夏らしい涼やかな工夫は、有機野菜を中心とした例えば、
トマトの濃縮シャーベットや、冷製のスープなどで彩られ、
とはいえしっかりした野菜の味と、塩がちゃんと効いた
コチや白金豚などが堪能できた。季節が変ったら今度は
ちゃんとディナーで行きたい店だ。休肝日だったし…。

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シーザリオ強し

オークス前にあまり強くないといっていたシーザリオが
アメリカンオークスを楽勝。レース後のコメントでは
強引と思える3コーナーでのまくりも、馬なりだった
ということ。相馬眼がないことがバレちまいました。
しかしJRAのトップページでちゃんと見られるのはいい。

【ラジオデイズ】
ギャラクシーラジオ部門月評会。
岡田准一のインタビュー番組の評価が高かった。
ジャニーズ・ジュニア出身ではないV6のメンバーだが
知性派の努力が、ここにきて実って人気が急上昇。
しかしビジュアルだけでなく、トークにも深みがあり
聞きごたえのある質問内容は、構成が準備していた
としても、凡百のラジオ出演者よりも咀嚼している。
彼のことを知らない女性委員をもすっかり虜にして
しまった。韓国映画スターには出来ない芸当だ。

【エセアスリートの日課】
スイム 1200m
ラン 4km

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政党政治

都議会議員選挙は天気が悪く涼しいのに投票率最悪。
公明党が全員当選というのが全てを物語る。下町では
トップ当選。都下では推薦のみという頭脳戦を制した形。
元独裁渋谷区長が選管委員長とは知りませんでした。
君が代を歌わない事を恫喝した民主議員が楽々と当選
して、戦時中に弾圧された創価学会が、靖国問題では
蚊帳の外なのだが、それは靖国礼賛の石原都知事に
貸しを作っているのか。こういうねじれの構造は、
投票率の低さゆえ。要するに民主党も公明党も所詮は
自民党なのだ。これだけ都民税を納めていて、半数が
棄権とはまったく東京都民も大したことがない。
共産党のそこそこ維持は政党政治の限界を示すもの。
生活者ネットワークの当選陣営の万歳が、女性ばかりで
違和感があったのは、それはそれでどうしたものか。
いずれにせよ、別に好きじゃなかったが旧社会党は
本当に死んだ。正義の味方は東京には存在しない…。
真の無党派の青島さんには本当に期待したんですが
「残念」な結果ではこれもまた仕方ないかもねえ。

【肝硬変への道】
東北泉 雄町純米吟醸 +2 (山形)
高橋良吉移籍後のいわば産駒

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