オオイにうれし(番外編)
表題は私の日刊スポーツの大井競馬欄のコラム。
で、大井競馬に行く人には常に枠単を勧めている。
当たりやすく、時には馬単よりも配当が高い。
そんなことで中央にはないこの馬券においしい思いを
したことも少なくないのだが、今日は久々に飛び込み
自殺をやらかしてしまった。といってもG1のジャパン
ダートダービーで買い目は事前から決まっていて、
岡林厩舎の2頭を中心にJRAのカネヒキリをはずした
枠へ流すというもの。競馬場に駆け込んでパドックで
気配をチェック。しかし悲劇は断然一番人気の
カネヒキリが岡林厩舎のメイプルエイトと同枠に
入った事に始まっていた。自分の中では都合よく
カネヒキリをすっとばした人気薄の枠単ボックスが
でき上がっている。よし完ぺき。しかもカネヒキリ
が飛んだら相当な馬券になりそうだと思った瞬間、
現地集合の大井仲間、赤川氏が「一応枠の55と
66も、今押さえで買っちゃいました」とのたまう。
私の枠単流し作戦は、人気薄を軸に成立する。
でも55はさておき、66はありうる、でも買い足しは
来たためしがないと、自らを慰めたところがスタート。
レースはカネヒキリが圧勝、でメイプルエイトの2着
で枠連枠単は両方とも66だったのだ。
検量室前で常連取材陣の面々とあいさつをしつつ、
日刊競馬の小山内さんと「カネひっきりなしに入る」
というクールなだじゃれを交え、砂を噛むような思い。
山野センセに「ボンネビルレコードが3着なら、我々の
ワールドエミネンスもひとあわ吹かせられたかも」と
話しかけると、「アグネスジェダイの逃げを見ても、
アグネスワールド産駒はここでは無理」ときっぱり。
流石は血統評論家。というよりその近くにいた鈴木
淑子さんともどもケンタッキーのブリーダーズカップ
スプリントに行き「やはりアグネスワールドは同じ
1200でもタフなアメリカ馬場は長いのですね」と
8着の敗因を馬場に求めて話したのはつい先日。
なのに2000mの本気の勝負じゃねぇ…。
ハードディスクで自分に都合のいいデータを拾おう
としたときに、ブレーキをかける人工知能ソフトが
早急に開発され、実用化される事を切望する。
どうすかソニーコンピュータエンタテインメントさん。
【エセアスリートの日課】
バイク 15キロ
【肝硬変への道】
Ch. Saint-Martin'03(ボルドー)
ワインコンクール銀賞。フルーツの香りと余韻が○
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