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コミックソングが今エモい

【ラジオデイズ】
まりちゃんズ改め「藤岡藤巻」のライヴに行く。
去年から約一年ぶりだが、確実に進化している。
10年以上前のTokyo Beautiful Salaryman
当時はイマイチ楽曲のパワーが感じられなかったが、
チョイ悪も含めた「オヤジブーム」という波なのか、
「熟年離婚」における高視聴率などのF3M3世代が
脚光を浴びているのか、ペーソスが香る等身大の
芸風が、いよいよ時代にマッチしてきた。やはり何か
ひとつをやり続けていると、30年という大きな周期で
ぐるりと一周するのだろうか。前回ライヴより知人の
ギョーカイ人の数が倍増。「入江さん、好きそうだ
もんね」ってあなた、当然じゃないですか。個人的に
「牛乳サランラップ海苔」という、買ってきて欲しい
アイテムをメールで用件のみ妻が送ってくるという
歌に感動。ウチは「あわれなウチの猫に猫缶買って
きて」でよかったと胸をなで下ろすが、歌詞では
「昔はもっと丁寧だった。最初の頃は絵文字も
ついていた」とあるからには、そのうち「猫缶」だけに
ならない保証はどこにもない。
先日聞いた元ウシャコダの藤井康一氏がやっている
チャンポンダマンボ」も相当面白い。
長崎でちょっとした話題になっているそうだ。
やっぱりコミックソングは演奏が上手くないとダメ。
そして思いつきだけでもダメ。ベテランの匠でないと
味は出せないのだと思いつつも、ひたひたとブームが
来ているような気がする。そしてこうした歌は、ラジオ
がヒット曲へと育てるのである。

【エセアスリートの日課】
スイム 1300m

【肝硬変への道】
太平山 月に雁 純吟 58% 美山錦(秋田)
獺祭 純吟50%(山口)
やっぱりこれくらいの磨きすぎない方がいい

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Comments

まりちゃんズ
懐かしい響きとともに
驚きをもって藤岡さんの名前を目にしました
藤岡孝彰氏、わが大森四中の先輩です
五歳も年齢が離れているのに、なぜ
接点があるかというと、サマースクールで
授業の講師を務めておられて私は生徒だった
のです。十代の私に多大な影響を与えてくれた人
でもあります。まりちゃんズデビュー前からの
知己ということにもなります。
当時の藤岡先輩は吉田拓郎に傾倒されて
おられて、見た目も、まんま。ご自分では
JEFFと名乗られておりました。

久しく消息を聞かなかったので、この業界に
おられた事を驚きをもって知った次第です
貴重な情報ありがとうございました。

吉田雅彦

Posted by: えっ先輩なの | February 11, 2006 09:49 PM

うわー。奇遇ですね。基本的に今でも違った意味で吉田拓郎に傾倒されています。ステージでも「離婚しようよ」という熟年離婚をテーマにした替え歌を披露されていました。ということは藤巻さんも同級生ですから先輩ということになりますね。今度藤岡さんに会ったらJEFFと呼んでみます。

Posted by: 入江たのし | February 12, 2006 05:26 PM

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