猛吹雪の中の忍者レストラン
トライベッカにある日本食テーマレストランNINJA。
後からわかった事で、赤坂にも同じ店があるが
New York店の方が、全体的に値段が安いのは
何とも不思議だ。アジア通貨危機で超円高の時に
1ドル80円で、荻窪本店よりもNYCの「本むら庵」
の方が安かったというのとは、ワケが違う。
季節のスペシャルメニューの「くの一」という
セットにするが、まず前菜の「冷奴」が面白い。
ブランマンジェスタイルの豆腐もどきの中に、
オマール海老が入っているというものだが、
これは赤坂店でも食べられるよう。鮭の西京焼き、
山葵醤油ソースのステーキの肉もちゃんとサシが
入っていて、聞くとこっちに輸入された山口の
ブランドである三島牛を使っているとか。米国産
コーベビーフは知っていたが、三島牛がねぇ。
きのうも一昨日も肉を食べたのに、結局また肉。
おまかせニギリのあとのデザートがレアチーズ
ケーキで作った白い蛙とか、盆栽とかで面白い。
店に入るのに、真っ暗な迷路を忍者コスチューム
の店員が案内したり、呪文を唱えると扉が
倒れてきて道が出来たり。韓国人ウェイターの
「山吹」嬢は「くの一」で、テーブルに着くと必ず
人さし指を立てて「御免」と言うし。デザートの
メニューの紙切れに火をつけて忍術で消すし、
テーブルマジックはあるし。プリンセスハートの
会社がやっているのかと一瞬思ったけれども、
値段も高いだけあって、もう少しディテールに
凝っていて、外国人のご接待に適していると
思った。何より「黒龍」の大吟醸があった。
ニンニンと、いやシンシンと雪は降る
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 「煮こみやなりた」で最後の晩餐(2018.12.20)
- アメリカ村がまた熱い!(2018.02.02)
- はりまや橋近くの日本酒バー(2012.12.09)
- 新たなるスタートは、最初の一歩の地で(2011.07.13)
- 日本におけるアメリカン料理(2010.12.10)
Comments