« 再び渡米 | Main | 安藤美姫とスヌーピー »

変なガイジンを考える

朝早く目が覚めて、やたらと天気が良くて気晴らしで
スカッとしたくなって、近くの公営ゴルフ場に行く。
いつもアメリカ人の中にまじって一人でゴルフをすると
バラバラに来て一緒になったパーティでよくファースト
ネームですぐ呼べるなあ、と思うのだ。Good shot,
Bill! Great putt, Marsha! でも一緒だったマーシャ
おばさんは、自分のショットのあとにも「最高じゃない、
マーシャ」といっていたけど…。初対面なのに語尾で
呼び捨てもできず、何を言っているかわかるのは、
Billおじさんの「そんなにレディスティーから飛ばすなら
白いティーでもオーバードライブされちゃうよ」とか、
Ingaおばさんの「結果オーライ。スコアに書いたら
同じよ」くらいなので、ぶつぶつ言っている独り言など
てんでわからない。一通りの「東京は〜」みたいな事
で盛り上がるが、あまり気の利いたことは言えず。
でも日本のゴルフ場には2つグリーンがあると言う話
だけは、外国人の誰に話してもものすごくウケる。
スコアは47+50=97で、まずまず。

【ラジオデイズ】
日本では「変なガイジン」というジャンルが存在する
と毎日放送の往年の洋楽番組「ラングラー・
ジーンズ・ビルボード」の「元祖変なガイジン」がいう。
彼曰く、わざと難しい日本語を使ったり、流行の
女のコの言葉を使うと、日本人は喜ぶし、それが
仕事にもなるのだと。なるほどねぇー、それは日本が
ガイジンに弱いからで、外国でそれはないよ。逆に
ボクがそんなこと言っても誰も面白がらないでしょ、
だから「変なガイジン」は日本の甘いところなのよ。
それに同じアジアンだと、「ガイジン」にもならないし。
と話してレストランを出たところにビルボードが…。
「愉快な日本人の女性コンビ、Ami,Yumi」
そうかPuffyは「変なガイジン」だったんだ。猛省。

【エセアスリートの日課】
プールとジャクジーがあれば、風呂に入るも同然。
スイム 800m

【肝硬変への道】
BV Coastal Zinfandel'02(ナパ)

|

« 再び渡米 | Main | 安藤美姫とスヌーピー »

旅行・地域」カテゴリの記事

ラジオ」カテゴリの記事

Comments

見知らぬ同士でいきなりファーストネームというのはいかにもアメリカ的ですね。非米国人と話していると「あれは不思議だ」という話に時々なります。

ちなみにパリで開催されているある国際会議では、会議中はお互いをファーストネームで呼ぶというしきたりがある(会議を和やかに進行させるためらしいです)にも関わらず、一歩議場からでると苗字でしか呼び合わない、という奇妙な光景がみられます。

そうしたまどろっこしいことなしに、あったとたん10年の知己のように名前で呼び合うアメリカ的習慣というのは、少しうらやましいような気もします。

Posted by: participant | February 26, 2006 01:41 PM

確かにそれはそれでうらやましいんですよね。
それにちょっと仕事で仲よくなった人に、家でごちそうするからと言われ、お宅にお邪魔して奥様の手料理と、バスルームからベッドルームまでの家の中のツアー。そんなに仲よくなったから、と思って気を許していると、意外と仕事上のささいなところで、理路整然とすれちがい、それ以来音信不通なんてこともある。で、あれは何だったんだろうと思う事もあります。そんな切り捨て方も含めて、折り合いをつけて、コミュニティを作っていく、というのがアメリカらしいところなんでしょうね。

Posted by: 入江たのし | February 28, 2006 01:33 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 変なガイジンを考える:

« 再び渡米 | Main | 安藤美姫とスヌーピー »