ホンダはDJより車よりリストランテ
事務所近くの「Ristorante Honda」。1年半前から変って
今の店になっていたのは知っていたのだが、ちょうど通り道に
あたらない微妙な場所。雑誌などで見て、行かねば行かねばと
思いつつ、時が過ぎゆくままになっていた。ランチだが、この
界隈は価格協定があるかと思うほど、2000円台に抑えられて
いる。春野菜のテリーヌのアンティパストはタルタル風と
アンチョビの2種類のソース、真鯛のポワレ(説明はポワレで
サービスはソテーと言っていたが、焼いたままで煮込んでない
状態だったのでポワレかと思われる)で五穀米の付け合わせが
メイン。いろいろベリーのマスカルポーネ・ムースは炭酸ガス
が仕込まれていて、食感がパチパチ。メレンゲや、はちみつの
ジュレもアクセントが効いたドルチェであった。店にあった
料理本で経歴を確認すると、本多シェフは渋谷の「トゥーリオ」
にその昔バブル期にいたとか。ご接待で行って「ペンネ・
ゴルゴンゾーラ」を、感激しながら食べたのを思い出す。
自分で払ったわけじゃないからわからないが、あの時代の、
一皿分の値段で、進化したシェフの腕による今日のランチが
楽しめるとは、本当にいい時代になったと言わざるを得ない。
昔はよかったなんて決して思わないのである。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
Terlaner Sauvignion(アルト=アディジェ)
スッキリとした軽快な白ワインは花見にもよさそう
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