エビスグランドボウルが建物老朽化のため、34年の歴史を
閉じると聞き、これは行かねば、と午前中から乗り込む。
1979年の春、東京に住みはじめたボクは、マイボウルと
共にバン1台で引っ越し、その途中にこのボウリング場で
投げることにした。というのも駐車場に車を入れっぱなしに
しても、うるさく言われなさそうで、駐車料金を浮かせる
ためである。何ゲームやったが忘れたが、隣で練習して
いたのが、西城正明プロ。そこでいきなり「アマチュアに
してはフォームもきれいだね」と声をかけられ、当時の
奥さんだった、故須田開代子さんのボウリングサークルに
勧誘されたのだった。都内各所のボウリング場で毎月開催
され、西城プロの姉妹も含めた、演歌系芸能人も集まる、
アマチュアボウラーたちとの交流戦だったのだが、中でも
一番スコアがよかったのが、多分恵比寿である。反対に
いつも成績が悪いのが芝ボウルであった。そのせいかどうか
4ゲームで189+193+176+190。200upはないが
有終の美にふさわしい、コンスタントなスコアに満足。
件の駐車場に車を入れたまま、ランチを筑紫楼で食して、
ゆっくり戻ってきても大丈夫な、おおらかさが、東京から
ひとつまた消えてしまうのは寂しいものだ。
【肝硬変への道】
九頭龍(石川)
まだ寒くて燗酒が急に飲みたくなる
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赤坂で収録の立ち合いがあり、通過途中に以前あった、
「レチュード」がなくなって、店が変っているのを発見。
Salle Crimatizee(エアコン付き)というフランスならでは
の表記に魅かれて、新しい店の「アリ・バブ」に寄ってみる。
魚介類がたっぷりのメリメロサラダとコーヒーで950円。
カレーなんかは750円でお得。何といってもコーヒーに
小さなカヌレがついているのはうれしい。ある銀座の店で、
小指の先ほどの2粒のクッキーをメニューに書いている、
という話を聞いたが、こういうものはオマケなのだから…。
でもオマケがメインで大人買い、という食玩みたいなことは
ないのもまた事実。24時ラストオーダーはいいのだけれど、
わざわざ夜に行くのにはちょっと半端な場所かもしれない。
CANTINEという酒場食堂として、近くの人が気軽に来るという
のはありだけれど、それ以外にも誘惑の多い土地柄だけに、
困った時のランチぐらいだろうか。帰りに乃木坂方面に抜け、
未開拓の面白そうな店をいっぱい発見して、その思いを
さらに強くする。近くに欲しい店である。
青山墓地の桜トンネルはまさに満開だった
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井の頭通り沿いの、古賀政男記念館の向かいにある「老四川
飄香(ピャオシャン)」にようやく行く。最近とみにあちこち
で取り上げられているが、タベアルキストのマッキー牧元さん
に教えていただいたのが、はや半年近く前。一応通勤で通る
場所なので、何度かトライするが、一度も入れず、ええいっと
ばかりにランチに入る。\1000で2種類のうち「新玉葱と豚肉の
四川風いため」にする。前菜3種盛りもちゃんとして特に、
スープが上湯!安くてうまいとは聞いていたが、こりゃ凄い。
白金豚とかイベリコ豚とか素材がどうこうというのが今の
風潮だが、三枚肉の四川風味なら関係ないから安く上がる。
量もしっかりあって、これじゃ夜にいきなり行こうが、予約を
しようが、ハードルが高いのはやむを得ないと納得。ランチで
2400円とか4000円の昼コースが2人からなのだが、
わざわざ2人で都心から行くのもなんだし、代々木上原で
昼時に仕事がないものかなぁ。
【エセアスリートの日課】
バイク 25km
【肝硬変への道】
Rosso di Tavola Il Poggione(トスカーナ)
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事務所近くの「Ristorante Honda」。1年半前から変って
今の店になっていたのは知っていたのだが、ちょうど通り道に
あたらない微妙な場所。雑誌などで見て、行かねば行かねばと
思いつつ、時が過ぎゆくままになっていた。ランチだが、この
界隈は価格協定があるかと思うほど、2000円台に抑えられて
いる。春野菜のテリーヌのアンティパストはタルタル風と
アンチョビの2種類のソース、真鯛のポワレ(説明はポワレで
サービスはソテーと言っていたが、焼いたままで煮込んでない
状態だったのでポワレかと思われる)で五穀米の付け合わせが
メイン。いろいろベリーのマスカルポーネ・ムースは炭酸ガス
が仕込まれていて、食感がパチパチ。メレンゲや、はちみつの
ジュレもアクセントが効いたドルチェであった。店にあった
料理本で経歴を確認すると、本多シェフは渋谷の「トゥーリオ」
にその昔バブル期にいたとか。ご接待で行って「ペンネ・
ゴルゴンゾーラ」を、感激しながら食べたのを思い出す。
自分で払ったわけじゃないからわからないが、あの時代の、
一皿分の値段で、進化したシェフの腕による今日のランチが
楽しめるとは、本当にいい時代になったと言わざるを得ない。
昔はよかったなんて決して思わないのである。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
Terlaner Sauvignion(アルト=アディジェ)
スッキリとした軽快な白ワインは花見にもよさそう
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【ラジオデイズ】
中学生当時はじめてオールナイトニッポンのパーソナリティ
だった亀淵昭信氏にリスナーとして会った時に「番組はいつ
聴いても面白いです」と感想を言ったところ、「自分では
失敗したと思う事も多いんだよ」と言われて、そんなものかと
思ったのだが、今になって逆の立場になると、その言葉は
とても身にしみる。
たまたま紹介され名刺交換をした人が、いきなりテンションが
上がり「聴いてました」とひとこと。「J-waveの番組ですか」
と質問したところ、「中学時代にオールナイトニッポンで」
との返答に赤面もの。なにしろ実質はADの分際なのに、番組
ディレクターとして、よせばいいのにでしゃばっていたもの
だから始末が悪い。ギャラクシー賞は選ぶばかりで、選ばれた
ことは一度もないのが自慢だが、とにかく思い返すたびに
穴があったら入りたい番組を、よろこんで聴いていて下さった
方々にいろんな場面で会うのは、うれしはずかしなのである。
でも本当に恥ずかしいのは、神妙に打ち合わせや仕事の話を
したあとの別れ際に「番組を聴いてました」と言われる事。
まいっちゃうよなぁ、これだけは。
【エセアスリートの日課】
スイム 2000m
バイク 15km
【肝硬変への道】
Rauzan-Segla ‘99(マルゴー)
いわずとしれた、シャネルが手がけるボルドー。
一本筋の通った味わいが、ラルテミスの中田シェフが焼く
羊の鞍下肉にしみる。この値段でいいの、と思ったのだが
やっぱり最後の一本だった。同伴者の「月明かりセット」が
いつもの自分のポーションよりゴージャスな気がしたのは
気のせいですよね。
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【零細馬主で馬券下手】
bay fmの番組主催の競馬教室で中山競馬場。馬券の買い方
レクチャーなどを交えてリスナーのみなさんとの交流だが、
全く競馬がはじめてという人々も半数ほどいて、ビギナーズ
ラックも多々あったりして盛り上がる。何度かこうした
イベントに立ち合ってみたものの、自分が最初に買った馬券は
全く思い出せないのだ。場外でまだ窓口が枠番別で特券が
存在した時代であることは間違いないが、予想もそこそこに
新聞の印だけでなんとなく買っていたから覚えていないのだ。
今年になってから馬券は不調で、高松宮記念も実力上位の
ラインクラフトを侮ったところで大失敗。妙に新聞の印に
逆らわないで、ちゃんと純粋に予想しないと、新聞の印を見て
買った方が当たるのでは、と思い知らされる日曜日である。
競馬が終ってから、地元を仕切っている方々と木下街道の
「柳寿司」。コース料理で付きだし数品と寿司なのだが、
「柳巻き」という太巻きがとろける旨さ。ここのところ、
アメリカンな「ロールもの」か、普通の鉄火巻きばかり
だったので、久々に仕事がなされた巻物を食して感激。
何でも船橋産の海苔を使っているとかがポイントらしく、
確かに「丸山」等の寿司海苔とは一風変った歯ごたえ。
地場のおいしいものはあまり外に出ない一例だろうか。
食後に西瓜が出てきたのにも驚いた。船橋法典から
競馬場と反対方向に徒歩8分なのだが、今回は車
だったので酒が飲めずに残念だった。
【肝硬変への道】
Le Volte ‘02(トスカーナ)
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変だと思っていた法律のPSE法に関しては、なしくずしに
中古品の扱いが猶予される事になったようだ。一度決めた
事だからと意固地になっているとしか思えないが、もう一度
私の見解を明らかにすると、古い規格で作られたものを
売買できなくする、というのは、ありえない話だ。
安全基準が義務づけられる前の旧車(これは排ガス規制に
よる触媒、シートベルトなしなど)、高反発ゴルフクラブ等々
どんな世界でもルール改正は行われるが、それ以前の適合品
が売買できない、使用できないという事はないし、リスクも
含めて納得ずくで購入するわけである。4月1日から何が
何でも施行するという事態が回避されたのはよかったが、
今後の対応もしっかり見ていかないといけない。
思い返すと完了が反対を押しきって強引にスタートした、
「ゆとり教育」の方も、ちゃんとその行く末に注目して
おかないと、なしくずしというより、とんでもないことに
なるかも知れない。
【零細馬主で馬券下手】
午後にオベリスクライトを管理する中村護調教師から電話。
今日左前脚に跛行が見られたのでレントゲンを撮影した
ところ、剥離骨折の診断が下された。せっかく上昇気流に
乗りかけたところだったのに、本当に残念だがしかし、
「これもまた競馬」である。
気を取り直して高松宮記念の予想。
今日土曜日の芝コースの時計の早さを見る限り、
持ち時計のない馬はパスしたい。1番人気の不振
というジンクスもあるが、シンボリグランはバッサリ。
何が来てもいいように馬単BOXで、マイネル
アルビオン、ネイティヴハート、カネツテンビー、
シーイズトウショウ、ゴールデンキャストの5頭で
20点なら元は取れるはず。間違っても全通り
三連単を買ってはいけない。それほど荒れは
しないだろう。
【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
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下北沢の「Grand Cru」。ここはベージュ東京の総支配人
渋谷さんがプロデュースしたという小体な隠れ家の
ワインレストラン。麻布台の「Le Cep」に続く第2弾だが
カウンターで、夜遅く一人で食べられるというのがいい。
22時すぎの訪問で、ウズラのサラダとホワイトアスパラを
つまみにグラスワインを妻と白赤3杯飲む。程よい塩気と
しっかりとした味の料理で、パンもオリーブオイルで食べる
スタイルでついついワインも食も進んでしまう。よくある
夜に食べたんだか食べてないんだかの、小腹がすいた状態で
訪れるにはぴったりの店だ。地元の常連らしき人々もいて、
落ち着いた雰囲気で、食後に駅前の喧騒に出会ってから
「ああ、ここは下北沢だったんだ」と思うであろう。
個人的には芝居の後でもいけるこんな店はとてもうれしい。
ちゃんとお値段も下北価格だった。
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【零細馬主で馬券下手】
オベリスクライトの3戦目。叩き3戦目とはよくいったもので
好スタートからハナに立ち、息が入らない流れでも直線で
後続を突き放しにかかるが、ゴール前で長くいい脚を使った
一番人気のデビュー馬に差されて惜しい2着。勝てたと思い
ウィナーズサークルに歩きはじめたのに、残念至極。今季初の
新装ダイヤモンドターンでグループ観戦をするが、その後は
さっぱり馬券が当たらず。やはり初ナイターは荒れるのか。
ダイヤモンドターンは、見た目はすこし内装が落ち着いた
雰囲気に変った程度だが、メインディッシュが選べた以前の
スタイルから、基本のバイキング以外に、6Rの確定後から
毎レース後にミニステーキやら、チキンライスやらの、特別
メニューを取りに行くように変更されていた。忙しいメイン
レース前後は結局食べられず、特に遅く到着した人には
ちょっと不利なシステムではあるまいか。今日はメインに
ワールドエミネンスの出走で、馬券にからまぬ4着だった
だけに、すごすごと家路についた。
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3月14日の記者会見後に経済産業省で動きがあり、適用除外対象
の電気楽器のヴィンテージは1989年を境にしてそれ以前の
ものを指定するようだ。しかし中古楽器の指定除外を一律に
求める前回の主張は受け入れられず、新たに「家電製品一般
について中古品の指定除外を訴える」という趣旨で記者会見が
行なわれた。今回は坂本龍一氏が出席し「音楽家達が騒いだ
ので、楽器を除外すれば済む、という意図がミエミエ」と
痛烈にその対応を批判。人によって価値観の違うヴィンテージ
に対する線引きについて、松武秀樹氏に経産省から相談が
寄せられ、それを不可能と断った経緯が明かされた。そこで
あくまで2001年以前に製造されたPSEマークのついていない
全ての中古、新古の電気製品(音楽家にとって録音機材など
もあてはまるが)について、販売時もしくは出荷時の安全規格
等に準拠していれば、中古品流通についてのPSE法規制除外
を要望し、23日午後に経済産業省に申し入れる事を発表。
中古品リサイクル業者は、小規模業者が多く、この活動には
個人として賛同の声が寄せられているにすぎないが、
「これをきっかけにムーブメントがおきる事を期待する」
という東儀秀樹氏のコメントもあった。
アメリカのシンセサイザー関連サイトをつぶさに調査して、
1989年をヴィンテージとそうでないものの区切りとする
ことにしたというが、全く意味不明です。
会見はプロデューサーの椎名和夫氏の「出席している
メンバー5人でバンドを結成します」とのジョークで終了。
会見する坂本龍一氏
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【零細馬主で馬券下手】
繁殖牝馬のターンオフザライトに牡馬が誕生した。
とはいえ今年は牧場が所有する順番なので、それが収入に
直結するわけではないが、牝馬、牝馬、空胎、牡馬、牡馬
(死産)、牡馬ときたわけで、次はそろそろ牝馬の番か、
それともまた牡馬なのか。種付け料をケチると、えてして
牡馬が生まれたりしそうだし、何ともはや悩ましい限り。
そんな中、頼みの綱のフォーカルポイントが右前脚のウラ
に皮膚炎発症。以前バイキンが入ったところでもあり、
腱を痛めたところでもあるだけに、ダービー卿に向けての
臨戦態勢から、一息入れる事になったようだ。
なかなかうまい事いかないもんですね。
【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
【肝硬変への道】
Rosso di Tavola Il Poggione(トスカーナ)
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WBCのチームジャパンの優勝は、まさに向こう30年勝てない
と思っていたキューバを下してのものだけに、感慨深い。
勝てば官軍とはいえ、松井の不参加にはじまり、運営のドタ
バタ、審判問題、タナボタ進出、いろいろな要素があっての
決勝戦は、まさに総力戦で、勝ちたい気持ちや決定力という
サッカーの日本代表に足りない、といわれるものを見たような
気がする。以前マーティ・キーナート氏が野球は格闘技であり
ファンはディフェンスを見るものだ、と言っていた。ホーム
ベース上のクロスプレーなど、格闘技の要素は前からわかって
いたが、リードしていてもハラハラする決勝の緊張感は、
今回はじめて味わった気がする。お金で集まったチームには
ないガチンコの野球。そして日本だけで記憶に残る長嶋監督
ではなく、世界に記録が残る王監督だったことも大きかった。
イチローが興奮していたように、寄り合い所帯からスタート
した結束力がパワーになるのは、かつてない経験だろう。
野球の面白さを改めて知ったし、五輪で正式競技かはずれる
とはいえ、世界の野球人口を拡大するきっかけになれば、
問題だらけといわれるWBCの意義は大きい。
【零細馬主で馬券下手】
大井の23日に集中しての出走。
2Rはオベリスクライトで今回は9頭立て、
追い切りは天候不順を見越して土曜日に行なわれ、
52.9-38.8で併走一杯とのこと。そろそろ叩き
3戦目ですからきっかけをつかんで欲しいところ。
10Rにはワールドエミネンスは2番枠をひいた。
今回も的場騎手で、ハナに立ってマイペースで
いければ、このメンバーでは実力上位のはず。
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浜田山の三井グラウンドが売却されマンションになることで、
反対運動がくりひろげられたが、今度は富士見ケ丘の
「NHKグラウンド」も閉鎖される事になったようだ。
かなり広い敷地だがはっきりいって利用率はそれほど
高くなく、今のNHKのお家事情では無駄との批判が出ても
おかしくはない。古くから住む地元の人によると、ここには
何とその昔馬場があったとのことで、乗馬用の厩舎も併設
されていたらしい。地元民だけが使えるプールがなくなった
のが数年前。今ではサッカー場と野球場などが中心、
桜は見事なのに、それも今年で見納めだろう。
それにしても杉並区の屈指の広さを誇る2つの広域避難場所
がなくなるのは、かなり深刻な問題であるが、こればかりは
このご時世に代替地をたてるわけにもいかないだろうから、
災害時のリスクマネージメントも自己責任ということに
なるのであろうか。
【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
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紀伊国屋ホールで「ハゲレット」。近藤芳正さんを見に行った
ようなものなのだが、あまりにもはまり役で、シェークスピア
は彼をイメージして書いたのか、と思うくらいのものだった。
鈴木聡氏の脚色は原作をねじ曲げる事もなく、わかりやすく
苦悩の主人公を描いており、もし高校生くらいにこの劇を
見ていたら、人生が変っただろうなぁ、と思う。
シェークスピアを前見たのはいつだったか忘れたが、
小田島雄志監修/翻訳として、対談までしているのを読むと
稚拙なお笑いで喜劇に仕立てたものとは一線を画している。
もちろん、難解なアカデミックで眠くなる世界とは無縁だ。
それにしてもハムレットはデンマーク王子だった。やっぱし。
【零細馬主で馬券下手】
3月19日日曜日は2頭だし。中山ではダート1800mの
未勝利戦でディスパーロ。デビュー戦のリベンジだが、
ブリンカーかチークピーシズでどれくらい変わり身を見せるか。
ちょっと半信半疑。中京での芝1800mの未勝利にようやく
帰厩してきたスタークロス。仕上がりもよさそうなのでここは
一気に勝ちきって欲しいものである。
【エセアスリートの日課】
バイク 10km
【肝硬変への道】
〆張鶴金ラベル
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会議後に番組スタッフに誘われたが、先約の妻とのランチで
六本木のCafé Daisyに行く。ルイス・ポールセンがいっぱい
ぶら下がった面白い店、との殺し文句に興味津々だったが、
看板に偽りはなく、東京で唯一のデンマーク料理店であり、
照明だけでなく、カール・ハンセンの椅子やロイヤル・
コペンハーゲンのお皿などを使っている、ショールーム的な
カフェだった。北欧の定番のマリネや薫製は、量が若干もの
足りないとはいえ、期待通りだったし、なにしろパンが旨い。
ちょっと奥まったところにあるのだが、お客さんもスタッフも
デンマーク人と思しき人多数で賑わう、不思議な店だ。
カール・ハンセンの本物のショールームは事務所の近くで、
先日行ったし、最近気になるのはDALIのスピーカーなのだが
いずれもデンマークの製品。呼ばれているのだろうか。
【肝硬変への道】
Ch Angelique de Monbousquet '97(サンテミリオン)
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海外競馬の師と仰ぐ平尾圭吾氏のお誘いを受けて、六本木の
アスミックエースで「夢駆ける馬ドリーマー」の試写会。
5月末公開ということで、まだまだこれからの段階だが、
後藤浩輝騎手も来場していた。彼がフロリダに海外武者修行
に行ったのはかれこれ10年前のこと。「アメリカには乗りに
行きたいんですが、ビザの問題もありますし。でも映画見たら
きっと行きたくなるだろうなぁ」などと開映前にしばし話す。
映画は骨折の長期休養明けからセリーナズソングを破った、
マライヤズストームにインスパイアされたと思われる話で、
有能だが預託馬がいない調教師が、勢いで引き取った骨折した
馬を軸に、バラバラになった家族と共に再生していくという
ストーリー。「シービスケット」のような実話に基づいた
競馬映画ではなく、家族愛がテーマなのだが、「馬を持つ夢」
という部分では共通するものがある。最低人気でブリーダーズ
クラシックを勝つというクライマックスは、まさに2002年の
アーリントンでのVolponiそのものだが、その馬券を見事に
的中させた平尾氏と一緒に見たせいか、そこよりも涙が流れる
ポイントは違うところにあった。そしておじいさん役だったのが
クリス・クリストファソン。「スター誕生」に比べるとずいぶん
好々爺になっていたが、10年ほど前にUAのアメリカ国内線で
隣に座った事がある。皮のパンツに香水のちょいワルオヤジ
だったが、乗っている間中気がつかず、二言三言の言葉を
交わす程度。別の同行者に「クリス・クリストファソンが隣で
すごいねぇ」と言われてはじめて気がついた次第だった。
終ってから遅い夕食を家族と共にボン・ムッシュで。今年初の
白アスパラ、豚のソテー、魚介のスープなどをたっぷり。
ランチばっかり行ってるけど、夜ははじめてなのであった。
【零細馬主で馬券下手】
フォーカルポイントは4月2日のダービー卿チャレンジに
向かうようである。一応前走を勝利に導いてくれた後藤騎手に
勝手に騎乗を依頼しておいた。
【エセアスリートの日課】
バイク 25km
【肝硬変への道】
Domaine de Cassan’03(コートデュローヌ)
しっかりとした赤。ビストロではこういうのがいい。
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【ラジオデイズ】
カビラさんの番組後、放送批評懇談会のシンポジウムに参加。
放送のデジタル化について、だいたい知っている技術的な説明
と何ができるのか、という中味だったのだが、番組がどう変る
のか、それに視聴者がどう反応するのかは、やはりはじまって
みないとわからない、鋭意検討中というのが結論である。
だから通信側からの新規参入があったにせよ、番組=
コンテンツという考え方でいる限り、絶対に失敗する。
特にラジオ放送はストリーミングであって、パッケージでは
ないからで、番組自体をコンテンツにするためには、途方も
ない制作費と時間がなければ不可能である。毎回の同録を
ストックしたい、という番組が今の時代にどれくらいあるのか。
というより、それは相当なフリークでしかないだろう。
聴取率の高い番組や人気パーソナリティをコンテンツと呼ぶ
事は間違いではないが、「売れるもの」として中味を知らず
映画や音楽ライブなどと同類のコンテンツとしてすり替え
てしまうのにはどう考えても無理がある。通信は流通業で
あるから、量販の考えを捨てて、カリスマ店員による選択で
優位性を競う時代が来たのではないだろうか。あふれる情報
を整理するための検索はデジタル化で大きく前進する。
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急に降って沸いたような「電気用品安全法」の施行。これに
音楽業界の人間が、特にシンセサイザーを使うミュージシャン
を中心に中古品の適用除外を求めた、署名運動が起こった。
そして今朝ヴィンテージは除外するという発表があり、それを
受けての記者会見に出席する。法案自体が成立したのは、
ずいぶん前で、よくわからないうちに去年の11月に中古品に
適用し売買を中止するというところ。そして何がヴィンテージ
で、何がそうでないかの線引きがあいまいなこと。これが
今回の最も不可解な問題点ではあるまいか。ヴィンテージの
除外は、坂本龍一氏をはじめとする著名人が旗振り役をした
事でメディアが取り上げた事への、ドロナワ的な逃げでしか
なく、それでは白物家電はどうなるのか、等の不透明な部分は
まだまだぬぐい去れない。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
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【ラジオデイズ】
放送批評懇談会のラジオ部会。そこで話に出たのが「他人を
見下す若者たち」という、名古屋大学の速水敏彦教授の本。
ラジオの聴取率をあげるために、そしてすそ野を広げるために
欠かせない「次世代のリスナーの開拓」を語るために、欠かせ
ない調査に基づいた分析が満載である。許認可の関係でラジオ
局の数が少ないことから、総合編成でどこも似たような内容に
なりがちで、多様化する若者の生き方には受け容れられない、
という議論はよくなされる。この本を読むと全く違う次元で、
日本の若者とメディアの関係が変っていることに気づくのだ。
「近頃の若い連中は…」というよりも、「日本人がなんか変だ」
と思う事が多い昨今、この国の将来を漠然と憂いている場合
ではない。小泉政権で世の中が変ったというよりも、ブームを
生んだ背景にある、若者が主役の日本の社会のあり方を根本的
に考え直して、戦略を立てないとはじまらない。結論を
いうならば、ほのぼのとしたいい人が集まるラジオならではの
コミュニティは、団塊ジュニア以降の世代には通用しない。
【エセアスリートの日課】
バイク 25km
【肝硬変への道】
Pergole Torte’97(トスカーナ)
あーあ。飲んじゃった。
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いろいろあって、本格的なチャリ通を中断したからなのか、
デローザくんの変速の調子がどうも悪かった。でも坂道で
ギアが突然抜けるのはディレイラーの調整ではすまないだ
ろうと、「なるしまフレンド」に持っていく。早いもので、
買ってからすでに2年。たいして乗っていないにもかかわらず、
走行距離は6000kmになるので「カセット交換ですかねえ」
との診断。スプロケットを新調。歯を見てもよくわからない
のだけれど、よく使う真ん中当たりがやっぱり減っている
との事。全てのギアをバランスよく使うのは難しいのでやむを
得ないのだが、あまり使っていないギアも多いので予備として
キープすることにした。自分はあまり前輪のギアを使わないが
メッセンジャーを見ていると、よく使っているみたい。そんな
乗り方ひとつでもコツがあるようだが、ちゃんと勉強もせず、
距離ばかりが伸びている。作業が終った自転車は別物だった。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
スイム 1200m
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イワタニ「カセットフー」アモルフォCB-AMO-2Nを購入する。
鍋のシーズンも終了間際というのに、いやだからこそ安いと
思って、ネットで注文。以前使っていたコンロが壊れたワケ
ではないのだが、そちらはガスコンロのない事務所に置いて
おく事にして、デザインで惚れた逸品を使って早速常夜鍋。
火力の強さは機能重視のものに劣るが、とろ火が美しい。
とにかく弱火でのトロトロ度が従来のコンロの半分位。
一人で杯を傾けつつ、ゆっくりとやるにはちょうどいい。
しかしいい感じになった焼き物の鍋とのマッチングがねぇ。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
〆張鶴金ラベル
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初台の新国立劇場で、オペラ研修生たちの発表会。
とはいえ、それなりに選ばれた人たちが、イタリア人の
指導者の下で研鑽をするだけあって、ステージそのものは
発表会の域を超えていた。もちろんイタリア本場のオペラは
また違うのだろうが、すそ野が広い事が頂点を高める事。
フィギュア・スケートだろうが、きっかけは何であれ、敷居の
高さが低くなる事は喜ばしい。そのためには権威的な存在
の新陳代謝もまた必要であろう。プッチーニの描く青春像
を「つばめ」と「ラ・ボエム」という異なる作品で見られたのは
面白かった。
【肝硬変への道】
Guenoc Zinfandel ‘01
ナパ・ソノマじゃないので、メジャーじゃないけど正直な
作り手。とはいえバリックが目立つところがCAワイン。
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いつのまにか、事務所近くのフレンチL’ami du vin Enoが
春メニューに突入。牡蠣三昧も試さず、ジビエも制覇して
いないのに不満が残りつつ、春野菜のオンパレードに満悦。
オマール海老のサラダは、野菜のダイス切りのザクザク感が
たまらず、メインの羊肉の煮物カレー風味は、牛ほほ肉とは
一味違う肉に対するスタンスを感じる。
それはいいけど、料理を運ばれるなり、全員が携帯で写真を
取っていた隣の女性グループの3人さん。気持ちはわかるん
ですけど、それなりのレディ然とした姿にはふさわしくない
行為だと思いますよ。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
グラスで飲んだ赤白は未チェック
家で豚ロースと水菜のハリハリ鍋を肴に
〆張鶴の金ラベル
贅沢。でも移動をタクシーでしたとすると元取ってます。
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取材で秋葉原の「ダイナミック・オーディオ5555」。
放送業務機材を揃えるスタジオ経営者としては、いわゆる
ハイエンド市場がまた別世界であることを認識していたが、
いつの間にか、CDプレーヤーが100万、アンプが100万、
スピーカーが500万、ケーブルが100万なんていう世界が、
それも知らないブランドで現実に進行しているとは思いも
よらなかった。ちなみに事務所の、自分用のシステムは
某局が移転する時にもらった、でかいモニタースピーカーの
exclusiveに、Macintoshの古いプリアンプとヤマハの
メインアンプ。一昔前の名器である。しかしその10倍以上
の値段のシステムを試聴すると…。
お金を出す価値があると思う人の気持ちはわかる。
つまり今まで聞こえなかった音が聞こえるのだ。
「何か好きな音楽はありますか」と言われて、なんとなく
「フュージョンで例えばFourplay」と言った自分がちょっと
偽マニアでやだ。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
これだけじゃ、神保町の「南海キッチン」のカツカレーを
消費してないです。やばっ。
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ガンガンと泳がされ、距離だけでなく200m個人メドレー
までやらされ、腕が上がらなくなった(四十肩じゃない)
ので、それならばとステーキを喰らいに代々木の新店、
「煮込みや なりた」を襲撃。夜ははじめてなのだが、
とりあえず「明るくなった」「長谷川さんのおかげで、
料理が早く出るようになった」など改善点多し。とはいえ
まだ成田さんがいっぱいいっぱいな感じは抜け切らず。
それでもビストロとは. 19世紀パリでロシア兵が
"БЫСТРО(ヴィストロ=ロシア語「早く」の 意)" と
せかした事が語源らしい、なんていう話が出るところが、
この店の真骨頂だ。ビフテック・エ・フリットはビストロの
基本であります。
【エセアスリートの日課】
スイム 2200m
200個メ 3分47秒
最初のバタフライ50mを50秒で入ったのは大きい。
バイク 15km
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
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【零細馬主で馬券下手】
朝六本木ヒルズでのイベントの立ち会いと挨拶の後、
中山競馬場に向かう。こちらも松本英子さんがパドック
でCD発売イベントを全レース後に行うというもの。
で、今日はディスパーロのデビューだったが、とにかく
パドックでいななくは、ゲートにすんなりと入らないは、
スタートしてからもきょろきょろしていて、子供丸出しで
競馬にならずの9着。2番人気でも、こりゃ買えないよ
という内容だったが、自分の馬を外して勝負する気にも
ならず、記念馬券のみ購入。その後毎度の惜しい馬券
を心地よく外した後、弥生賞は馬連一番人気が単勝
一番人気と変らないほどに、かぶっていたので、迷わず
単勝で勝負。おかげで検量室で口取りに向かうMさん
とガッチリ握手。でもこの土日はアドマイヤ松田武の
トライアングルで重賞連覇。内田博幸もものすごい。
馬格と気合い乗りはよかったんだけどね…
ディスパーロ(伊でシュートの意味)は決められず
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アジアン・フレンチの六本木ハミングバード。
ニューヨークでは、こうしたフュージョンは一般的だが
日本ではどうなのだろう。「ダイニーズ・テーブル」
という先駆者を抜く事が出来ないのか、ジャンルと
しては確立しきれていない気がする。そんな中でも
かなり忠実なというか芯を食ったコンセプトの店だ。
それが証拠に外国人グループが会食していたり、
バータイムの営業があったりで、アジアンリゾート風
の内装とはいえ日本離れした雰囲気。料理自体の
冒険度合いは期待を上回りも下回りもせず。
でもオマール海老の丸ごとロースト 五香粉風味は
印象に残るものだった。外国人で満席で賑わって
いたならば、味も2割り増しだったに違いない。
【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
【肝硬変への道】
Meursault Vieilles Vignes'02(ブルゴーニュ)
Paul Garaudet
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【零細馬主で馬券下手】
馬体重が+3キロなのを知った時に嫌な予感が走る。
なのに単勝人気はなんと2番人気。スタートしてから
すんなり2番手に取り付いて、直線に入ってからは
一旦抜けだしたかと思ったところ、残り100mで
ズルズルと後退して前走同様の7着止まり。レース後
中村調教師との打ち合わせでは、「いい感じだった
んですが、追ってからがさっぱりでしたねえ。化骨が
まだまだの時期なので、壊さないよう仕上げていく
方針ですが、石崎騎手も太いと言っていましたし、
もう少し強めに追ってみます。チークピーシーズを
付けた方がいいというアドバイスもありました。
馬体に問題はないので、連闘になりますが、
19日からの開催で使います。能力はありそうですし、
テンの早さは武器なので、次走に期待したいです」
というコメント。やっぱり馬体重がマイナスじゃないと
だめだったんですねえ。
パドックでの気配は良かったのだが…。
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