電気用品安全法の記者会見(続編)
3月14日の記者会見後に経済産業省で動きがあり、適用除外対象
の電気楽器のヴィンテージは1989年を境にしてそれ以前の
ものを指定するようだ。しかし中古楽器の指定除外を一律に
求める前回の主張は受け入れられず、新たに「家電製品一般
について中古品の指定除外を訴える」という趣旨で記者会見が
行なわれた。今回は坂本龍一氏が出席し「音楽家達が騒いだ
ので、楽器を除外すれば済む、という意図がミエミエ」と
痛烈にその対応を批判。人によって価値観の違うヴィンテージ
に対する線引きについて、松武秀樹氏に経産省から相談が
寄せられ、それを不可能と断った経緯が明かされた。そこで
あくまで2001年以前に製造されたPSEマークのついていない
全ての中古、新古の電気製品(音楽家にとって録音機材など
もあてはまるが)について、販売時もしくは出荷時の安全規格
等に準拠していれば、中古品流通についてのPSE法規制除外
を要望し、23日午後に経済産業省に申し入れる事を発表。
中古品リサイクル業者は、小規模業者が多く、この活動には
個人として賛同の声が寄せられているにすぎないが、
「これをきっかけにムーブメントがおきる事を期待する」
という東儀秀樹氏のコメントもあった。
アメリカのシンセサイザー関連サイトをつぶさに調査して、
1989年をヴィンテージとそうでないものの区切りとする
ことにしたというが、全く意味不明です。
会見はプロデューサーの椎名和夫氏の「出席している
メンバー5人でバンドを結成します」とのジョークで終了。
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