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May 2006

第43回ギャラクシー賞贈賞式

【ラジオデイズ】

第43回ギャラクシー賞贈賞式が行なわれた。今年もラジオ
委員長として、審査講評と大賞発表の大役を仰せつかった
わけだが、去年の大緊張とはうってかわってちゃんと出来た。
天海祐希、長瀬智也などのゲストがあつたこともあるが、
50を越す報道陣が押しかけ、メディアにも大層取り上げられ
華々しい催しになったのは嬉しい限り。とはいえ日常の番組を
大切にして、よりよい放送文化に貢献するという基本を忘れず
制作者に賞を贈るという姿勢は変らないものである。
ラジオ部門の優秀作品はいずれも市井の人々にスポットを
あてたもので、それが原爆小頭症という難病であったり、
歌劇団であったり、いやいや戦争に参加した初年兵だったり、
吉祥寺の「いせや」の主人だったりするわけである。結局
今どきのラジオで、テレビとおんなじ話を聞かされたところで
面白いはずもなく、かといって20年前の菊池桃子や松田聖子
のように、出演するだけでレーティングが稼げる「数字」を
持ったタレントなどそうそういない。だったらラジオは隣に
住んでいる人だけれど、とても面白く元気に生きている人が
とりあげられて、自分も元気になれる、そんなメディアで
あり続けるべきではないだろうか。そんなことでラジオ部門の
大賞となった「伊集院光 日曜の秘密基地」のレーティング
企画は「どこの誰かは知らないけれど、話してみたらスゲー
人スペシャル」という、ラジオの生番組のあるべき姿を示唆
してくれた。もちろんテレビ番組で、ドキュメンタリーに
仕立て上げる事も可能だが、登場したゲストたちのトークは
素人だからゆえの秀逸なものであった。

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ラノベとパソ通

「ラノベ」という言葉をはじめて聞いた時、全くイメージが
できなかったのだが、「ライトノベル」の略称だそうだ。
そのカテゴリーの名付け親でもあるNIFTYのSF&ファンタジー
フォーラムの元SYSOPのインタビュー。簡単にいえば挿し絵
が入っている小説なのだが、現在の隆盛の陰にはNIFTYの
盛り上がりが欠かせなかったようで、改めてその威力を
感じる。mixiのコミュニティにもそれなりのパワーは
あるのだけれども、フォーラム管理者の会議などがあった
統制された社会と、気軽に作る事ができるファンクラブでは
自ずから空気は違うもの。しかしもう今の時代には管理人
などというシステムはなじまないのかも知れない。3月で
終了したパソコン通信を懐かしがってばかりはいられない。

【エセアスリートの日課】
バイク 25km

【肝硬変への道】
Inglenook Cabernet Merlot(CA)
Rodney Strong Zinfandele(CA)

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日本ダービー大的中

【零細馬主で馬券下手】
メイショウサムソンは強かった。中山競馬場でのイベントで
画面でしか見られない状況だったのだが、ちょっと追い出しが
早いかなぁ、と思うくらい長くいい足を使い、並んだら絶対
抜かせないという根性。前のレースでの人気薄の逃げ残りを
目の当たりにして、こりゃアドマイヤメインとの1点かなと
思ったが、そこまでの根性もなく、かといって馬単で6点
だと単勝の方が儲かるかと思い、馬券はがっつり単勝勝負。
やはりダービーを獲るのは気持ちいいが、結果1番人気
ということは、相馬眼がある人が買っていたのか、はたまた
380円のおいしい配当が評価を下げていたのか迷うところ。
もろもろ片付けて永福町の「La Piccola Tavola」でピザを
テイクアウトしようとしたら、先日河口湖にいった同級生の
ファミリーに遭遇。ちょっと耳の厚い生地のナポリピザと
ワインで痛飲した。

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日本ダービー大予想

【零細馬主で馬券下手】
日本ダービーの後の12Rに今年は目黒記念が行なわれる。
第一回のダービーはワカタカが勝ち、開催されたのは目黒に
東京競馬場があった時である。それにちなんで同日開催と
なった、というのはなるほどと思うけれども、競走条件を
再確認して驚いた。「三歳以上のオープン、ハンデ戦」
例年ダービーが終ると競馬界は暦がめくられ、三歳と古馬の
混合戦がスタートするのだが、2400mのダービー当日に
ハンデ戦だとはいえ2500mの古馬G2に挑戦する三歳馬が
いるのかどうか。いや出てきたら相当面白いなあ、とつい
思ってしまった。
さて東京優駿。勝つのはメイショウサムソンで間違いない。
雨がやんだとしても、瞬発力勝負にはならないだろうから、
内枠を引いて、前走同様先行集団の中で、じりじりと伸び
押しきるレースをするに違いない。オペラハウス産駒だけに
距離の壁はありえないし、フロックのように思われて人気が
下がるようであれば、馬券的にはおいしい。ヒモもまた
あまりあっと驚く伏兵馬の台頭は考えられず、アドマイヤの
2頭、フサイチジャンク、トーホウアラン、マルカシェンク
そしてドリームパスポートまで。ジャリスコライトは一頓挫
が響いて、前走からの巻き返しのため2周の調教をせざるを
得なかったと考えて、評価を下げた。馬単6頭で勝負。

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駐車違反は警察出頭におよばず

昼は妻と六本木「ボン・ムッシュ」。いつも別々にランチの
事が多く、夫婦揃ってちゃんとマダムに会うのははじめて。
上海で「交通カードを電子レンジに入れチンすると10元分
残高がアップする」いう噂が流れ、大勢がカードを壊した
という話で盛り上がるが、ウラがどうしても取れず、番組で
採用を見送り。それにしても最近いろいろな人と新しい
道路交通法での駐車違反制度について話をするが、厳しく
なることは知っていても、肝心の点数のことを知らない人
ばかりで、この法改正のPSE法並みの抜け穴がある事を
再認識する。駐車違反が監視員によってあっという間に
摘発される、というのはアメリカでは当たり前の事だが、
「確認標章」という名前のステッカーを車につけられたら、
正直に出頭してはいけない。出頭した場合は駐車違反として
従来通り「反則金の納付書」が渡され、2点もしくは3点が
加算されるが、出頭しないでおくと、使用者に対して
「弁明通知書」と「納付書」が送られてくる。そしてその
「違反放置金」は同額。しかも後者は点数加算されない。
もちろん度重なると、後者の場合でも「使用制限」がかかる
のだが、免停に比べればたいしたことはないし、ゴールド
免許だって継続できる。まさに正直者がバカを見るという
システムなのに、メディアでは新聞が恐る恐る取り上げる
くらいでしかない。もちろん迷惑な駐車もあるのも、重々
承知の上でだが、駐車違反は「一律2点以上減点」という
規則を廃止することの方が先決ではなかろうか。

【エセアスリートの日課】
バイク 10km

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茶色のチーズって

昼は「煮込みや なりた」でタジン。モロッコ風の煮込み鍋。
ラム肉を中心として、トマト、蕪、玉葱、人参がざっくりと
入っていて、三角錐状のフタをする、中近東風のポトフである。
昨日の常磐道帰りの守谷SAで発見した、名物フロマージュ・
ブランなのだが、フランス語をちょっとかじった人であれば
包装を見てすぐに大きな違和感で包まれるであろう。ご丁寧に
店頭の解説に、「フロマージュはチーズ。ブランは白」と
かいてあるが、Fromageはいいとして、Brunって一体…。
一応カタカナで同じ音のBlancというのが白だが、Brunは
茶色である。どうやらこのサービスエリア限定の商品として
全国規模のお土産お菓子専門企業が気合いを入れていると
見受けられるが、すぐに他人の言葉尻を捉えて間違いを矯正
する意地の悪いフランス人に抗議される前に直した方がいい
と思う。それにしてもよく海外で変な日本語がメニューに
なっていたりホームページになっていたりして笑うけれど、
少なくとも商品名、看板、包装とロゴまで決めるならば、
ネイティヴ・チェックはしておかなきゃ。
Fromage_brun
うーむ

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日本離れしたゴルフ場

【エセアスリートの日課】
とあるゴルフコンペで、イーグルポイントゴルフクラブ。
法人向けにバブル期に計画され、バブル崩壊後でもその計画が
頓挫せず、なんとか開場したもののやがて破綻。いわゆる
ヒルズ族とその周辺の10人が買収したゴルフ場である。
メンバーボードのプレートは数十人。六本木ヒルズの常連
として話題に事欠かない人々をはじめとして、有名な漫画家
グラビア写真家など、業界サイドの人々が名を連ねる中、
このブログで頻出する何かと話題の某調教師の名前も…。
コースは国内で体験した中でもトップクラスの面白さ。
開場して7年とは思えない、落ち着いた樹木は、自然を
活かしたレイアウトの賜物で、OBは少なく距離はちゃんと。
バックティーからとはいえ、パーオンはロングの1回のみ。
ハザードが効いていて寄せワン狙いすら一筋縄にはいかず
おまけに風が吹き荒れ、池に3つも入れて56+55=111。
それでも唯一のまぐれ当たりでドラコンを獲得。知りあいの
シングルプレーヤーも大不振で、是非リベンジをという
ことになった。古式蒼然とした格調高いメンバーコース
でもなく、黒字化をめざしてダンピングする買収系外資
でもなく、赤字をオーナーがかぶってでも、クォリティを
キープするという希有なコース。新興ゴルフ場などでは
法外なプレーフィーをとるが、食事込みで16000円で
ビジタープレーなら、バカバカしくて高級パブリック
なんて行っていられない。

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馬に願うこと

【零細馬主で馬券下手】
晴れ。良馬場でのオークスは、やはり波乱の結末であった。
というよりも、3連勝で桜花賞などの既定路線以外からの
カワカミプリンセスが優勝。それだけ群雄割拠というか、
現時点の勢力が拮抗していると言うことだろう。これはまた
牡馬戦線においても同じことが言えるので今週末のダービー
もまた一筋縄にはいかなさそうだ。全レース終了後に府中本町
から南武線に乗って川崎駅経由で、大井競馬に出撃。同じ
道程をたどっているはずの矢野吉彦アナウンサーが仕切る
ばんえい競馬を舞台にした映画」のイベントを見る。
そうそう、キョンキョンばかり取り上げられるが、厩務員の
チン役の出口くんは、三宅さんのSETのメンバーでもある。
ワールドエミネンスは入れ込み気味の好気配ながらも、
出遅れていいところなし。今度は本当に放牧に出るらしい。
帰りの山手線の車内ビジョンで米三冠のふたつめである
プリークネスSの結果が報じられていてびっくりする。
昨日から風邪菌がおなかにきたのか、食欲はあるものの
胃腸の調子が悪いので、さっさと寝る。

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オークス大予想

【零細馬主で馬券下手】
全くもって変な天気なのだが、馬場状態を良馬場想定で予想。
最後のサンデーサイレンス産駒が2頭の牝馬クラシック。
コロコロと人気馬が消えるオークスではあるが、かといって
桜花賞、フローラS、忘れな草賞以外からのステップでは
3着に入った馬は過去10年1頭だけである。そして人気薄
といってもやはり東京の2400mだけにスタミナは必要。
急遽血統論者となってしまうが、ヤマトマリオンに注目。
父は距離延長歓迎のテイエムオペラオー。母はダート馬だが
母の父がアンバーシャダイ。トライアルを勝ってここに来るが
狙い澄ました感じが気にかかる。そしてもう一頭はまたまた
母の父がミナガワマンナというしぶいアサヒライジング。
逃げ粘って穴をあけるとすればこの馬に間違いない。
もちろん桜花賞馬のキストゥヘヴン、2着のアドマイヤキッス
そしてアドマイヤベガ産駒のもう一頭、ブルーメンブラット
あたりは押えるとして、3連単で2頭を軸のマルチで万馬券を
狙うとする。

そして明日は府中から南武線で川崎に出て大井に連チャン。
ワールドエミネンスが出走する。日刊スポーツの担当者相手に
「重い印はつけられないし、かといって軽視もできない困った
馬ですねぇ」と展開頼みのアテにならない愛馬の愚痴をこぼす。
まあそれでも剥離骨折で戦線離脱の2頭に比べれば、好調子で
競馬を使えるだけ無事是名馬。人気薄での好走を期待。

【エセアスリートの日課】
バイク15km

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40年前の赤坂、青山、六本木

【ラジオデイズ】

湯川れい子さんのインタビュー。私にとっては「先生」の
うちの一人で、音楽業界に片足を踏み入れている、そして
喋り手としての、まさに師なのだが、作詞家としての先生に
いろいろと質問をする。日本で創られた外人タレントの
エミー・ジャクソンが、番組アシスタントだったことで
瓢箪から駒で作詞をすることになったデビューの経緯。
立川の米軍住宅でのレコーディング。シャネルズを皮切り
とする本格的に「歌謡曲」の作詞家としての仕事をされた
周辺の人々と、東京の街。都会派で、おしゃれで、そして
アメリカが輝いていた時代の、グッドミュージックの数々。
思わずもらい泣きしてしまいそうな、いい話が満載だった。
去年ジャニス・イアンのライヴでお会いしたので、彼女との
交流について伺うと、一番辛いヒットのなかった時代に、
新宿のデパートの喫茶室で涙も交えて愚痴を言いあった
というエピソードを知る。エルヴィスやビートルズという
スーパースターとの交流ばかり取り上げられる機会が多い
のだけれども、貴重なお話が聞けて、ますます「師」と仰ぐ
だけの方と再認識した。また使いっぱしりをしていた、
幻の音楽雑誌「POP-Sicle」の木崎編集長の近況も伺えた。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km

【肝硬変への道】
Inglenook Cabernet Merlot(CA)

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気候不順下の脂肪減少計画

「ラミデュヴァンエノ」が初夏のランチメニューに突入。
前菜に霧島豚の自家製ハムのサラダ。そしてメインに和牛の
ポワレ。クレソンのバターソースがワイン系のソースと違い
どっしりしている。カロリー高目。でもおいしい。その上、
デセールのクレープは、バナナとチョコ・アイスを包み、
メインディシュ並みのポーションと迫力。やっぱりフレンチは
こうでなきゃです。でもしょぼ降る雨の中、カロリー消費の
ためには、エクササイズは欠かせないということでいざジム。

【エセアスリートの日課】
スイム 2000m
1500mフリーのタイムは3ヶ月前を更新して、28分29秒。
前半と後半が同ラップ。50mで57秒、ハロン3分51秒の
ペースで泳ぎきった。50mのラップを1秒短縮すれば、
27分台も夢ではない。

【肝硬変への道】
Inglenook Cabernet Merlot(CA)

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臓物を上手く調理する

「ラルテミス」でのランチ。通常のコースではなく、ちょっと
がっつりと食べたいとわがままを言って、牛レバーのソテーを
メインに注文。内臓系メニューは、本場パリでもハズレだと
悲惨な目に遭うが、中田シェフが目を輝かせて「がっつりと
いくのならいいのが入っています」との勢いを信頼して正解。
残念なのは火曜日は休肝日にしてワインが飲めないこと。
絶妙の火の入れ具合で、ペロリと平らげる。肉の焼き方が
難しい以上に、レバーあたりは焼き肉屋でもうまく焼けない
から注文しないぐらいだ。どうせならレバ刺しを頼むので、
新鮮にイケるものがいいのだが、外は焦げ目が入り中はレア
というのは、自分では絶対に無理な「理想の調理」である。
ソースもまたバルサミコベースが効いているのだが、シェフ
曰く「ボクなら醤油でがんがんいきますよ」。上手に肉が
焼けるようにならないものだろうか。

【肝硬変への道】
Inglenook Cabernet Merlot(CA)

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ヴィクトリアマイルでVサイン

【零細馬主で馬券下手】
東京競馬場で競馬初体験の女性パーソナリティ数名と共に
競馬観戦。あたり前のように思っている事に対しての質問が
次々と飛んでくるのだけれど、初心に帰って考えさせられたり
全く違うツボに感心されたりで、参考になる。こうした中
いい格好をしようとなると、馬券がおろそかになるのだが、
前夜からの予想で絞ったレースのうえ、当日の説明しやすい
根拠によって買った軸馬が次々と先頭でゴールイン。
もちろんヴィクトリアマイルは、当日のパドックの気配が
落ち着いていて、マイルよりも長い距離適性が必要と読んで
ダンスインザムードからの流し馬券を推奨。馬券検討でも
ちょっぴり鼻が高くなる一日であった。しかし競馬場に
おしゃれをして来る事が楽しい、と感じてもらえたのは
意義のある事で、一般のおしゃれな人々を集めるためにの、
仏エルメス賞の時の内馬場のブースのような女性の社交場が
できるといいのになぁ、と感じた次第である。
夜は競馬関係者の飲み会に参加。某GC司会者に「入江さんが
参加すると自分が最年長にならなくてほっとする」と言われる
くらい若いメンバーに混ぜてもらっているのだが、全く気がね
することなく楽しく過ごせるのは、やっぱり競馬ならでは。
シンガポールの競馬の結果を気にしつつも、久々に競馬を
満喫した一日であった。サブタイトルはR_Aさんの指摘で
元に戻しました。

【ラジオデイズ】
亀渕昭信のオールナイトニッポンを宴会途中で抜け出し帰宅
して聴く。久々にコンポで聴いたら、AMステレオになって
再生され、ちょっとびっくりする。内容は以前ご本人に
会った時に聞いていた通りだったが、何よりも35年前の
リスナーの所に訪ねていっても、彼らが「カメちゃん」と
友達のように接しているところに心打たれた。出演を快諾した
人々だったからこそ、そんな思いをストレートに表現できる
状態にあるのだろうが、これこそがラジオなのである。
構成自体は旧交を暖め、時代を振り返るドキュメンタリーと
聞こえるかも知れないが、出演していた人々同様のリスナー
でもあり、スタッフでもある自分にとっては、メディアの
ありかたとしてもう一度ラジオのポジショニングを考える
示唆にあふれた内容であった。

【肝硬変への道】
さつま寿
飛露喜 吟醸生50%アル添(福島)

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サブタイトル変更か?

【零細馬主の馬券作戦】
ディスパーロは見どころのないレースだった。スタートで
出遅れ、二の足を使うところではさまれる感じで後方2番手。
そのまま、そのまま、という感じのブービー入線である。
馬場が滑ったともいえるが、小島太調教師はレース後に
「ダートの1600mくらいがいいのかなぁ」とポツリとひと言
コメントしたとのことで、現時点ではオープンクラスで、
勝ち負けするのは難しいだろう。単勝50倍のオッズを見て、
アメリカンコミックのように、マナコがドルマークになって
いたのだが、単勝万馬券の馬にも楽々先着されてしまった。
気を取り直して、メインの京王杯スプリングカップでは、
ソフトな馬場がよさそうなG1馬オレハマッテルゼ、そして
ネイティヴハートを2頭軸にして、危ない人気馬のシンボリ
グランを蹴って、三連単マルチで勝負。果たしてレースは
直線抜け出たオレハマッテルゼが圧勝し、猛然と追い込む
ネイティヴハート。いいぞインセンティブガイ。買ったけど
テレグノシスには先着してくれよ。とにかく買った馬が、
上位をしめて、的中に限りなく近いのはわかるものの、
馬連、馬単と違って、ぐるぐるとアタマの中をかけめぐる。
内田ジョッキーは鼻差の4着。土曜日の競馬はこれで終了。
【零細馬主で馬券下手】というサブタイトルの「馬券下手」。
この部分の言霊が、よくないのではというサゼスチョンで、
変えたのだが、その甲斐はなかったようだ。

【エセアスリートの日課】
バイク 10km
スイム 1000m

【肝硬変への道】
Rosso di Tavola (トスカーナ)

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ディスパーロが迎える試金石

【零細馬主で馬券下手】
ディスパーロが明日土曜日の東京の夏木立賞(芝2000m)に
前走の内田騎手が、ベンジャミンS2着後で人気になりそうな
サイバーキングダムに騎乗するため、柴山騎手で出走が確定。
13頭立ての手頃な頭数とはいえ、シンコウラブリイの仔も
いたりして、今回は人気にはならないだろうが試金石と言える。
強めの追い切りは助手が乗って、重馬場にも関わらず前回より
タイムがいいので、状態は上がっているように思われる。
もちろんデビュー戦が芝。たまたま勝ち上がったのがダート
というだけで今回は好勝負を期待したい。相手に不足はなく、
ようやく素質の片鱗を見せられた前走のように、走る方向に
意識が向いてくれるのに賭けるか、それともパドックでの
いななきに幼さが抜けず、クラス慣れが必要か。この馬の
将来を占う重要なレースとなるだろう。

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記者会見で取材される側に

NHKの新聞記者クラブでギャラクシー賞の記者会見に出席。
通常、記者会見というと取材する側なのだが、取材される側
しかも記者クラブの「レフ」というのは、初めての経験で、
微妙に緊張する。各部門の入賞作の説明だけではなく、
今年からはじまった「Web会員」による「マイベストTV賞
について、記者から質問が相次ぎ関心の高さが伺い知れる。
NPO法人として、広く一般市民に開かれた会として1年。
放送批評の専門家だけではなく、かといって視聴率や、
人気投票に偏らない、新しい尺度によるアワードは、
広く認知されるようになって欲しいものだ。

【零細馬主で馬券下手】
ワールドエミネンスが大井の最終レースに出走。
その前のレースでエイシンチャンプを去年の有馬記念以来に
見て、いつの間にか大井に移籍していた事を知る。中央から
大井へのスライドというのは、ちょっと前まではなかなか
なかったけれども、最近は未勝利クラスから、Aクラスまで
幅広くなってきて、これをきっかけに知っている馬が出る
からトゥインクルに来る、というパターンができると面白い。
パドックの気配は相変わらずよく、文句のない仕上がりだった
のだが、あとは展開だのみというレースの方は、中団につけ
直線入口では先頭に取り付くも、伸び切れずに6着。
結果が出なければ放牧のはずが、またまた使う事になった
らしい。

【肝硬変への道】
刈穂 吟醸辛口(秋田)
記者会見後打ち上げで渋谷の「魚や」
レース後銀座の「とりふじ」、新橋の「くしや」とはしご。
家に帰ってRosso da Tavola(トスカーナ)と飲み過ぎる。

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DeLonghi MAGNIFICA

「煮込みや なりた」で初の魚介類のランチを食す。その後
事務所に新たなる全自動エスプレッソマシンが届いた。
直火式のマシンから数える、と何と今回が3代目となる。
一回一回粉を詰めて淹れるマシンが一番いいといえばいい
のだけれど、あくまで一人もしくは二人くらいまでで、
来客ではなく会議ともなると、臨時バリスタでも雇わない
ことには、とても対応できない。ボンムッシュにあるマシン
でコーヒーを飲んで、これならばいいなぁ、と物色すること
数日。まあまあリーズナブルなものを見つけたので注文。
これのよいところは20ccから180ccまで自在に淹れる事が
できるので、普通のコーヒーメーカーとしても対応している
ところと、一杯ずつ粉でも豆から挽きたてでも可能なところ。
前はイヤが応にも粉にしか対応していなかったために、
いろんなブランドをスーパーなどで買い漁っていたのだが
意外とイタリアのエスプレッソ用の豆のバリエーションは
少なくて、手軽に入手できるのはillyの缶くらい。やはり
輸入食材関連から仕入れないと難しそうだけれど、業務用
となるので量もまたそれなりになってしまう。これからは
よく行くレストランでひとしきり調査をしてみて、分けて
もらうようにしてみようか。エスプレッソでレストランを
判定するのも何だが、真っ先に思い出すのは六本木の老舗
「オーシザーブル」そして銀座の「エム・ディ・ビュー」
あたりだろうか。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km
スイム 1300m

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青山界隈レストラン開店情報

「究極の焼肉」虎の穴が西麻布に出店後、「TORAJI」に変って
六本木通り沿いの交差点近くや、六本木ヒルズにあるし、
出店過剰かもと思ってしたら、案の定というか新しい店に
変りそうだ。それもやっぱりKOREANである。居抜きが一番
楽なのが焼き肉屋だと思うが、ころころと屋号が変る立地、
というのはどうなんだろうか。5月23日オープンとの
表示が出ていたが、何度も行きたい店となるかどうか。
それから南青山3丁目ベルコモンズの交差点の南側にできる
大箱レストランは、リビエラグループの経営で、リビエラの
名前で7月1日にオープンする模様。

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ディスクの騎手

【ラジオデイズ】

放送批評懇談会のラジオ委員定例会。任期の交代時期なので
次期委員の出席もあり盛会となる。昼の音楽DJ番組を試聴
しての意見交換だったが、実際のところ海外ではデイタイム
ドライブは、ハッキリ言ってあまり重要ではない時間帯だ。
ところが日本では最も聴かれている時間帯が午前9時から
11時で、昼とはいえ個人視聴率でみると、テレビを上回る
数字を叩き出したりもする。AMはトーク中心。そしてテレビ
では、みのもんたが奥様相手に音声だけで理解できる番組を
放送している。それだけに個性的な選曲による音楽DJを
配していけば、新たなリスナー掘り起こしの可能性は高い。
しかしながら喋り手が選曲するのではなく、制作者側が
しかも是非モノも交えてでは、浮上することはない。
アメリカのラジオ局は、ミュージックディレクターが選曲し
特に昼間では選曲の自由がないDJに感想を聞いたら、
「仕事だからやってるけど、毎日おんなじ曲じゃ、やはり
飽きちゃうよ」とこぼしていた。パーソナリティですよと
持ち上げたところで、結局はアナウンサーにしてしまうのは
もったいない限りだ。しかしそれを凌駕するディスク
ジョッキーがなかなか出てこないのもラジオがつまらない
とされている理由である。

【エセアスリートの日課】
バイク 10km
このところ毎日傘が手放せず、なかなか自転車に乗れない

【肝硬変への道】
飛露喜 吟醸生50%アル添(福島)
うまいがやっぱり翌日に少し残るような気がする

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NHKマイル当日は馬場渋化せず

【零細馬主で馬券下手】
雨が降ったりやんだりとはいえ、良馬場での開催なので
前日の予想ほど馬場は悪くならなかった。スタークロスは
4Rの出走。とはいえ馬場渋化に見えて、武豊騎乗のせいか
押し出されての1番人気。馬券戦術としては最も危険な
人気馬である。レースでは後方でじっとして、直線でも内に
入って狭いところをついてくると、先頭に追いすがって
もう少しだったのにと思わせる2着。今回は馬券を買って
いないが、やっぱり武騎手から打診があっただけある。
悪夢はメインレースでも再現した。思ったほど馬場が悪く
なっていないと見て、パンパンの良馬場なら本命にした
キンシャサノキセキを連下に格上げ。ファイングレインもまた
前走の2着は評価しなければと思い、フサイチリシャールは
押し出された1番人気として消してしまう。当然タガノ
バスティーユは馬場が微妙だが、本命として購入。レースは
ご存知の通り、武騎手のロジックのファインプレイが光ったが、
ゴール前ではそれでいいぞ、と声が出たあとにため息。
「武豊信ずべし、また信ずるべからず」

それにしてもNHKの中継は何だかなぁ。「三原じゅんこ」の
ゲストというのも結構しびれたが、本馬場入場後に
大河ドラマの番宣はないだろう。いくら山内一豊の話だから
といって、誰に向かって放送しているのかが全く不明。
まあ競馬ファンはフジテレビかGCを見るから問題ない、
という事かも知れないが…。

【肝硬変への道】
Rosso da Tavola(トスカーナ)

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NHKマイルカップ予想

【零細馬主で馬券下手】

ここのところようやく天気が五月晴れという雰囲気なのに
明日は雨模様の予報。東京はまだ2週目だけにさほどの
影響はないものと考えるけれども、気になるのは馬場状態。
武豊騎乗のスタークロスは、前走荒れた馬場が災いした、
というが果たしてどうなのか。晴れれば大勝負と思って
いただけに、ちょっと弱気にならざるをえない。
そして雨が降れば降るほど期待したいのがNHKマイルカップ
6枠11番のタガノバスティーユである。実はこの母の
ウィーンコンサートは泥んこの不良馬場の92年のフラワー
カップで逃げ粘って2着。私に初めての馬連5万円超の
58010円馬券を取らせてくれた馬である。前走6着とはいえ
3馬身あまりの差であれば、実績のある左回りに期待。
相手はあくまで幅広く、フサイチリシャールやマイネル
スケルツィの人気どころはもちろん、ファイングレイン、
アポロノサトリ、ロジックあたりまで押えたい。

【エセアスリートの日課】
スイム 1200m

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監視されて寿司を食う

行こう行こうと言ったままで未訪問の「江戸久」。いつの
間にか10年来のつきあいになる「すし久」の野田さんが、
御徒町に出店したというので、道路も空いてる事だし、
クルマを引き取りついでに妻と21時過ぎに訪問。しかし
肝心の人は「ここのところずっと中野にいます」だそう。
クルマなので酒を飲めずに、中野店より充実したつまみを
食べつつ、にぎりをつまんでいると、携帯に電話が…。
「ご来店ありがとうございます。中野からカメラで見てます。
すぐわかりました。奥さん、今、ガリつまんでますね」と
野田さんからのコールである。店の端にカメラが存在する。
店長に言わせると、「ズームアップすると結構細かく見える
らしいんですよ」というが、それにしてもよく気がついた
ものである。帰り際にはカメラに向かって手を振ったら
カメラが出口の方に向きを変えて動いたのには笑った。
こう書くと、星新一のショートショートのような監視社会
みたいに怖いような気がするけれども、当然つつがなく
店内がオペレーションされているかどうか、チェックする
ためのカメラ設置であることは間違いない。でもこんな
おちゃめな使い方も面白いものだ。知らないスタッフ
ばかりで、「よろしく言っておいて」名刺をおいておくのも
と考えていたのだが、あいさつの手間が省けた。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km

【肝硬変への道】
黒龍 吟醸垂れ口(福井)
寿司で飲みたかったが、家に帰って柿ピーと飲む。

Snapshotjpeg
もっとズームアップされた画像も送られてきたのである。

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ゴルフ帰りの抜け道

昨日睡眠不足のまま鯨飲したせいで、早々に戦線離脱した後、
一夜明けて富士桜ゴルフ場。天気も良く、雪を例年以上に
冠した富士山と満開の桜の花びらが風に舞う中のプレーする。
高原のせいか飛距離が一番手よく飛ぶので、なんだか上手く
なったような気がする。400ヤードのパー4でも怖くない、
という飛びなのだが、その分アプローチの芝やグリーンが
相当難しく結局53+55=108と煩悩の数だけ叩く。前半47で
後半40とまとめた友人と、同じくらいのロングドライブも
あって、なおかつ一度だけオーバードライブしたので、
今日はそれだけで満足とする。それにしても280ヤードも
飛んだのは初めてだ。やっぱりゴルフは道具かも知れない。
帰りは例によって小仏トンネルで20キロで通過に80分
という表示が出たので、大月から甲州街道を通って相模湖で
もう一度乗りなおす。セコイ話だが、お金を払ってなおかつ
時間もかかり、イライラしたり眠くなるんじゃ割に合わない。


【肝硬変への道】
黒龍 吟醸垂れ口(福井)

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祝JASDAQ上場

久々に貫徹のままカビラさんの当番を終えて家で仮眠。
大渋滞の高速道路の下り線の情報を聞きながら、出発時間を
16時30分に繰り下げたのが大正解。渋滞表示は徐々に消え
永福からほぼ1時間30分で河口湖ICから別荘地に到着。
大学時代の友人達とで宴会。同じクラスから2人目の
上場企業経営者が出たお祝いでも兼ねている。学生時代の
バカ騒ぎを考えると、とても株なんて買えないと思うが、
ちゃんと話をしてみると、ビジネスモデルの目のつけ所や
市場における優位性などなかなか面白いなあと思う。
4月末に上場というので、株価をウォッチしているのだが、
IPO関連特有の荒っぽい値動きに、敏腕デイトレーダーでも
なければ手を出せない状況が続いている。でもそろそろ
株価が落ち着いてくればと、密かに願うのであった。

【肝硬変への道】
Stonehedge Zinfandel’02(ナパ)
持っていったヤツ…。
Charmes-Chambertin   
Geantet Pansiot’83(ブルゴーニュ)
抜栓してから待てなくなって、早々に飲んじゃったので
まだまだ若い。もったいない。

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MAY DAYの労働者

【ラジオデイズ】

いよいよギャラクシー賞のラジオ部門が決定した。結果に
ついては5月31日の恵比寿ウェスティンホテル東京での
記念の宴に発表されるわけだが、その賞状や講評を執筆。
任期の関係から、委員長を務めるのは今回で一旦最後。
必ずしも自分が推薦したものが上位入賞するわけではない
というところに、出品作品のレベルの高さがあるものだ。
賛成派、反対派も含めて議論を尽くして決定されるので、
なぜこの作品が入賞しなかったのか、という一番審査員
として困るような質問に関しても、パーティでは答える
ようにしている。栄誉ある賞として、放送番組制作者の
ひとつの目標の「ギャラクシー賞」だけに、公明正大な
選び方は当然望まれる。自分自身が賞獲りとは無縁の
制作者だったこともあるが、任期中に何とかひとつの
スタイルというか、独自性ができて次の任期の人々に
引き継ぐ事ができそうだ。ラジオを聴かない人々が
増えているといわれる昨今、権威にあぐらをかいていて、
リスナーから離れてしまっては意味がない。

【肝硬変への道】
Drycreek Beason Ranch ’02 Zinfandel(ソノマ)
先日のサンフランシスコで試飲して買ってきたもの。
とはいえ現地で飲んだ方がおいしかった…。

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