カーソンシティ産駒ネバダに近づく
【零細馬主で馬券下手】
アメリカのNighttimeinthecityが6勝目をあげた。
Carson City産駒で5万ドルの種付け料を張り込んだ馬。
もともとこの馬は競走前に売却してしまったこともあり、
勝ったところで、何の実入りもないのだが、Equibaseという
アメリカの馬事通信社に勝馬の生産者として、自分の名前が
残る。また弟妹を売却する場合に兄姉の成績はいい方がいいに
決まっている。ケンタッキー産だがフロリダから北東部へと、
何度もクレーム(他人にレースで買われる事)されて、今や
ニューメキシコ州のフレミントンにあるsunray parkという
カジノ併設の競馬場に流れ流れているようだ。
アリゾナの砂漠を越えるとそれこそカーソンシティである。
不思議なのはこのレースの売り上げは単複はわからないが、
馬単、馬連、三連単で4000ドル程度。なのに優勝賞金が
11220ドルというところ。その他諸々の収入でバランスが
とれているのだろうけれど、日本の地方競馬(南関東含む)の
最近の賞金減額傾向をかんがみると、悪くはない。
とりあえず、持った人は損をしていないこの馬。アメリカで
馬を持つというのはかなり現実的にローリスクな気がする。
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