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「ポパイ少年」も今や中高年

【ラジオデイズ】

富士スピードウェイでUDO MUSIC FESTIVAL。
曇天だったおかげで、暑くなくてよかったし、会場はキレイに
なったFISCOだけに、地面がぬかるむこともなく移動は快適。
クルマでのアクセスも周辺に渋滞要因がないし、何といっても
もともと2万台収容の駐車場があるだけに楽勝だった。
モロモロの「夏フェス」の中では、最も観客の平均年齢が
高そうである。それもそのはず、プリテンダーズ、ドゥービー
ブラザーズ、ジェフベック、サンタナへと続くメインの流れ。
フォープレイのラリーカールトンが、来日のための移動
トラブルで、アクトが中止になったのはちょっと残念だった。
事務所スタッフに、「高原の日が傾いた頃、キンキンに冷えた
シャンパンでドゥービーに乾杯するのはいいですよ」と消し
かけられ、本来は明日のみの予定を変更して初日から参戦。
30年間を経て、いまだにツアー活動をするドゥービー。
パット・シモンズのヴォーカルや演奏のキレは往年のままだ。
で、表題のポパイ中高年の境目だが、薄皮一枚のところで、
「Black Water」のアカペラ部分のシングアロングについて
いける観客が「ポパイ高年」。そして「Long Train Runnin’」
で踊るのが「ポパイ中年」である。同じ「ポパイ少年」も
ダンスフロアのキラー・チューンとして、マイケル・マクド
ナルドの加入による変遷をどう受け止めるかで「中高年」と
ひとくくりには出来ない観客の反応が面白かった。しかし
平凡出版の「ポパイ」「オリーブ」の編集部には、使っては
いけない言葉のサンプル集があって、その中に「パンチ野郎」
というのがあったのを思い出した。そうそう、今日の会場は
客層の年齢が高目とはいえ、「パンチジジイ」は見当たらず。

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