放送局のセキュリティ
【ラジオデイズ】
文化放送の新社屋を訪れる。
浜松町への引っ越しを機に、松田聖子などの発言がとりあげ
られたが、四谷とはうって変わった明るい雰囲気である。
とはいえどこもご時世なのか、セキュリティが厳しくなり、
胡散臭い人間を排除するシステムが、厳しく作動する。
昔は良かったという訳ではないが、活気のある現場には、
必ずといっていいほど、怪しげな人間がいたわけで、
もちろん危害を加えるような危険人物は困るけれども、
たまり場がどんどんとなくなっている気がする。入社当時
制作部デスクの電話を受けていたのは、プロモーションに
常時来ているレコード会社の人間で、飲み会の仕切りから、
出張の手配まで手伝ってくれるほど、情報を持っていたが、
今では他人に聞くこともなくPCで検索すればいいわけだ。
そんな場で生れるアイデアや知恵が番組の活力になる、
という構造は、ラジオに限らずメディアが失ったもので、
だから若者のメディア離れは止まらないのではないだろうか。
【エセアスリートの日課】
バイク 10km
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