まだ見ぬロゼワイン
夏メニューのしめくくりに「ラミデュヴァンエノ」。
前菜は薫製ホタテにガスパチョ、メインは鶏もも肉のリゾット
詰めで、どちらも夏野菜がたっぷりのメニュー。そして
デザートにトマトのコンポート、バジル風味のジェルに
ミントアイスというまさに涼やかな皿で、クールダウン。
支配人とモンサンミッシェル産のムール貝の話や、夏場のロゼ
の話で盛り上がるが、フランスもパリ以外ではロゼワインは
欠くべからざるものである。実にうまいものも多いのだけれど
日本では大昔にあった変な格好のボトルのロゼが、全体の
イメージを決定してしまったせいか、売り手が笛をふいても
なかなか食べ手が踊らない状況が続いている。赤ワインの
ぶどうを使って作るのだから、白ワインとは一線を画した
まだまだ知られざる逸品が多いはずだ。シャンパーニュでは
希少品ということもあり、ロゼの地位が高いのに、なんだか
もったいない話である。フォワグラの輸入解禁も含めて、
だいたい何でも日本に入ってきているし、ユーロ導入の
便乗値上げと為替レートのダブルパンチで、フランス土産など
今更何もいらない、と思ってはいるが、いいロゼワインは
ちょっと気になるものである。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
Ch.Beychevelle’97(サンジュリアン)
誕生日ウィークだけにちょっと奮発
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 「煮こみやなりた」で最後の晩餐(2018.12.20)
- アメリカ村がまた熱い!(2018.02.02)
- はりまや橋近くの日本酒バー(2012.12.09)
- 新たなるスタートは、最初の一歩の地で(2011.07.13)
- 日本におけるアメリカン料理(2010.12.10)
Comments