【零細馬主で馬券下手】
ロンシャン、中山、甲子園。身体が3つ欲しい。
とはいえロンシャン競馬場には3000人から4000人の日本人が
大挙して押し寄せるとか。ハルウララのために高知競馬場が
満員になるよりも、はるかに健全ではある。でも中央競馬とは
馬券発売のシステムが違うし、馬名もレース名も印刷されない
ペラペラの馬券。日本流に窓口に群がる観光客で混乱は必至
と思ったら、日本人向けの馬券購入用紙が開発されたそうだ。
一番上にディープの単勝を最低単位の2ユーロで複数枚買う
「DEEP IMPACT単勝馬券」というカテゴリーがあって、その
仏語訳が「SOUVNIR(GAGNANT)」つまり「土産(単勝)」と
なっているのが笑える。今週に入って断念した渡仏であるが、
その事実を知らない人々から「単勝馬券をお土産に買ってきて
欲しい」と頼まれることは1度や2度ではないのだから、
「記念馬券」は日本人の大発明で大ヒット商品といえる。
しかしフランスは、競馬場と場外とでオッズが締切までに
変動して、確定してから配分するパリミューチュアル方式だが
(日本もそうだが)、実利派はやはりブックメーカーである。
イギリスのラドブロックではディープの単勝5倍で360万円
購入した「ミラクルおじさん」の日本人が現れたというが、
これはこの次点での取引が成立して、後からどんなにオッズが
変わっても、勝てば1800万円が支払われる。オッズ的には
たぶん一番おいしいのではないだろうか。それはそうと
香港でも凱旋門賞とは購入できるが、香港競馬のサイトでは
12Rの「大震撼」ことディープインパクトは現時点でなんと
単勝1.0倍。2番人気の「風馳」ことハリケーンラン33倍で、
これはこれであり得ない。フランスではなく香港に行って、
ハリケーンランから馬券を買いたいものだ。それにしても
日本でも海外の国際G1は絶対発売するベきである。
さて今年から国際G1のスプリンターズS予想。香港での
レース名は「短途馬錦標」だが、サイレントウィットネス
(精英大師)が、彼の地では当然ながら断然の一番人気。
逃げるのはステキシンスケクン(俊小子)だろうが、流石に
前走ほど楽には逃がしてもらえまい。とはいえ馬場渋化が
予想されるので、差し馬ではなく好位からオレハマッテルゼ
(我情可待)の鉄砲明け好走を期待したい。相手は豪州馬
テイクオーバーターゲット(兼併目標)を本線にして
海外馬4頭へ流すだけで、日本馬は要らないような気がする。
もちろんパンパンの良馬場になれば予想は変わる。
スタークロスは中山6Rで7着。武騎手も騎乗したいといった
逸材ではあるが、3歳の未勝利戦が終ることもあって、今後
どうするのかは協議とのことだが、秋の黄昏を感じるなぁ。
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【ラジオデイズ】
カビラさんの番組の最終回。パートの原稿を完成させて送り
いつもより遅めから立ち合う。スタッフはじめ局の方々、
代理店関連など80名くらいが、スタジオの外で拍手を贈る
壮観な風景であった。考えてみれば、どこの放送局も
(移転する前のJ-waveも含む)スタジオの入口は狭いが
六本木ヒルズのスタジオだけは形状が違って、スタッフ
ルームにある程度の人数がたまって、ガラス越しに中を覗く
ことができるため、こんなパターンもありかと思う。
自分としては、デビッド・カッパーフィールドに電話を繋ぎ
彼がカビラさんを消すという、恐らく日本のラジオ界初の
イリュージョンのアイデアを実現させられた事が大きい。
ラスベガスにメディアが見に行くと、自身の案内で、
100年くらい前からの、マジックの資料やコレクションがある
倉庫に案内してくれるなど、非常に協力的な人ではあるが、
やってくれたぜデビッド。まあしかしこれもまたカビラさん
だからこそできるワケで、そういった意味では偉大な
パーソナリティが電波からしばらく消えてしまうのは残念。
久々に弟の慈英さんもかけつけて、カビラ3兄弟、幼少の
みぎりの抱腹絶倒秘話(何度も聞いているが)などで、
終了後の打ち上げが盛り上がる。昼寝をしたところで、
夜はまた六本木ブルディガラ
で歓送会。
スタッフで贈ったバスローブに身を包み、尾崎紀世彦の
カラオケで熱唱、という渾身の「濃い」演出に乗ってくれ
また盛り上がる。「出役」はお神輿に乗ってくれなきゃ、
つまらない。途中窓の外に「カビラさんありがとう」と
会場に向けメッセージを貼ってくれた、ヒルズ住人の
サプライズもあって、ラジオのパワーを思い知る。やはり
継続は力なりなのだ。
【エセアスリートの日課】
バイク 20km
【肝硬変への道】
Stag’s Leap SLV ‘88(ナパ)
J-wave開局の年のヴィンテージを持参。現地でライブラリー
ワインとして仕入れたものだが、こういう機会に空けられて
よかった。スムースな香りと味わいはさすが。
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【零細馬主で馬券下手】
フォーカルポイントは、富士ステークスに向けて順調に調整中。
ワールドエミネンスは、10月4日の東京盃の日の大井開催で
出走予定。今度は久々に馬券勝負といきたい。
スタークロスは30日の土曜日の中山6Rに出走予定。
諸般の事情で凱旋門賞の観戦を断念したが、週末の中山の
スプリンターズSは馬券的にはそれよりも面白そうだ。
予想は土曜日にアップする予定。
【エセアスリートの日課】
バイク 40km
スイム 2400m
昨日あまりに身体が重かったので、泳ぎこみの必要性を痛感。
凱旋門賞の距離だけ泳ごうと思ったが、久々の2000m越えで
さすがに「フォルスストレート」にあたる距離からはバテバテ。
クロールは中速レーンだが、ブレストではかなりピッチを
あげないといけないので、たらたらと低速レーンで泳ぐと、
東京体育館のプールは水が冷たいので(28.5度)、お風呂に
入ってはじめて、身体が冷えているのを実感する。整体の
先生の「身体冷やすとよくないよ」とのアドバイスがしみる。
それにしても東京体育館は15時くらいまでに行かないと、
混んでいて、いもあらい状態だ。
【肝硬変への道】
Far Niente Cabernet Sauvignon '97(ナパ)
きのうの残り
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【零細馬主で馬券下手】
最近競馬ファン以外の人に「ディープインパクト」は
凱旋門賞を勝てるのかと聞かれる。競馬は
やってみなければわからない。もちろん次元の違う
走りで、飛んできて先頭を駆け抜けてほしい。
それを願いつつも、ボクの考える現実はこうだ。
1 鞍上の不安
スタートが良すぎるとかかってしまうので、後方から
レースをせざるを得ないディープインパクト。楽に外に
出すことが出来るのか。日本と違って内ラチ沿いに
ぴったり走るフランスの騎手。その包囲網から、
抜け出せるのか。武騎手は日本では超一流だが、
フランスでは、実際に日本のようには勝てていない。
2 コースや展開面の不安
日本のように均等に整備されていない馬場。名馬なら
多少のバイアスは乗り越えるものと思うけれども、
ここ10年でモンジューの勝った99年が2分38秒5で、
バゴが勝った一昨年が2分25秒0。その差は何と
13秒5もある。「フランスの重い芝」というのは日本の
海外競馬をよく知らない、メディアの常套句であり、
実は当日まで全く予想不可能。内側ばかり馬が通り
芝が固まっていて、逆に外側での差しは辛い可能性も。
エルコンドルパサーは、まさかの極悪馬場での逃げ残り。
自分のレースをして2着は評価されるべきだが、運も
味方につけたといえよう。
3 ローテーションの不安
春から準備して仏G1も勝っているエルコンドルパサー。
絶対に有利な「滞在競馬」というよりも、1999年は
実質欧州調教馬だった。ぶっつけはやはり疑問。
4 馬体の不安
ロンシャンでの馬券は、通算プラス。しかもジュムレ・
プラッセ(ワイド馬券)での万馬券を3本的中している
ボクの必勝法は、パドックでの馬体チェック。
「コロン」とした太め残りくらいの馬がロンシャンには
あうような気がする。JCで来日した欧州最強馬などを
見て、太めだと思い消したのとは逆の現象で、
ディープの絞れた馬体では、疑問符がつく。
もちろん無様なレースはしないと思うが、メディアでの
「希望的観測が既定事実」のように取りあげられる
事に疑問は呈しておきたい。くれぐれも言うが、
この4つの不安を吹き飛ばす快走をしたなら何よりも
馬が偉大だった、という事であり、その可能性は
決してゼロではない。
【エセアスリートの日課】
スイム 1200m(スプリンターズSにあわせて)
【肝硬変への道】
Far Niente Cabernet Sauvignon '97(ナパ)
4年半、カビラさんの番組を朝3時起きの無遅刻で
勤めた自分へのご褒美に、とっておきのモノを。
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代々木上原のシェリーとポルトにこだわる「Welfun Café」。
タパスを少しとはいえ、その場で手作りを食べさせてくれる
からには、バルとはいえないだろう。正直なところチビチビ
と飲むのが苦手というか、液体が好きで、飲むなら食べる
という性質なので、バーは自らすすんで行く事は少ない。
とはいえシェリー酒は、ティオペペとかサンデマンなど、
数種類しか飲んだ事がないだけに、その噂に違わぬライン
ナップの豊富さに、店主にいろいろと聞きつつ、相談して
チョイスしてもらうのは楽しいものだ。生ハムを少しずつ
アソートしてもらい、その部位や種類による違いをテイスト
したり、食べる方だって左利きにはたまらない数々。
何よりも0時に訪れて、まだまだこれからという営業時間
がうれしい。とはいえこの界隈は、店を出る時にも、
まだやっている店がちらほらあり、大昔の西麻布のような
雰囲気がある気がする。
【エセアスリートの日課】
バイク 20km
【肝硬変への道】
いろいろ試したシェリー酒で気に入ったのは
Lustau社のアルマセニスタ・オロロソ
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免許の書き換えの帰りに西荻窪散策。「田川」でうな重。
店の姿勢として、注文を受けてから捌いて焼き上げる
手間がかかる仕事ぶりと、独特の雰囲気に毀誉褒貶がある。
せっかちな人には、ツマミもなくビールを傾けつつ、
小一時間待つというのは、耐えられないかも知れないが、
団扇をゆるゆるとあおいでいる姿にときどき目をやりつつ
盃を傾けながら語らい、また活字を追う時間は贅沢だ。
東京で初めての一人暮らしの根城の向かいが鰻屋で、その
オヤジさんは、東京の鰻の調理法を一から教えてくれた。
そればかりか、風邪をひいたといえば、捌いた鰻の心臓を
強精剤として毎日飲ませてくれたりしてもくれた下町の
気のいい、鰻屋さんではあった。でも悪いけど、甘みを
抑えたタレと、食べ終わっても、脂や醤油味が残らない、
ふっくらした焼き方の「田川」は比較にならないくらいウマい。
先代を受け継ぐ若い兄弟は、やはり職人肌。「安斎」との
比較は甲乙つけがたく、どちらもそのよさがあるが、鰻の
西荻窪で双璧をなすのはたしか。ほろ酔い気分で「ぼぼり」
のアイスクリームを食べ、ぶらぶらと「クーリ・ルージュ」
を探しに行ったら、ここはもともと「サン・ル・スー」だった
ところで、なんとなく納得。西荻のフレンチやイタリアンは
ランチより、ディナーが絶対いいので、またの機会に。
【エセアスリートの日課】
バイク 20km
【肝硬変への道】
Le Haut-Medoc de Giscours '02(メドック)
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某カード会社から送られてきた、月刊の会員紙に見開きで
掲載されたレストラン。カードを利用して会報が届いた日から
スタートの、特別ディナー・パッケージを予約して下さいと。
よくある会員特別優待で、それはそれでかまわない。しかし
件のレストランのシェフは、その店を最近辞めたはずだ。
写真入りでシェフが紹介され、料理に対する姿勢などが
フィーチュアされているのだが、かなり有名なこのシェフ。
ああそうだ、と思い出して、もう一度足を運ぼうと思う人も
多いに違いない。締め切りの関係が原因で、故意では
ないと思うし、そのレストラン自体も四半世紀以上続く
老舗で、シェフの交代にも、独自の地位を守ってきたから
心配はないと思うけれど、ちょっと気になる。
このブログに、そのシェフの名前と独立というキーワードで
辿ってやってきた人もいるようで、ネットの情報性というのも
こういう時に発揮されるかと思い、一応書いておく。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
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新装開店後3週目の「ル ゴロワ」でランチ。
オープンキッチンの無垢材カウンターは健在だが、シェフや
スタッフの作業には、ワンクッションあって対峙している、
というタイプである。テーブル席が増え、今までの倍は収容
できるのではないだろうか。大塚夫妻で切り盛りしていた、
というアットホームな雰囲気から、グレードアップした感。
もうすでに早耳の人々で、店はいっぱいに賑わっていた。
前菜の「海老のサラダ仕立て」には、甘いプチトマトや桃が
乗っていて、苦味のある濃い野菜と味のバランスをとる。
スープの「人参のムースとトマトのクーリー」は、さっきの
甘いトマトが裏ごしされて、オリーブオイルでつながれ、
人参のほのかな甘みと共に、鼻孔をくすぐる。メインに選んだ
「蝦夷鹿のポワレ」は北海道産の野菜と共に、ダイナミックな
北の大地を想像させる一品。デセールには「洋梨のクラフティ」
で、クレープ生地のタルトの台の上に、梨の果肉がプリン風に
焼き上げられている。エントランスにケーキのショウケース
らしきものがあるので、前の店でのテイクアウトをやるのか
聞いてみると、近日中の再開とのこと。一時期北海道に移転
してしまうのでは、という噂があったので「近くに引っ越しで
安心しました」とマダムに話したところ、意味深長な返事を
返されて、ちょっととまどう。
【エセアスリートの日課】
バイク 25km
【肝硬変への道】
Bourgogne Rouge /Marc Dupin‘03(ブルゴーニュ)
Le Haut-Medoc de Giscours '02(メドック)
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マドンナの東京ドーム公演。初来日の’87年6月20日、
後楽園スタヂアムが雨で中止で返還という(公演開始時
に傘は必要なかったので、ちょっとした暴動騒ぎもあった)
こともあり、全てのアルバムを持っているのに、一度も
ライヴを見た事がないアーティストである。48歳恐るべし。
山口百恵と学年が同じだ。彼女が引退し「時代と寝た」とか
「菩薩」だとあがめられていた頃に、デビュー前の最も辛い
下積みのキャリア時代。デビューしても「聖母マリア」を
意味する名前のせいか、エキセントリックな行動のせいか、
賛否両論。実際に1度だけSAY HELLOしたことはあるが、
不思議な雰囲気の人、という印象だったし、インタビューを
した事のある湯川れい子さんも、「本心がどこにあるのか、
わからない」と仰っていたくらい、ミステリアスな人である。
コンサートの演出は今日がファイナルであり、去年末の
スタジオコーストでの来日、欧州ツアーなどで大体内容が
わかっていたとはいえ、ナマで見るのは全く違う。ドームは
音がイマイチだし、MCは聞こえづらいし、あまり好きじゃ
ないけれど、それを補ってあまりあるエンターテインメントに
およそ2時間が、あっという間に過ぎていった。個人的には
Like a virginのバックに流れた、英グランドナショナルを
はじめとする、落馬シーンの数々の映像が、自身の昨夏の
落馬体験を逆手にとっていて、ツボにはまりまくり。
客層は女性多数だが、先日のビヨンセのような「Cancam」
読者ではない。年齢層は幅広く、身体のラインを隠さない
服装で、踊る姿もクラバー風でないところを見て、はたと
気がついたのが、インストラクター。つまり「月刊フィット
ネスジャーナル」読者が、中心ではないかと思われる。
席が完売していなくて、当日券売り場まであったのには、
ちょっとびっくり。メッセージ性が強く、カリスマティックな
雰囲気は日本人にはなじまないかも知れないが、イベントと
して、ギョーカイ人必見ではあるのになぁ…。
【エセアスリートの日課】
バイク 20km
【肝硬変への道】
Costieres de nime ‘03(ラングドック)
レオヴィルラスカーズのディロン家所有の畑のもの。
「煮込みやなりた」で洋梨と鴨のポワレにあわせる
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【ラジオデイズ】
最近MACがフリーズしがちだ。思い当たる節はある。
新しいiTunesをインストールしてからだ。ver7.0から
iTunes Music StoreからMusicの文字が消えて、ゲームや
映像によりシフトさせたのがappleの戦略だ。その中で
podcastと音楽業界との関係は更に希薄になった、という
趣旨の原稿を執筆中なのにである。いや、だからか。
しかしそれ以前にJASRACが3ヶ月前に発表した料率は
想像を絶する。仮に、JASRAC登録されている楽曲を、
3曲使って番組配信したとする。その場合には「再生期限が
なく情報料が無料」という定義で、「1回のダウンロードあたり
5.5円または2.7円×曲数のいずれか多い金額で、最低額は
5000円」を支払わなければならない。誰一人ダウンロード
しなくても5000円、そこそこ聴かれているラジオ番組並みに
10万人がダウンロードしたとすると、81万円。ヒット作と
なって100万ダウンロードがあれば、810万円を著作権料
として支払わなくてはならないことになる。つまり人気に
なればなるほど出費が増えるわけで、番組にスポンサーをつけ
広告収入を得たり、有料配信にするとそれ以上の料率が待って
いる。ラジオ局が支払うブランケット契約の著作権使用料と
比較しても、高すぎる(そのせいかこちらはこちらで最近
料率見直しの交渉中だとか)。OSXになってからやっていない
PRAMクリアの甲斐もなく、悪戦苦闘は続く。
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代々木上原のシェリーとポルトにこだわる「Welfun Café」。
タパスを少しとはいえ、その場で手作りを食べさせてくれる
からには、バルとはいえないだろう。正直なところチビチビ
と飲むのが苦手というか、液体が好きで、飲むなら食べる
という性質なので、バーは自らすすんで行く事は少ない。
とはいえシェリー酒は、ティオペペとかサンデマンなど、
数種類しか飲んだ事がないだけに、その噂に違わぬライン
ナップの豊富さに、店主にいろいろと聞きつつ、相談して
チョイスしてもらうのは楽しいものだ。生ハムを少しずつ
アソートしてもらい、その部位や種類による違いをテイスト
したり、食べる方だって左利きにはたまらない数々。
何よりも0時に訪れて、まだまだこれからという営業時間
がうれしい。とはいえこの界隈は、店を出る時にも、
まだやっている店がちらほらあり、大昔の西麻布のような
雰囲気がある気がする。
【エセアスリートの日課】
バイク 20km
【肝硬変への道】
いろいろ試したシェリー酒で気に入ったのは
Lustau社のアルマセニスタ・オロロソ
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【ラジオデイズ】
ここ最近言いたくても言えなかった事がオープンになり、
ちょっと気が楽になった。まずはデジタルラジオ放送の
事業会社の新設を断念したことが、文化放送の社長記者
会見で発表になった。総務省による電波の利用計画が
変更になったのがその理由。試験放送の電波を使って
サービスを開始するところもあるが、東京の一部のみで、
かなり限定されたものになるだろう。これによって事実上、
ラジオのデジタル化は白紙になったも同然である。そして
ようやくオフィシャルに昨日発表になったのが、J-waveの
カビラさんの出番終了。ボクがニッポン放送在籍時からの
知己でもあり、リスナーだった番組でもあり、そして制作の
スタッフに構成として入る事にもなり、生活のリズムとして
組み込まれてきた番組だけに、かなり気の抜ける想い。
いきなり10月からは、ヒマになるのだが、ちょっとここらで
ラジオにおけるジャーナリズムというものを見直してみようと、
自分もモーニングショーをお休みする事にする。思えば
初めてキューを振ったのは、新入社員当時の仮配属で、
高嶋ひでたけさんだった。「中年探偵団」の前身「快調8時」
という番組で、それ以外、週末はさておき平日の朝は
カビラさん以外とは仕事をした事がない。というかあまり
一緒に仕事をしてみたいなあ、と思う人がいないのが正直な
ところである。モーニングマンは局の看板DJであり、資産で
もあり、稼ぎ頭なのだが、ラジオでの「お出かけ番組」
「朝刊のエッセンスを早読み」「時計がわり」という手法は
テレビがとってかわり、レアなニュースソースを提供する
独自性は、ネットのヘッドラインがとってかわり、ラジオは
朝何をやるべきなのか。答えはおいおい出るであろう。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
Cotes de Provence/Ch. Saint Marguerite ‘04
(プロヴァンスの白)
Bourgogne Hautes-cotes-de-Nuits /
Meo Camuzet‘04(ブルゴーニュの白)
Saint Chinian /Ch. Etienne des Lauzes‘01
(ラングドックの赤)
本来は休肝日なのだが、パーティがあって止むなく
禁を破る。メオ・カミュゼのバリックの効いた白が
特に印象的。パストゥールグランともどもコスト
パフォーマンスに富む人気ワインだが、ブランドの
名に恥じない味は、さすがだ。
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【ラジオデイズ】
出身であるニッポン放送の「テリー伊藤のってけラジオ」。
に出演。今日は、カップヌードル生誕35周年ということで
お台場のパレットタウンで、その関連イベントが行なわれ
そこからの公開生放送。ひとつの番組企画の目玉である、
「ラジオCM大賞」の選出が会場で行なわれ、その審査員と
いうのがボクの立場である。実は在京周辺局のAMとFMの
民放ラジオ各局には、全て出演した経験がある。しかし、
ニッポン放送だけは、在籍していた当時に「出たがりの
ディレクター」みたいに出ていた事はあるが、退社して以来
一度も出た事はない(あたり前といえばあたり前だが)。
いつかは「故郷に錦を飾る」ことを、密かに夢見たりしていた
のだが、民間放送連盟賞のCM部門の審査員をしたことで、
思いがけなく、ゲスト出演となった。
とにかくスピード感のある、テリー伊藤さんの「しゃべくり」
はさすが。ついついはしゃいで、茶々を入れて盛り上げたく
なるところをぐっとこらえて、出品された作品にコメントを
短く入れるという役割に徹した。FMでの仕事が長いが、
やはり曲が入らなくても聞かせてしまうだけのトークの力は、
AMに1日というより、数十年の長がある。それと、今回の
ゲスト出演に関して、スタッフからの事前連絡や打ち合わせ
など、若い後輩達が完ぺきに仕事をしているのを見て、
「首都圏のAM最後発局の危機感」を持つDNAは健在。
ニッポン放送の人材はやはり優秀だなあ、と再確認した。
自らも負けないようにしっかりせにゃならんぜ、こりゃ。
ともすれば元気のない、と言われがちなラジオだけれど、
底力を見た気がして、気持ちがいい休日の仕事だった。
【肝硬変への道】
Ch.Haut-Medoc de Giscours ‘00(メドック)
「神の雫」というマンガで取りあげられてからというもの
人気らしく、いつの間にか値段が高騰。昔安く買ったから
いいけど、今ではとても手が出ません。
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あるバースデーパーティに出席のため「FIORA」
ここはもともと六本木のゴトウ花店がリニューアルされた
ところで、コース料理を中心にした個室ダイニングの
高級カラオケである。このビルはその昔アパートメントで、
アフロヘアの大学の同級生が住んでおり、スクエアビルの
帰りに強襲したりしたものだが、すっかりオシャレな空間に
様変わりいびっくり。個室にそれぞれテーマがあって、料理も
それなりに趣向が凝らされており、バブル時代ならケタ違いの
料金だったろうに、と思うほどリーズナブル。ある程度趣向の
バラバラな人々が集まるならば、便利なところである。
ジャグジーの部屋はともかく、足湯の部屋には機会があれば
行ってみたいなぁ、と思ったりして。
【肝硬変への道】
Ch.Haut-Medoc de Giscours ‘00(メドック)
クルマで移動のため、帰ってから抜栓
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SHARPの1ビット・デジタルアンプを購入。
オーディオ製品で、シャープというのはなかなかイメージが
わかないものだ。ずっと家では山水のアンプを使ってきたし、
スタジオの機材だって、SONYやMachintoshとかYAMAHAだし
安いから買ったポータブルのMDくらいだろうか。ところが
引っ越してこのかた、前の家で作っていた音場が崩れ、
そのうえにガンガン鳴らすという環境にもなくて、物足りなさ
を感じていたところ。小さな音でも恐ろしくクリアに聞こえる
このデジタルアンプに出会い、馬券が好調なうちにと
さっさと現物化しておくことにした。いわゆるオーディオ・
マニアでもなければ、特別こだわりがある訳でもないのだが
一応音をメシの種にしていることもあり、30年前の名器では
なくて、最新技術を導入するのに、手頃な商品である。
結論からいうと、自分なりにチェックするための音源をかけて
みて、こんな音が入っていたのか、と驚く事しきり。かくして
オーディオのデジタル化は一段階すすんだのである。
【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
【肝硬変への道】
長雲(鹿児島)
黒糖と米の焼酎
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【零細馬主で馬券下手】
大井のワールドエミネンスが雨が降る馬場の中、大外枠で出走。
馬体は6キロマイナスだったが、相変わらずの好気配。しかし
いつもパドックではよく見せているだけに全幅の信頼は
おけない。調教をつけている東原騎手が鞍上ということで、
人気もなかったが、好位から直線で伸びて、それほどバテずに
惜しい4着。ネット観戦だったし、馬券も買わなかったが、
リフレッシュ効果か、次走が楽しみである。
フォーカルポイントは、競馬ブックなどでは、出遅れによる
位置取りが敗因とあるが、前残りは前日からわかっていた
ので、そんなものかなぁ、と思う。確かに勝馬と0.8秒差で
自身上がりの時計は34秒9だから、もっと際どい勝負に
持ち込めたはず、というのが関係者のコメントから伺える。
馬の調子は問題なし、と解釈して次走予定の富士Sまで
しばらくレースがないのをがまんしなくちゃ。雨ばかりで
有酸素系の運動が出来ないのが辛い。
【肝硬変への道】
十九 特別純米生
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なんかレストラン話ばかり書いているが、六本木の旧防衛庁
近くにHoney’s Gardenというレストランが今日オープン。
Honey’sというブランドは、横浜を中心とするウェディング
プランナーがもともと使っていたものがあり、これを別会社が
買収したとのことで、東京駅の八重洲口の「カノビアーノ
東京」をはじめ、表参道の「アーペレーヌ東京」などもこの
新会社が運営しているようだ。「アーペレーヌ横浜」を舞台
としたラジオ番組を半年間制作したことがあるのだが、かなり
ユニークな番組だった。横浜駅東口からロンドンタクシーに
乗って、週末の夜に看板のないレストランのようなところに
エスコートされ、ライヴを楽しみながらストーリーや客の
会話に耳を傾ける、という内容なのだが、実際にその体験を
堪能し毎回ライヴ音源を収録するという、贅沢なラジオ番組。
ヨーロッパのラウンジのような、結婚式場の概念を覆す発想と
ロケーションに、イメージがどんどん膨らんで触発された
ものだった。一方東京でのウェディング・レストランはどうか。
「リビエラ」の落合努シェフに対抗するかのように、植竹隆政
シェフをプロデューサーにしたようだが、やはりふだん着で
行きたいという「ケの日のレストラン」ではなく、それは
「ハレの日のレストラン」の雰囲気が漂っていて、恐れ多い
というのが私の本音である。
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表参道 裏通りにあった「ル・ゴロワ」が、事務所近くに
引っ越してきた。その昔、初台に「レストランキノシタ」が
あった時代には、「プリフィックスでリーズナブルな値段の
フレンチ」の先駆けとして有名になり、ふらりとランチに
訪ねても、満員で食べられない店になってしまった。
でもカウンターを中心とした、親密な空間と、シェフの
ダイナミックなフライパンさばきが間近に見られることも
あって、たまーに、チェックしていた店であるが、キラー通り
沿いの、ローバーの向かいの建築家会館の1Fに居を構えた。
実は造作をしているのは見ていたが、もともとレストランでは
ないところだけに、ショールームでも出来るのかと勘違い。
坂の途中にあるし、茶色に白抜きの手書きのLe Gauloisと
いう文字は、落ち着いたというより地味な印象で、すっかり
見過ごしていた。徒歩圏内に気のおけないフレンチがまた
増えたのはとてもうれしい。この辺りその昔は早慶戦帰りに
「スウェンセンズ」で「ジ・アースクェイク」を食べたものだが。
月曜は定休日なので、近々訪ねてみよう。
渋谷区神宮前2-3-18
電話番号3404-0820
【エセアスリートの日課】
バイク 35km
【肝硬変への道】
Ravenswood Zinfandele‘04(ナパ)
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【零細馬主で馬券下手】
朝からむしむしと真夏の陽気。そういえばキングカメハメハが
勝ってフォーカルポイントが惨敗したダービーも暑かったな、
と思い返してみると、同じく惨敗の新潟記念も真夏だった。
ということはフォーカルポイントは、単純に競馬場で暑いと
ダメなのでは、という思いがアタマをよぎる。
まったく競馬場が初めてという人も多い競馬教室で、馬券を
買う方法など「基本のき」から説明。それなりに的中する
人も多くあって、ホスト側としてはハッピーなのだが、
今年一番の馬券勝負という意気込みは、パドックでの大汗を
目の当たりにして断念。水上学氏と竹山まゆみ嬢にダメと
伝えてレースは「ケン」。案の定全くレースにならなかった。
うーん、これもまた競馬なり。
壊れたCDプレーヤーを買い替え。勝ったら「ESOTERIC」に
しようと思っていたが、銀行から下ろした封筒の現金で、
決算処分価格だった29800円のDENONを買う。デジタルの
アンプを使えば、このレベルでも十分だそうだ。
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【零細馬主で馬券下手】
フォーカルポイントが、京成杯オータムハンデに出走予定。
今年一番の馬券勝負という意気込みは、追い切りで意を
強くした。とはいえパドックでの気配で最終決断する予定。
追い切りのタイムや状態を見る限り、今までベストの状態で
あることは間違いない。ハッキリいって負けられると困る。
ディスパーロは札幌のダートの大外枠で、五十嵐騎手騎乗。
スタートで外によれて、無理やりハナを奪ってからシンガリ
負け。うーんどうしたものか、という感じだなぁ。
オベリスクライトはいよいよ大井に帰厩。次の開催は
能力試験のみであるが、残暑で運動があまりできなかった
らしく、急仕上げというわけにもいかず、10月に出てくる
ことになりそうだ。
ワールドエミネンスは大井の次開催で復帰する。
スタークロスは9月30日に復帰予定。
いよいよ軍団が再起動した。
【肝硬変への道】
Montevertine‘99(トスカーナ)
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入江という名前であるからには、ジャマイカに行くとアイリー
と呼ばれたりもするので、レゲエからは目がはなせない。
まるでブエナビスタソシアルクラブのような、SKAやメント
というレゲエの源流の時代にさかのぼり、その創始者である
伝説のアーティストたちのインタビューやライブ映像で
構成したドキュメント。オーバーヒートの石井さんという、
私のレゲエの師が作った映画だが、今あの有名なチャネルワン
スタジオが閉鎖されているとか、キングストンの現況もまた
知れて面白かった。スカからレゲエへの変化について、
俺が俺がとい話す爺さん達。音楽は神が与えてくれた貧者への
プレゼントで、中東は石油だが、ジャマイカでは音楽だ、
というセリフなどは本当にしびれた。ジャマイカはもう20年
行っていないが、強制退去の危機、強盗や、暴力沙汰、
グリーンフィーを払わずに済んだ高級ゴルフクラブなどなど
トラベルのトラブル満載の楽しかったところ。もう一度
行かなきゃなぁ。
【肝硬変への道】
Ravenswood Zinfandele‘03(ナパ)
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東中野の包でランチのセット。
神田のカブール食堂は有名だが、このビル自体が
アフガニスタンな雰囲気を醸し出すところが不思議。
久々に細長いインディカ米の、チャーハンではない、
「炊き込みご飯」を食べて、米は偉いと再認識。
つけあわけで出てくる小皿もオクラとかがあって
びっくり。ジャマイカに最初に行った時も思ったが
日本の普通のご飯のようなメニューは世界各国で
存在する。ケバブとビールで夜に再来することを誓う。
【エセアスリートの日課】
バイク 40km
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築地のいたどりでカレーうどん。
古奈屋以来、カレーうどんに対する興味すら消えていた
のだが、スタッフの推薦でカビラさんの番組明けで、
六本木から直行。しかしわざわざ行って築地で寿司では
なくてカレーうどんというのは勇気が必要だ。
1200円という、ちょっとしたフレンチのランチ値段で
カレーうどんに小海老の天麩羅のアソート。しかし
これがまたサンマロで食べたカレー風味のムール貝の
ような、フレンチに近いクリームベースの「キュリー」。
玉ねぎがトロトロになっていて甘みを醸し出し、出汁が
きいた上品な味。わかりにくい立地と共に、戦略としては
いいし、味も文句はない。あっさりしているから、また
あの味を食べたいなぁという気分にもなるが、近くなら
まだしも、わざわざ行くなら、寿司や、焼き鳥丼とか、
他にも食べたいものが築地にはいっぱい存在する。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
十九 特別純米生(長野)
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カミサンが夏休みでフランスに行くので、欧州用携帯の
GSMのSIMカードを購入。電話番号はエストニアだが、
何よりもフランスで着信が無料であることが大きい。
ソフトバンクというかvodafoneよりもトータルでかかる
費用がぐっと抑えられることになり、しかも2年間も
電話番号の有効期限があるので、頻繁に欧州にいかない
ボクのような人間にとってはありがたい。ちゃんと
使えるかどうかわからなかったのだが、パリに到着した
時間帯に電話をしてみたら、1回めは「電源が入って
いません」のアナウンスだったのに、2回めはフランス
の呼び出し音がしたので、きっと使えるのだろう。
トクー!トラベル
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サマンサタバサのご招待イベントでBeyonceの武道館。
Happy B’Day Partyと銘打たれたイベントはDe Ja Vuに
はじまって、デスチャ時代のSay My Nameなどのメドレー
Irreplaceable,Ring the Alam, Crazy In Loveという
短いライヴだったが、2年半前のグラミー賞以来のナマで
見るビヨンセは、ますます締まるところが締まり、スキの
ないパフォーマンスで圧倒されてしまった。遠くからでも
ハッキリわかるスタイルの良さと、ダンスのキレはやはり
ただものではない。女のコだけのバンドで、女性パワー
全開のライヴで、観客もサマンサタバサ系の女子が大半。
とはいえパフォーマンスに負けない観客の盛り上がりが
足りなかったせいか、Crazy In Loveでは途中で唄うのを
止めて「これはパーティのはずよね。もっと盛り上がん
なきゃ」と叫んで、最初からやり直したりした。「ガール
グループ」は元来60年代に男に媚びまくって発生したが、
行動する女性として、自らが仕切っていく新しさを
「デスティニー・チャイルド」は持っていて、そのまさに
アイコンがビヨンセなのだが、日本のファンはまだまだ
ファッションでしか彼女をとらえていないようで、ただ
「カッコいい」と呆然自失で見ているたのである。
同じ25歳でも、ずいぶん日本の女のコは幼いことを
思い知らされた。それにしても「B’Day」っていうのは
いい響きでちょっと気に入る。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
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【零細馬主で馬券下手】
フォーカルポイントが、京成杯オータムハンデに登録。
デビュー戦以外、休み明けの成績はイマイチだが、今回は
かなりきっちりと乗り込まれているし、何よりも調教がかなり
いい感じだったようだ。去年は発走直前に土砂降りになり
馬場がいきなり悪化。のめってしまいレースにならなかった。
その後東京で準オープンを勝って、ハナ差負けたのが、後の
G1馬のオレハマッテルゼである。当歳世界レコードの
6億円馬を送り出した、偉大なる種牡馬キングカメハメハに
唯一勝った、潜在能力ではひけをとらないこの馬にとって、
あとは天気だけが心配だが、ここは通過点としたいものだ。
新潟の終盤で馬券が好調。福島の損を取り戻したので、
週末の軍資金は一応確保した。今年一番の馬券勝負だ。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
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1年ぶりに東中野のフレンチの穴場「サルキッチン」。
夏の定番、赤ピーマンのムースとトマトのコンソメは
9月になったためかもうメニューにはなく、ポロネギを
主体としたヴィシソワーズをかわりに頼むがこれ絶品。
セップ茸をソテーした前菜もまた、きのこだけで一皿
成立するだけのソースが、まがいもないフレンチ。
羊背肉の30分焼き、というその30分というところに
魅かれてメインに指名。分厚いポーションに30分という
火が通った経過が、外から内に段階的に楽しめて、
焼き物の奥深さを感じる。いやはや「肉を食べた」と、
量だけではなく、質も堪能できる料理で、これを自分で
やるならば、3ヶ月毎日失敗してようやく一度できるか
どうかであろう。外食の基本は「自分で作れる情報」か、
「自分では出来ない技術」を五感で味わうことだが、
ご夫婦でまわしておられるここのような店では、
ゆったりと次の皿を待つための会話が弾む同伴者の存在
は欠かせない。フランスのレストランのように、気が
ついたら4時間経過しているかどうか。間を持たせる
のではなく、長ッ尻かどうか…。きっと常に食事中
テレビがついて、全員が見ているという環境で育った
ならば、会話だけで数時間は難しいだろうという結論に
いたった。スローフードは食べ物だけではなく環境だ。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
あまりに会話に集中してメモし忘れ。
果実味のしっかりとしたラングドック・ルーション
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明大前のビストロ・イッシュウ
ラストオーダーの遅い時間の店で、下北沢以外の井の頭線
ということになると、なかなかそれなりのフレンチという
カテゴリーでは見つからないが、いつの間にか出来ていた。
だいたい明大前で途中下車することは稀で、そのむかし
ドイツパブでヘニンガーの生ビールを飲みに行くくらい。
キッドアイラック・ホールで何か見ても、そそくさと帰る
というのが定石で、この街の駅近く、ましてや線路沿いに
全く期待は寄せていなかった。入って右側がカウンターで
左側が掘りごたつ風の座敷席。つまりよくある居酒屋系の
つくりで、箸がセッティングしてある。が、黒板のおすすめ
そしてグランドメニューに目を通すなり、只ならぬ雰囲気が
ただよってくる。水茄子、フルーツトマト、モッツァレラの
マリネはカプレーゼ風だが、箸でつまむ方が食べやすい小鉢。
酵素豚ベーコンのソテーと白インゲン豆は、厚めのベーコン
がカリッとしていて、豚のソテーとは一線を画している。
メインにした牛タンのステーキにハウスワインのロッソ・
ピッチェーノがよく合う。それにカラフェがあるのが一人で
夜食というときには量的にとてもうれしい。スタンプカード
にハンコを押してもらって、それをいっぱいにするのが
楽しみなビストロである。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
Rosso Piceno‘02(マルケ)
サンジョベーゼとモンテプルチアーノの混醸
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