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ディープはアークを制するか

【零細馬主で馬券下手】

最近競馬ファン以外の人に「ディープインパクト」は
凱旋門賞を勝てるのかと聞かれる。競馬は
やってみなければわからない。もちろん次元の違う
走りで、飛んできて先頭を駆け抜けてほしい。
それを願いつつも、ボクの考える現実はこうだ。

1 鞍上の不安

スタートが良すぎるとかかってしまうので、後方から
レースをせざるを得ないディープインパクト。楽に外に
出すことが出来るのか。日本と違って内ラチ沿いに
ぴったり走るフランスの騎手。その包囲網から、
抜け出せるのか。武騎手は日本では超一流だが、
フランスでは、実際に日本のようには勝てていない。

2 コースや展開面の不安

日本のように均等に整備されていない馬場。名馬なら
多少のバイアスは乗り越えるものと思うけれども、
ここ10年でモンジューの勝った99年が2分38秒5で、
バゴが勝った一昨年が2分25秒0。その差は何と
13秒5もある。「フランスの重い芝」というのは日本の
海外競馬をよく知らない、メディアの常套句であり、
実は当日まで全く予想不可能。内側ばかり馬が通り
芝が固まっていて、逆に外側での差しは辛い可能性も。
エルコンドルパサーは、まさかの極悪馬場での逃げ残り。
自分のレースをして2着は評価されるべきだが、運も
味方につけたといえよう。

3 ローテーションの不安

春から準備して仏G1も勝っているエルコンドルパサー。
絶対に有利な「滞在競馬」というよりも、1999年は
実質欧州調教馬だった。ぶっつけはやはり疑問。

4 馬体の不安

ロンシャンでの馬券は、通算プラス。しかもジュムレ・
プラッセ(ワイド馬券)での万馬券を3本的中している
ボクの必勝法は、パドックでの馬体チェック。
「コロン」とした太め残りくらいの馬がロンシャンには
あうような気がする。JCで来日した欧州最強馬などを
見て、太めだと思い消したのとは逆の現象で、
ディープの絞れた馬体では、疑問符がつく。

もちろん無様なレースはしないと思うが、メディアでの
「希望的観測が既定事実」のように取りあげられる
事に疑問は呈しておきたい。くれぐれも言うが、
この4つの不安を吹き飛ばす快走をしたなら何よりも
馬が偉大だった、という事であり、その可能性は
決してゼロではない。

【エセアスリートの日課】
スイム  1200m(スプリンターズSにあわせて)

【肝硬変への道】

Far Niente Cabernet Sauvignon '97(ナパ)
4年半、カビラさんの番組を朝3時起きの無遅刻で
勤めた自分へのご褒美に、とっておきのモノを。

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Comments

なんかぼくがさっき書いた明日の夕刊フジの原稿に似てる。あんまり不安点ばかり挙げるとテンションが下がるので半分くらいにしておいたけど。
印までつけちゃってまして▲ディープインパクトです。

Posted by: ら、 | September 27, 2006 07:48 PM

入江さん、こんにちは。日本に帰ってきました。
お書きになった内容、全くそのとおりだと思います。特に1.の鞍上の不安は、日本では言い出しにくいことですが、そのとおりだと思います。今年はドーヴィルでもあまり結果を残せませんでしたし、かつて重賞でも好成績を残していた頃に比べてインパクトが薄いように思います。

あとマイナス要因を付け加えるとすれば、ディープインパクトが古馬ということでしょうか。凱旋門賞での3歳馬の強さは特筆もので、そのハンデも跳ね返す必要があります。

こう考えると勝つことは並大抵のことではなく、勝てば本当に「馬が偉大だった」ということになりそうですね。

Posted by: participant | September 28, 2006 12:10 AM

ワールドカップの時の「決勝トーナメントは当たり前」というのと同じ匂いがします。

毎週馬券を買っていれば、「競馬に絶対なんてない」ことは分かり切っているのにね。

Posted by: ゆうまん | September 28, 2006 12:14 PM

ら、さん。

おぉ。やはり同じ見方ですか。直々にコメントをつけていただいたので、パクったと思われずにすみそうです。
ギリギリまでフランクフルト経由パリ行きのチケットを押えておいたのですが、ロンシャンでご一緒できず残念です。
Bon Voyage!

Participantさん。

日本の報道陣との会見で、「唯一の不安は鞍上」と笑わせた武騎手。
記者はジョークと取っているのですが、彼一流の言い訳のような気がしちゃいまして…。
そのあたり非常に客観的でクールな武騎手、だからこそ人間的に魅力ある人なので、あまり批判的な事が言えない空気がありますよね。
10年以上前にTomodachiという馬に騎乗していた当時から、武騎手の欧州遠征はチェックしているんですが、おっしゃる通り今年は調子がイマイチのような気がします。
3歳馬といえば、ニエル賞勝ちのレイルリンクですね。勝ってきた相手がどうこうといわれますが、有力馬の一頭である事は間違いないですね。

ゆうまんさん。

全くその通りです。基本は、そこなんですよね。それでも競馬が盛り上がってくれればいいんですが、「なーんだつまんないの」なんて思われないかどうかが気にかかります。史上初のNHKの地上波中継。
そしてその前の23時10分からのディープのNHKスペシャルの再放送。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/051029.html
どれくらい視聴率を取るのかが楽しみです。

Posted by: 入江たのし | September 28, 2006 04:18 PM

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結局仕事の関係で凱旋門賞は現地には行けず、残念だけれど仕方が無い。ディープインパクトの勝利を見られたら一生の宝物、負けてもグッド・チャレンジを目撃したかった。さて、ハリケーン・ランと並んで強敵の一頭シロッコの鞍上はクリストフで決定。アガ・カーン殿下の娘さ....... [Read More]

Tracked on September 28, 2006 03:39 AM

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