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明大前の箸で食べるビストロ

明大前のビストロ・イッシュウ
ラストオーダーの遅い時間の店で、下北沢以外の井の頭線
ということになると、なかなかそれなりのフレンチという
カテゴリーでは見つからないが、いつの間にか出来ていた。
だいたい明大前で途中下車することは稀で、そのむかし
ドイツパブでヘニンガーの生ビールを飲みに行くくらい。
キッドアイラック・ホールで何か見ても、そそくさと帰る
というのが定石で、この街の駅近く、ましてや線路沿いに
全く期待は寄せていなかった。入って右側がカウンターで
左側が掘りごたつ風の座敷席。つまりよくある居酒屋系の
つくりで、箸がセッティングしてある。が、黒板のおすすめ
そしてグランドメニューに目を通すなり、只ならぬ雰囲気が
ただよってくる。水茄子、フルーツトマト、モッツァレラの
マリネはカプレーゼ風だが、箸でつまむ方が食べやすい小鉢。
酵素豚ベーコンのソテーと白インゲン豆は、厚めのベーコン
がカリッとしていて、豚のソテーとは一線を画している。
メインにした牛タンのステーキにハウスワインのロッソ・
ピッチェーノがよく合う。それにカラフェがあるのが一人で
夜食というときには量的にとてもうれしい。スタンプカード
にハンコを押してもらって、それをいっぱいにするのが
楽しみなビストロである。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km

【肝硬変への道】
Rosso Piceno‘02(マルケ)
サンジョベーゼとモンテプルチアーノの混醸

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