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October 2006

早くも年末モード

六本木ヒルズのケヤキ坂は、ハロウィーンなのか、
クリスマスのための点検なのか、イルミネーションが
早くも点灯された。年末までアクセル全開。

早くも年末モード

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唄う日記帳

【ラジオデイズ】

放送批評懇談会主催の「ギャラクシー賞優秀作品を聴く会」。
ニッポン放送のイマジンスタジオで行なわれた。
今回が4回目だが、新しいラジオ委員会メンバーの頑張りで
参加者は徐々に増えて今回は60人に達する。高田渡氏を偲ぶ
年末特番と、自費出版された市井の「初年兵」という原作を
独り芝居としてドラマ化した作品のふたつだが、選考段階
から、もう何度も聴いているのに、スタジオでステレオ効果
があるところで聴くと、また違った味わいがあるものだ。
高田渡氏の番組のなかで、「近頃は日記帳を唄っている」と
いう部分があって、なるほどと思う。「日記帳っていうのは
女房に見せるものじゃないし、他人に聴かせる歌にするなら、
それをさらに昇華させないといけない」とは、けだし名言。
ブログも歌も手軽にみんながやるし、プロとアマチュアの
境界がだんだんなくなってきたものの、プロはプロなのだ。

【零細馬主で馬券下手】
天皇賞は悠仁親王生誕がキーワードだっただけに、大和
メジャーと、横山弟騎乗そしてホワイトウォーターアフェアの
弟であるスウィフトカレントで決まり。と気がついたのは
ケヤキを過ぎたあたりだった。
フォーカルポイントの次走は、11/12のオーロカップの模様。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

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天皇賞(秋)大予想

【零細馬主で馬券下手】

ディープの回避のおかげで、どの馬にもチャンスがあるという
馬券的には面白いけれど、難しい判断を迫られそうだ。とまれ
1番人気が勝てない年がずっと続いたレースである。
最も確実に馬券圏内に入りそうな馬はどれか。コスモバルクで
ここは勝負したい。前走のオールカマー。今までずっと先行策
だったこの馬が、中団で足をためて、あわや差し切りか、
という味のある競馬をした。去年のジャパンカップで、もともと
先行馬のハーツクライが内埒めがけ差して僅差2着のあとは
ご承知の通りディープインパクトを打ち負かす伸び。
脚質が変わって新境地をひらいたという前例を考えると、
得意としている2000m。そして地方馬だけにこのレースに
出るために62kgそして59kgという重い斤量で前哨戦を
こなさなければならなかった。しかし今回は、古馬は全て
58kgという定量戦。無様な競馬はすまい。
相手は、内枠で流れに乗って一発逆転を狙うカンパニー、
好調なダンスインザムード、本格化したダイワメジャー、
叩いてよくなった、ダービー2着馬インティライミ
3歳馬ではアドマイヤムーン、大穴のトリリオンカット
などで行きたい。

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踊りの旅の足跡

SETの「ナンバダワールドダンシング」。
「ヤングパラダイス」という往年の番組ディレクターとして
三百人劇場時代から、ブランクも含めてかれこれ20年以上。
本公演の44回のうち、何回見たかは数えきれないが、今回は
ストリートダンスのプロのグループを招いてのコラボ作品で、
毎度のアクションコメディミュージカルというカテゴリーが
グレードアップした感じを受けた。ヒップホップダンスの
ルーツ探しの旅、という設定から、アメリカから中南米、
アフリカへとトリップし、農耕民族共通の動きで日本古来の
「ナンバ」に立ち戻る、という設定は非常に面白かった。
この動きは末續選手の走り方などで、古武術の甲野善紀氏の
本などがきっかけで広く知られるようになったが、「サンバ」
と「ナンバ」なんていうシャレも効いていて笑いもあるが、
グローバル・スタンダードとは何なのかを考えさせるような
社会性のあるテーマも持ち合わせているところも、ありがち
な説教じみた芝居とは一線を画している。サンタナが、
ミッシェル・ブランチと共演して、新境地を開いたように、
三宅座長もまた新しいファンを開拓する事になるだろう。
会場のお客さんも、常連のSETファンばかりでなく、
ダンサーのファンなどがかなりいて、雰囲気が違った。

【零細馬主で馬券下手】

フォーカルポイントはスワンSで残念ながら又除外。考えて
みればネイティヴハートが登録しているので、中央で19番目
で1頭回避しても、次点だったわけだ。インセンティヴガイは
怒りの連闘のようだが、だらだら走ったら承知しないからな。
次走はどうなるのやら。大殺界の年の大殺界の最後の月が
やはりパッとしないままに終る。そういうものをあまり信じない
妻は、いよいよ喪が明けると自分にいいきかせていると、
「来月からは大儲け」とはしゃいでいるが、不運からは徐々に
脱却するのだよ。

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ハレとケの中華三昧

最近はランチ・タイムでも予約でいっぱいの「老四川・飄香」。
開店と同時に一人なら大丈夫だろうと、突撃したのが正解。
ひさびさにサービスランチにありつく。小皿の突き出しの
前菜3種盛りは健在で、メインは「じゃがいもと豚肉の煮込み」
だが、トマトが煮込まれ、クレソンが添えられ、四川料理の
ひと言では片づけられない。ごはんがすすんでおかわりをして
腹いっぱいで、代々木公園横の井の頭通りを駆け上がる。
昨日食べたランチの中華と同じ値段で、こんなに満足度が
違うのかというぐらいである。そして夜もビタミン大使ABC
の観劇の後、新宿2丁目の新宿通り沿いにある「東順永」。
ここは放送批評懇談会の事務所近くで打ち上げに行く店と
同名なので、偵察に入ったら、そこの女将の田芳栄さんが
いきなり居てびっくり。14日にオープンで「むこうの店は
娘にまかせたの」とのこと。「紙豆腐とピーマンの辛口炒め」
とか「水餃子」を薬味をつけずそのまま食すとか、結局は
いつもと同じメニューで、こちらもまた格安の晩餐。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km

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Sigh!

【ラジオデイズ】

民間放送連盟の全国大会に出席。
審査をした作品の担当者が、表彰式で受賞するのを見届け、
ようやく一仕事したような気になる。各局のお歴々が
参加するので、場違いな感じがしつつも、しょっちゅう
ダメ出しされていた直属の元上司や、そのご同輩と
いった方々に「さん」づけで呼ばれ、恐縮至極。いやあ、
やっぱり、円満退社はするものである。
講演会で五木寛之氏の「うつの時代とメディア」という
話が非常に面白く、聞き入ってしまう。「鬱」というのは
木々が勢いよく生い茂っているさま、という意味の字。
勢いがあるからこそ、「蒼」く影ができるほどで、決して
病気ではなく、「愁」は人間なら誰もが持つ、理由なき
悲しい感情のこと。今「鬱」は「愁」と取り違えられ、
(不定愁訴とはいうが)クスリで治したり、ポジティヴ・
シンキングで克服せよ、などといわれるが、その感情こそ
人間が生きている証で、背中を丸め、ため息をついて
やり過ごす事が肝要だという。韓国の「恨(ハン)」も
歴史上民族が受けた屈辱をうらむ、というのではなく、
人間が大人になった時に自分がどうしてもコントロール
できない、理由もなく自分の存在意義する否定するような
悲しい気持ち、という意味で語り継がれ、それは黒人の
「ブルース」やポルトガル語の「サウダーデ」に匹敵
する感情だという。日曜日の夕方5時のJ-waveの番組
「サウジ・サウダージ」はブラジル人が一番大事にする
「郷愁」とか「哀愁」の「サウダージ」にこだわっている。
かかる曲が明るいサンバであっても何か物悲しく感じる
のは、日本人にも通じる「愁」が、日曜日の特にその時間
に感じられるから(サザエさんという人もいるが…)で
あろう。陰陽を併せ持つのが人間。恐れる事はない、
ため息をつけば楽になる。以前の仕事場でのOLさんが
「ため息を一つついたら、一つ幸せが逃げちゃいます」
と言っていたが、これから馬券が外れた時には、無理せず
大きくため息をつこうと思う。

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放懇セミナー開催のお知らせ

放送批評懇談会が、<デジタル時代の視聴者像>を探る
セミナーの第2弾「デジタル新サービスの利用実態」を開催
することになった。ワンセグやEPGのデジタル新サービスが、
どんな形で社会に溶け込み、視聴者に利用されているのか。
その結果、メディア接触やテレビの視聴にどのような変化が
起こっているのかを考える。ワンセグ、地上デジタルの最近の
調査結果と、EPG(電子番組ガイド)の可能性を、運営の
当事者から直接聞く、絶好の機会です。放送、通信、広告、
メディア研究者、視聴者の方々のご参加をお待ちしています。
◆ 日時:2006年11月29日(水曜日)
◆ 13:00〜16:00
◆ 会場:アルカディア市ヶ谷・私学会館/
東京都千代田区九段北4-2-25 Tel.03-3261-9921
◆ 参加申し込み:放送批評懇談会ホームページから

どなたでも参加できますが、定員が70名で、定員に達した
段階で締め切ります。興味のある方はお早めにどうぞ。

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フレンチ三昧の金曜日

冬のメニューに変わる前にと「ラミデュヴァンエノ」
いつも出てくる豚のリエットのかわりに、今日は鶏レバーと
きのこのペーストでスタート。はっきりいって、パンと
ワインとこれさえあれば、他は何もいらないくらいだ。
鳥肉のサラダとか、合鴨のローストやらを食べて、デセール
が栗のモンブランに抹茶ソースがけ。これで約16ユーロ
なんだから、フランス料理のランチのコストパフォーマンス
たるや、東京が日本一。もはやパリに行く必要はなかろう。
で、新創刊となる年2回刊「スイーツ王国」の編集長の、
大森由紀子さんのインタビュー。1月6日のキリストの
公現祭に食べる王様ゲームのお菓子「ガレット・ド・ロワ」
の日本のクラブができたとか、最近は砂糖菓子にはまって
いるとか、創刊号の巻頭インタビューに84歳のフランス
菓子の某大御所をブッキングしたという逸話等々、興味が
尽きない面白さでやたら盛り上がる。収録後にトゥール・
ジャルダンのボラー氏とすれ違い、知っている限りの
フランス語を総動員したら、急にまたフランス料理が
食べたくなって、夜は下北沢の「トロカデロ」に突撃。
アボカドと海老のサラダにバルサミコソースがかかった
前菜と牛ほほ肉の赤ワイン煮のパイ包みのビストロメニュー
なのだが、「ラディション!」は何と約19ユーロ。
パリの灯は、ますます遠くになりにけり。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km

【肝硬変への道】

Pinot Noir Regnard’04(ブルゴーニュ)

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ちょっとおあずけ

【零細馬主で馬券下手】

フォーカルポイントは除外になり、期待していた2年連続の
三冠馬誕生もなく、気の抜けた週末。ソングオブウインドは
エルコンドルパサー産駒の4頭BOXで少しは買っていても、
ヒモが自信を持って消したドリームパスポートでは仕方ない。
JRAのCMで「強い馬が勝つんじゃない、勝った馬が強いんだ」
というフレーズがあるが、強い馬が勝つといわれる菊花賞。
今まで全てのレースで相手なりに走り、必ず馬券に絡んでいた
ソングオブウインドの強さを理解できなかった不明は
恥じなければならない。大外枠からレコードで差しきり勝ち。
フロックではない事は確かだ。社台レースホースの馬だけに
なんだか「おあずけ」を食らった気分である。そうそう
タイトルは「岡田有希子」のラジオ番組で自分がつけたもの。
フォーカルポイントは、好漢佐藤哲三騎手でスワンSに登録。
フルゲート18頭のところ、23頭の登録があり、出走馬決定順
では19番目ということで、またまた除外の可能性があるが、
登録馬を見る限りあの馬は回避しそうで、まあ今回は出走
できるだろう。ただし短距離の骨っぽいメンバーが揃い、
競馬ブックの印が全くないのは何とも淋しいばかり。
我が家の馬よりも猫のために、鳥肉を応募してみる。
手作り!無添加!!こだわりささみジャーキープレゼント

競馬 | | Comments (2) | TrackBack (0)

石橋が叩いて勝る!? 菊花賞

【零細馬主で馬券下手】

メイショウサムソンは、あの強い強いテイエムオペラオーと
同じオペラハウス産駒。皐月賞勝ち後種付けが5倍になった
くらいの人気だが、場外ホームラン級と認められた証左。
トライアルの神戸新聞杯は、直線が短い中京競馬場だから、
2着は負けてなお強し。地味な存在とはいえ、成長力も
距離延長も問題ないと見て、軸としては不動と考える。
しかしいかんせん単勝勝負は、去年のディープ同様ワリに
あわないオッズのようだ。馬券的には荒れる菊花賞。
血統的に言うならば、ダンスインザダークの子供という
デルタブルースと同じ長距離に強そうなトーホウアラン。
デルタブルースと同じ2500mのレースを使ってきたのが、
ネヴァブション。セントライト記念では接触して落馬。
実績がない、というよりも未知の魅力に賭けたい。
エルコンドルパサーの産駒の4頭の中で長距離の実績が
あるのがミストラルクルーズとアペリティフの2頭なので、
メイショウサムソンからの6頭の馬連。万が一の時の
2着づけの馬単少々。そして1頭軸の三連単マルチで
勝負したい。

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横須賀横浜原宿六本木

【ラジオデイズ】

平山みきの往年の名曲で、横浜以外は今日立ち寄り。で、
NTTサイバーコミュニケーション総合研究所の横須賀
研究開発センターの視察を放送批評懇談会で行なう。
通信の基礎研究の中枢だが、最近の風潮では怠りがちな
「基礎研究」の必要性を再確認した。放送に関連するもの
ということで多彩な研究の中でも、生放送の番組情報の
キーワードを作るシステムや、ダイジェスト視聴システム、
音声合成技術、デジタルシネマをはじめとするハイビジョン
以上の高精細画像や映像のシステムを見学。
チョコパラTVという、音声の喜怒哀楽の状況で
映像素材のダイジェストを自由に時間を指定して、自動的に
生成するシステムは、プロの編集とは違う観点だが、
ひとつの指針として面白いと思った。
常々思っている、放送のデジタル化は、高音質や高画質では
なく「メタデータ」と呼ばれる「番組情報」が流れることで、
番組の検索やダイジェスト視聴ができ、効率良く放送を
見聞きすることにある、という持論を通信側から検証した。
36年前のEXPO’70で体験した、日本IBM館でのゴルフの
テレビゲーム(みんゴルの原形)、電気通信館での世界初の
ワイヤレスホン(携帯電話)、自動車館での交通ゲーム
(3往復するとメダルがもらえた)には及ばないけれど、
未来が体験できたことは間違いない。技術の粋を集めた結晶が
案外「くだらないことにも使われる」という21世紀から見た
現実も含めて、非常に興味深い訪問であった。
ひとつだけ、ここでクリアになった事は、通信においては、
膨大な視聴者が見込まれるサッカーW杯中継のような番組で、
「マルチキャスト」は可能でも、そこから双方向でデータを
やりとりする「ユニキャスト」には将来的にもなじまない
ということ。つまりパソコンにおいては生でしか、テレビや
ラジオを見聞きすることはできないのだから、キャプチャー
できない仕組みで、著作権等をはやくクリアして、どんどんと
「マルチキャスト」を推進していかないと、放送と通信の
融合は、結局ありえないと思った。

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ますます霞むメイショウサムソン

【零細馬主で馬券下手】

ディープインパクトの凱旋門賞での禁止薬物検出事件。
結果論だが、出走前から競馬にならなかった、という事か。
馬の責任でないのに、ずっと記録として残るのは本当に残念だ。

残念ついでにフォーカルポイントは週末の富士Sを除外となる。
来週のスワンSへと体制を切り替えるようだが、果たして
はじめての距離、競馬場、スプリンター相手などの不安はある
けれども、知人のゆうじさんが「東スポ杯連対馬は1200mの
G1でも連対する」という連動説を唱えている。

011117 アドマイヤマックス 高松宮記念(G1)1着
981121 アドマイヤコジーン スプリンターズS(G1)2着
971115 キングヘイロー   高松宮記念(G1)1着
971115 マイネルラヴ    スプリンターズS(G1)1着

これ以外の東スポ杯2歳S連対馬(1997年〜2005年)は、
その後の1200mのG1レースへの出走はないが、
この4頭の1200mのG1での成績がなんと(3-2-3-4)。
勝率25%、連対率41%、複勝率66%だそうだ。
望外のクラシック路線を歩んだけれども、仕上がりの早い
短距離馬というイメージから、エンドスウィープ産駒が
持ちたいという動機だったから、この路線はあながち
なくはないかもしれない。短距離への路線変更があるのか。

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ラジオと抹茶とエスプレッソ

【ラジオデイズ】

「タリーズ・コーヒー」の会長松田公太氏のインタビュー。
何度もラジオのゲスト出演でのオンエアを聴いていたが、
初めてお会いしての印象は、低い落ち着いたトーンの感じ。
特に茶室でのインタビューだったということもあるが、
茶道における「お点前」とエスプレッソにおける「バリスタ」
には、根底に同じ「ホスピタリティ」があると思った。
敢えて手動のエスプレッソマシンを導入し、まずは眼前の
お客さんに「一服差し上げる」という気持ちで接するのが
タリーズ流だという「精神論」。「一期一会」というのは
簡単だが、多店舗展開のチェーンで、これを徹底するのは
大変な事だと思う。スターバックスという競合があっても
実績を伸ばし、いち早くMBOによる、株式市場の資金に
頼らない体質で強化された、タリーズの自信を垣間見た。
大体ラジオは、メディアとしては「マス」の部類に入っても
基本はパーソナルコミュニケーションである。世界中を
席巻する巨大な帝国に対抗するローカルの小規模チェーン。
そこでの武器は、効率とは正反対のハイタッチな1対1の
コミュニケーションしかない、という話は、介在するのが
「お茶」であろうと「電波」であろうと全く同じである。

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馬券も競馬もちぐはぐ

【零細馬主で馬券下手】
またもや秋華賞でやってしまった。
アサヒライジングは展開が向きそうで先頭で突き抜け、
カワカミプリンセスはあっと驚く2着があるかもと、
馬単と三連単の裏目を食らい、単勝のキストゥヘヴンは
行方不明。オークスの再現ビデオでよかったのだ。
返す刀で大井に参戦勝負するも、二日連続で傷口を拡げる
ばかりの返り討ち。週末に向けて資金温存が精一杯だ。
大井のワールドエミネンスははじめての早田騎手。状態良く、
スタートから仕掛けて良いポジションが取れたのだが、
向正面中程から前がゴチャゴチャしていたため、走るのを
止めてしまったとは騎手の弁。シンガリ負け。
フォーカルポイントは今週土曜日の富士Sに、後藤騎手で
出走登録。一年前映画の試写会で、たまたま隣に座った彼に、
騎乗依頼を勝手にした甲斐があった。(もちろんそんな事
本人は覚えていないだろうし、ボクが頼んで決まるものでは
ないのだが)フルゲート18頭のところ、テレグノシスなど
登録馬が多く、このままでは除外の可能性があるとか。
調子がいいだけに出ては欲しいが、勝負馬券かは微妙。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km

【肝硬変への道】
開運 ひやづめ純米55%(静岡)

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秋華賞大予想

キストゥヘヴンで勝負。
展開としては先行したい馬が複数いるので、比較的早い
流れになるのは間違いない。定石通り差し馬を一番手に。
秋初戦をセントライト記念という、牡馬との厳しいレースを
選んでステップにしたことは、非常に意義が大きいと考える。
着順は5着だが、菊花賞の権利を取りたいガチンコ勝負の
勝馬トーセンシャナオーとは0秒4差。
オークスの6着も、距離が原因ではなく未勝利2着から
中一週、中一週、中二週で桜花賞を勝った反動といえる。
桜花賞で克服した輸送の不安もないが、早くから京都に
入厩して、成長分だけ増えた馬体も逞しい限りだ。
相手の本線にはローズS勝ちのアドマイヤキッスという
キスキス馬券という人気サイド。
予定通りという休養組。カワカミプリンセスだが、
オークスからの直行でここ10年馬券に絡んだのは
テイエムオーシャンただ1頭。4戦のキャリアは脆い。
それより、アメリカ帰りのアサヒライジングを上位に。
日本人応援団が行ったわけでもないのに1番人気。
出遅れて大外をぶんまわしての2着は価値がある。
510kgを超えていても自在の競馬ができるはずだ。
ローズS組ではあてにしずらいフサイチパンドラよりも、
粘ったシェルズレイと、差してきたソリッドプラチナム。
馬券の買い方としてはキスキス馬券の2頭固定で
上記3頭プラス、過去の例から10番人気の馬を
ピックアップして3連単マルチ12通りで勝負したい。

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聞くラジオから効くラジオへ

【ラジオデイズ】

RABJ日本ラジオ広告推進機構のフォーラムに出席。
「ラジオとプランディング」を中心とした基調講演と
具体的な事例を交えたディスカッションがくり広げられ、
広告会社を中心として、ラジオ局の営業部門の人などで
会場は熱気に満ちていた。なんとなくイメージしている
ラジオの特徴や長所といったもので、新鮮だったものは

1 他の媒体広告の想起と聴覚による過去の想起
認知を個人的な経験へとより強く印象づけるためには、
視覚では流れてしまうものでも聴覚に訴えるのが有効的。

2 ゆっくり考えて行動する
TV物販広告における購買は15分で売り上げの8割を占める
のに対して、ラジオ物販広告は1〜2週間効果が持続する。

このあたりはラジオが「漢方薬」だとか、「ロングテール」
に向いたメディアであるということの裏付けとなる事実
なのだが、即効性のないメディアをいかにアピールするか
という時に、重要なポイントだといえるだろう。ラジオに
関わる人間達は、「どうせラジオなんて…」と言われた時に
返す言葉を持たないのでは情けない。
それとラジオとは直接関係ないが、四半世紀前、FAXが
「ニューメディア」と呼ばれていた時代のこと。新聞は
そのうち宅配でなくFAX配信になる。だから広告は記事下
ではなく、記事中に入れるべきだ。という議論が真剣に
されていた、というのは興味深い。事実当時はFAXや
文字放送などが、メディアのあり方を変えると思って
いたが、それは幻想だった。だから既存メディアの
ポジショニングは変わっても、あり方はきっと変わらない
のだろう。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km
ラン 5km

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北朝鮮どころじゃないかも

ポレポレ東中野で「六ケ所村ラプソディー」
以前見た「ヒバクシャ」の、鎌仲ひとみ監督作品である。
ここ20年間なんとなくニュースネタとして知っていた原子
燃料サイクル施設をはじめとする、エネルギー産業の村の
歴史や現状を整理してくれた作品であった。考えてみれば、
立ち退きを拒んで道路計画をストップさせていた家も、
あんなに大騒ぎした成田空港反対派も、時の流れによって、
無力になっていった。それを学習したことによるあきらめに
似た感情。過激に思われる反対派が、全く普通の市井の人で
ある矛盾。自分自身も含めて多くの人が、享受するメリットの
ある大義名分。何がよくて、何が悪いというワケではないが、
連日報道されている北朝鮮の核実験よりも、遥かに大規模で、
危なっかしい状況が今進行していることは理解できた。
使用済み核燃料からリサイクルできる量は、何と1%だという。
100枚A4の紙で、ようやく1枚の古紙ができるというのでは、
リサイクルというレベルにはないような気がするのだが。

【エセアスリートの日課】
バイク 35km

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ロックアウト寸前

やはり元体育の日だけは、よく晴れるものだ。午前中から
いくつか仕事を片づけて、気分よくラルテミスのランチでも
と繰り出したところ、第2火曜日ということで定休日。
仕方なく事務所に戻ると、鍵が堅くて動かず開かないのだ。
以前から調子が悪い、とは思っていたが、これには困りはて、
スペアキーを調達して開けようとするが、同様に堅い。
なんとかこじあけてみたものの、鍵全体の交換も必要かと
メーカーのホームページを探してみると、こうした場合の
対処法として、「キーの凸凹部分に濃いめの鉛筆の芯をなすり
つけて、粉がついた状態でカギ穴に挿入し、何度か開閉を
くりかえす」とあり、半信半疑で試したところ、ウソのように
調子がよくなった。「滑りが悪いからといって油を差すと、
かえってホコリがこびりつく恐れがあります」とあって、
そういえば自転車でも油を差してはいけない部分があると
納得。いやはやピッキング対策の複雑な鍵であっても、その
対処法は意外と単純で、まるで「伊東家の食卓」のような
豆知識がひとつ増えた。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

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テレビCM崩壊

【ラジオデイズ】

必要があって「テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めた
マーケティング2.0」を読了。長くまたセンセーショナルな
タイトルではあるが、なんとなーく感じていたメディアとの
接触の行動様式をつづった、という以上の何ものでもない。
ナショナルワイドで、しかも大掛かりなプロモーションに
おいてテレビCMだけが独占していた時代が終わった、という
ことなのだが、ラジオ側からいわせてもらえば、そんなのは
ハナから承知のこと。全国規模のスポンサーであっても、
ローカルでの展開を中心に、イベントやキャンペーンなどと
複合的なプランを出していくのが、ラジオの生き残りだったし、
ローカルクライアントと共生する、というのも大きな課題。
だからラジオに全く広告を打たない、興味もない、という
クライアントは沢山あるし、それが当然だと考えてきた。
それはラジオが「マス」のメディアでなくなってから久しい
からで、テレビが「マス」であるという幻想に惑わされると
この本の主張するところにおびえなければならないだろう。
メディア論というよりも、消費者論という観点で、アメリカの
マーケティングを学習するには非常によいが、何かのヒントが
ここにあるかどうかは、メディアの営業部門や、広告会社の
スタッフ、クライアントの宣伝担当の意識次第。これを読んで
びっくりしているようでは、お話にならない。
ちょっと中味が読めるなんていう試みは面白い。

【肝硬変への道】

十九 特別純米生(長野)

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勝負は単複に限る

【零細馬主で馬券下手】

メジロマントルの逃げ切りに密かに期待しながらも、毎日王冠
で勝つのはダイワメジャー、と昨日から宣言しつつ東京競馬場。
東京で実績がないのは、距離適性と内枠だったとかで、
決して左回りが苦手なわけではない、という陣営の考えと
落ち着いていたら勝負、とばかりパドックの気配を見ても
減点材料は見当たらない。人気薄の6頭をピックアップして
3連単ダイワメジャー1着固定の流しで勝負する。ここが
馬券下手の馬券下手たる所以である。事前に目をつけていた
ダンスインザムードは、488kgとヴィクトリアマイル時の
体重から比べて18kgも重いこともあり、自信の消し。
二ケタ人気馬の激走を信じつつも、ローエングリンまで
手が回らず。直線でダンスインザムードとダイワメジャーの
叩き合いからアンカツの差し返しに声援をあげるものの、
3連単ではなく単勝を買えば640円もついたのに、と手元に
残った「メジロマントルがんばれ」の単複100円ずつの
馬券を見て反省する。

【エセアスリートの日課】
バイク 10km
ラン 5km

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闇を引き裂く怪しい笑い

【ラジオデイズ】

スズナリで大川興業 の「Show the black 2」。
ブッシュ大統領がイラク戦争開戦の時のShow the Flagの
シャレでスタートしたシリーズ第2弾。ということはずいぶん
時が経っているワケだ。舞台が真っ暗のまま、すすんでいく芝居。
ラジオドラマとはまた違う緊張感と、想像力を駆使する試みは
ストーリーのシンプルさと、感情移入すべき主人公が命である。
大川豊氏の時事ネタギャグも、コンパクトに収まっていて、
かなり練れた構成。暗闇の90分にもかかわらず、眠くなる
ことはなかったが、前説で「暗視カメラで見ていますので、
寝ている人は起こします」というからには、集中力を維持
できない観客もいるのだろう。セットが変わらないのに、
場面が転換する、といいうのは、ラジオドラマでは普通だが、
そうした体験がない人も多いのかも知れない。
とはいえラジオっぽくはない大団円に、そしてテーマは
時事ネタでもあり、ラジオではできない舞台ならではという
面白さは、作品として大いに刺激されるものだった。

【エセアスリートの日課】
ラン 5km

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野球と教育

日刊スポーツの自分のコラムをチェックした後、パラパラと
野球欄に目を通していると、日本学生野球協会が、高野連と
大学野球連盟から報告された33件の不祥事に対する審議と
処分が発表されていた。「1ヶ月〜半年の対外試合禁止」
「関係者の謹慎」「警告」の3種類。「対外試合禁止」は
部員26人が他校の女子生徒に嫌がらせメールを送ったと
いうのはあるが、主に部員の暴力事件。「謹慎」は監督の
部内暴力や、部員の熱中症などの不適切な指導。まあそれは
そんなものかとして、「警告」は部員の強制わいせつ行為、
バイク窃盗無免許運転、バイク飲酒運転、自動車無免許運転
などなどである。甲子園に住んでいた阪神ファンでもあり、
少年野球だってやっていたボクが、高校野球に幻滅したのは、
不祥事が散見される地元の温度と、メディアで伝えられる
「青春と教育の一環」という美化されたヒートアップの
ギャップが原因だ。もちろん「ハンカチ王子」が憎いワケ
でもないし、アスリートとして尊敬できる選手も沢山いる
ということは百も承知だが、「強制わいせつ」だって
「飲酒運転」だって「警告」で済んでしまうのである。

【エセアスリートの日課】
バイク 15km

【肝硬変への道】

Le Volte ‘04(トスカーナ)

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夜にもふかしぎ

【ラジオデイズ】

松尾貴史さんの折り顔展が事務所近くのギャラリーで開催中。
本人がたまたま立っていたので、あいさつを兼ねて入場する。
切り込みを入れずに折るだけで、古今東西の似顔をクリエイト
というのは、さすが大阪芸術大学のグラフックデザイン科卒。
最後にいつレギュラーの仕事をしたのかと思えば、「オレ達
ひょうきん族」のウラのニッポン放送で、山田邦子さんと
キッチュ(当時)がフジテレビを見ながらテレビネタを語る
というとんでもない生放送。フジテレビが放送機器トラブルで
ブラックアウトし、「あれっ」といったまんま番組終了時間を
迎え、フジサンケイグループの交換台経由で回線があふれて、
「テレビが見えないんです」というフジテレビへのクレーム
電話がニッポン放送にまで回ってきた事件を思い出した。
その後番組ゲストなどで会うものの、たまに飲みに行くくらい。
よく飲む人なんだが、いつの間にかソムリエ協会の名誉
ソムリエだったりするんだ。ちゃんとした仕事もまたご一緒
したいものである。

【肝硬変への道】

Le Volte ‘04(トスカーナ

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春麗らウチも引退秋の風

【零細馬主で馬券下手】
ディープインパクトの敗因に関しての続報などが紙面を
賑わし、今回の遠征が社会現象でもあったことを再確認。
概ね冷静なトーンに、「敗戦の反省はちゃんとするのだけど、
すぐにそれを忘れて大はしゃぎする」という日本人の国民性
を見る思いがする。しかし「敗戦自体が大はしゃぎ」という
特異な例であるハルウララの引退が決定したニュース
出たタイミングには舌を巻く。かなりメディア戦略に長けて、
広告代理店でも関与しているのかと思われるほどである。
たしかにメディアにのることで、広告費換算することも多く、
それだからこそ、ビジネスが成立することもあるだろう。
しかしハルウララは過去の馬。そして優勝劣敗という厳しい
競馬の原則の中で、「あだ花」としてのブームも終了した。
観光馬はともかく、繁殖牝馬としての価値はほぼ皆無だ。
実は「一口馬主」だけをやっていた時、引退した後の愛馬が
どうなるのかを知った。で、せめて一頭くらい「一生面倒を
見る」馬を持とうと誘われたのが、十年にわたる1頭の牝馬の
シンジケートである。幸運なことにアメリカでステークスを
勝ち、購買額の4倍の賞金を稼いで繁殖入り。所有した
初子もほぼ同じ額の賞金を稼ぎ、売却した馬はギリギリ損を
しない程度に売れ、今は日本に繋養し繁殖を続行できている。
とはいえ毎年支払う種付け料。売れないと負担しなければ
ならない仔馬の飼葉代。出て行くお金ばかりで、稼いだ分は
底を尽き、ギリギリ自身のカイバ代を稼げるかどうかだ。
牧場と持ち分を折半している、諸事情で抜けたりしてもまだ
共有のメンバーがいる、日本の中央競馬でデビューから
3連勝で重賞勝ちした近親の血筋、産駒の兄弟の競走成績。
そうした幸運がなければ、とっくにギブアップしていた厳しい
世界に「一生面倒を見よう」と、あの時に思った決断が、
いかに薄っぺらなものだったかと、反省することしきりだ。
競馬界の最底辺にいる馬という話題性だけで、安易に
「一生面倒を見よう」なんて思うこと自体ナンセンス。
他人事ながらハルウララは今後どうなるのだろう。

スタークロスは番組の関係から、今後中央競馬で出走する
適当なレースがないことで、引退することになった。成績は
悪くはないので、地方競馬に転出。シンジケートは一旦解散。
再び中央に復帰する条件が整った段階で再募集となるそうだ。
ワールドエミネンスはスタートが悪く、先行するも勝負所で
手応えが悪くて7着。鞍上が岩田康成騎手と密かに期待して
いただけに、今日はちょっと堪える。

【エセアスリートの日課】
スイム 1800m
フリー1500mでタイムが28分13秒。前回計測から17秒
時計を詰めた。身体は重いのだが、後ろから煽ってもらった
故の時計だろう。

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酒と醤油の日々

今年の醤油名匠の発表など「醤油協会」のイベント。
民族学者の石毛直道教授の「はこぜん、ちゃぶ台、テーブル」
の時代変遷によって、食育の必然性が増してきた、という講演
は非常に興味深かった。食事中のマナーとして、大正以前は、
「会話が厳禁」というのが83.3%。茶事における会話とも
また違うのだろうが、食卓の主人公が、家長である父親から
「個食」とも「孤食」ともいわれる現代への変遷。その途中に
「ちゃぶ台」というのがあるのが面白い。
4回目の「醤油名匠」は醤油を使った加工食品(佃煮など)
というジャンルから選ばれ、函館の「マルキチ食品」が製造。
2005年のモンドセレクション金賞も受賞したという、
「フォアグラの昆布巻き」が大賞に輝いた。審査員の田崎真也
氏の講評で「昆布とフォアグラが分離して、中味がにゅるっと
出てしまうようなことがなく、すっと口の中に調和して拡がる
ところが秀逸」というコメントを寄せていて、実際その通りの
出来映えに感服。日本酒でフォアグラと昆布という、ちょっと
変わった取り合わせが、やみつきになりそうである。
フランスからのフォアグラ輸入も解禁されてよかった。

【肝硬変への道】

十九 特別純米生(長野)
美山錦の59%精米。米のうま味と酸味が独特。

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ブローニュの森にいい夢を見た

【零細馬主で馬券下手】
スプリンターズSは、本命に考えていたオレハマッテルゼが
なんと12kgマイナスという寂しい馬体。そこで思いきって
「ケン」を決め込んで正解。テイクオーバーターゲットは
買えても、メイショウボーラーやタガノバスティーユは
買えませんでした。そしていよいよ満を持して凱旋門賞。
結果3着で、敗因はいろいろ考えられるだろうが、馬の能力は
互角だとしても、レース内容は惨敗だった。解説者となった
岡部幸雄氏が500m以上の直線途中で、珍しく感情的な
声をあげ、マイクに乗った「まだまだ」という言葉。これは
「まだまだゴールは遠い」「まだまだ追わないと後ろが来る」
「まだまだディープには余力が残っているぞ」
いろんな意味に取れる深い言葉だが、一瞬勝ったと思わせる
「欧州包囲網」への警告に違いない。後方で包まれるのは
怖いが、好位差しに徹してかえって出し抜けをくらってしまう
というパターンへの対策は準備されなかった。斤量の有利な
レールリンクには言い訳が出来ても、牝馬のプライドに
差されたのでは「負けてなお強し」という言い方もできない。
ひょっとしたら馬にも後遺症が残りかねない、何とも後味が
悪い負け方で、一番それをわかっているのが、敢えて正攻法を
選択した武豊騎手だろう。デットーリ騎手が乗っていれば…。
コースレコードで逃げ切っていたかも知れない。
しかし「たられば」はない。これが競馬である。

【肝硬変への道】
 
Ch.Beaumont’00(メドック)

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