野球と教育
日刊スポーツの自分のコラムをチェックした後、パラパラと
野球欄に目を通していると、日本学生野球協会が、高野連と
大学野球連盟から報告された33件の不祥事に対する審議と
処分が発表されていた。「1ヶ月〜半年の対外試合禁止」
「関係者の謹慎」「警告」の3種類。「対外試合禁止」は
部員26人が他校の女子生徒に嫌がらせメールを送ったと
いうのはあるが、主に部員の暴力事件。「謹慎」は監督の
部内暴力や、部員の熱中症などの不適切な指導。まあそれは
そんなものかとして、「警告」は部員の強制わいせつ行為、
バイク窃盗無免許運転、バイク飲酒運転、自動車無免許運転
などなどである。甲子園に住んでいた阪神ファンでもあり、
少年野球だってやっていたボクが、高校野球に幻滅したのは、
不祥事が散見される地元の温度と、メディアで伝えられる
「青春と教育の一環」という美化されたヒートアップの
ギャップが原因だ。もちろん「ハンカチ王子」が憎いワケ
でもないし、アスリートとして尊敬できる選手も沢山いる
ということは百も承知だが、「強制わいせつ」だって
「飲酒運転」だって「警告」で済んでしまうのである。
【エセアスリートの日課】
バイク 15km
【肝硬変への道】
Le Volte ‘04(トスカーナ)
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