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聞くラジオから効くラジオへ

【ラジオデイズ】

RABJ日本ラジオ広告推進機構のフォーラムに出席。
「ラジオとプランディング」を中心とした基調講演と
具体的な事例を交えたディスカッションがくり広げられ、
広告会社を中心として、ラジオ局の営業部門の人などで
会場は熱気に満ちていた。なんとなくイメージしている
ラジオの特徴や長所といったもので、新鮮だったものは

1 他の媒体広告の想起と聴覚による過去の想起
認知を個人的な経験へとより強く印象づけるためには、
視覚では流れてしまうものでも聴覚に訴えるのが有効的。

2 ゆっくり考えて行動する
TV物販広告における購買は15分で売り上げの8割を占める
のに対して、ラジオ物販広告は1〜2週間効果が持続する。

このあたりはラジオが「漢方薬」だとか、「ロングテール」
に向いたメディアであるということの裏付けとなる事実
なのだが、即効性のないメディアをいかにアピールするか
という時に、重要なポイントだといえるだろう。ラジオに
関わる人間達は、「どうせラジオなんて…」と言われた時に
返す言葉を持たないのでは情けない。
それとラジオとは直接関係ないが、四半世紀前、FAXが
「ニューメディア」と呼ばれていた時代のこと。新聞は
そのうち宅配でなくFAX配信になる。だから広告は記事下
ではなく、記事中に入れるべきだ。という議論が真剣に
されていた、というのは興味深い。事実当時はFAXや
文字放送などが、メディアのあり方を変えると思って
いたが、それは幻想だった。だから既存メディアの
ポジショニングは変わっても、あり方はきっと変わらない
のだろう。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km
ラン 5km

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