ブリーダーズカップ'06
【零細馬主で馬券下手】
ケンタッキーのチャーチル・ダウンズで行なわれた、
1日にG1競走が8つというブリーダーズ・カップ。馬産地
でもあり、アメリカ競馬の故郷だけに7万人以上という、
競馬の祭典史上3番目の大入りとなった。今回の目玉は
やはり古馬対3歳馬、すなわち西の荒武者と東のエリートが
対決のクラシック。去年のJCダートで大敗した後、今年は
西海岸で連戦連勝のLAVAMAN。ダービーなど3冠の全て
には参戦しなかったものの、デビューの新馬戦2着以外は、
強い競馬で勝ち進んできた3歳馬のBERNARDINIが出走。
これを西部劇風に見立てた「シービスケット」にも出てくる
ようなポスターは秀逸で、プレスにも好評だった。海外の
プレスといえば「ディープインパクトはどうしちゃったんだ」
と声をかけられる事が多く、どう言っていいのか閉口。
ここを使ってきてくれれば、と思うも出走するようなことが
あると競馬場はまた大変な事になっていたろうなとも思う。
結果は夕食会で同じテーブルだったアルゼンチンのメディア
の盛り上がりのせいではないだろうが、アルゼンチン産で
ウルグアイでデビュー後、アラブの王様にトレードされて、
アメリカでは連勝中のINVASORが、早仕掛けのBERNARDINI
を差し切って優勝。実況が直線に向いて「BERNARDINIが
先頭に躍り出た」と言ったところで、場内が歓声でいっぱい
になったのは、やはりファンが多いというか、断トツの
一番人気の支持を集めたゆえん。ハリケーンランは
ターフでイマイチなレースだったから、INVASORとBERNARDINI
そしてディープインパクトとハーツクライ、レイルリンク
の5強での戦いがあれば、世界一決定戦に恥じないレース
になるのだろうが、実現性に乏しいのは残念な事だ。
各レースの結果は斎藤さんのブログに詳しい。
【肝硬変への道】
Napanook ‘02(ナパ)
カベルネソービニオン中心の混醸で、ドミナスのセカンド。
予約したPark Place
はシェフの移籍による料理の質の向上と
ケンタッキー唯一を誇るワインリストということで予約。
ワインリストが20ドルから400ドルまでいろいろ面白く、
160ドルのオーパスワンあたりが220ドルで出ているので
見ていて飽きないリストだった。ネットで読んだ通り、
チェーンのステーキハウスより手の込んだ前菜やらサラダが
でてきたし、メインもおいしくデザートは食べ切れないほど。
しかし料金がブリーダーズカップ特別価格で倍以上に閉口。
http://www.bloodhorse.com/pdf/bc_mane_event_poster_2006.pdf
このポスターは秀逸。
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