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Je ne suis pas là pour être aimé

愛されるために、ここにいる』の試写。
フランス映画は人生の師だ。人間関係をどう保てばいいか、
どうすればうまくいかなくなるのか、市井の人間が主人公と
なり、ありそうでなさそうな話。でもヒントを与えてくれる。
この映画は「人生の秋は収穫の季節」なのに、ちょいワルにも
なれないくたびれた中年が、タンゴに出会って新しい人生を
歩みはじめる。とはいえ「Shall we dance?」のような
単純なストーリーではない。気難しい老人ホームの父、別れた
妻との間の成人した子供、単調でストレスのたまる仕事、
新たな出会い、それらがタンゴのリズムと哀愁にあふれる
メロディとシンクロして揺れ動くのだ。必ず通らなければ
ならない試練を、逃げずに受け止める主人公は、真のヒーロー
なのである。人間の格好良さは、悪を懲らしめたり、大金を
得たり、権力の椅子に座ることではない、と教えてくれる
大人の文化を持つフランス映画ならではの作品だ。最初は
哀れみ、滑稽で笑い、最後には…。12月16日から公開
なんだそうだが、精神年齢が高くないと退屈に違いない。
ディテールではゴタンプロジェクトのオリジナル音源、
時々流れる競馬実況中継、老人ホームの爺さんと見舞いの
主人公が「モノポリー」に興じる、というのがツボだった。

【零細馬主で馬券下手】
大井のワールドエミネンスは9日の最終レース。
最内枠を引いたので、早田さん。逃げて下さい。
オベリスクライトの待望の復帰は10日の4レース。
鞍上が自厩舎の真島騎手にかわり新たなスタートだが、
骨折明けだけに、今回は無事に回ってくるだけでよし。
ディスパーロは日曜日の福島6Rで吉永騎手騎乗。
ダートの1150mで新味が出てくれるのか。
フォーカルポイントは日曜東京のオーロカップに、
待望の後藤騎手で勝負をかける。マイルCSにも登録済み
だが、ここはキャピタルSに向かうための除外狙いか。
いずれにせよ獲得賞金が少ないとオープンではつらい。
久々に週末4頭だしで【大馬主の馬券上手】といきたい。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km

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競馬」カテゴリの記事

Comments

仏語原題は「愛される為にここにいるのではない」
の否定になってるのが微妙ではあるなあ。

Posted by: 至(弟) | November 11, 2006 02:10 AM

至(弟)さん

邦題においてはよくある事なんですけど、たしかに意味は正反対です。
でもどっちでも意味が通るというのがこの映画です。

Posted by: 入江たのし | November 11, 2006 11:52 PM

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