放送のデジタル化で変わったこと
【ラジオデイズ】
放送批評懇談会のセミナー。
デジタル新サービスの利用実態というテーマで非常に中味の
濃い話を伺う。NHK文研の二人と電子番組表のIPG社長の
プレゼンテーションは硬軟とりまぜられ、興味深かった。
結論から言うと、世論調査レベルではデジタル化にはまだ
エンジンがアイドリングしはじめたばかり。しかし先端を
走る人々にとっては、次々と展開が拓けていくという実態。
面白かったのは、「現代的なテレビの見方」として、
番組優先でテレビを見るのではなく、まずつけて探すとか
ツッコミを入れながらテレビを見るとかいう質問項目を
調査に入れること自体、大変な議論があったということ。
1985年がテレビ視聴時間の「底」で、現在は質はともあれ
視聴時間は延びていること。テレビがデジタル化して、
朝のテレビ接触が従来より増えたこと。であった。
特に最後の一点は、朝のラジオ番組のあり方の根本に
かかわる事態で、ラジオ制作者こそ、この調査結果を
重大に受け止めなければならないだろう。
【エセアスリートの日課】
バイク 30km
【肝硬変への道】
Le Volte ‘04(トスカーナ)
Ch.Baumont ‘00(メドック)
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