労働市場の流動化
【ラジオデイズ】
女性向けの派遣会社b-styleの三原社長のインタビュー。
日本は出産と子育ての時期の女性の就労人口の落ち込みが
激しく、その後職場復帰をしても、以前の職場ではなく、
地域で生産性の低い仕事にパートとして就かざるを得ない。
そんな現状を打破し、普通の派遣会社がフルタイムなのと
は違って、扶養控除の範囲内で短時間労働をする、パート
タイムの効率的な活用を提案するユニークな派遣会社で
あるが、表裏のない受け答えにかなり好感が持てた。
考えてみれば自分の会社だって、デスク業務などは、
恒常的な採用ではなく、ワークシェアリングの形だし、
忙しい時期は週単位、月単位で集中している。そこに
人材資源を集中するのは至極あたり前の話だ。前世紀の
家族的な企業では、そうした柔軟な雇用体系がとれず、
パートというと「おばさん」のイメージを払拭できずに
いるようだ。政府の再チャレンジ、ニート対策などの
雇用促進プログラムは、制度だけ作っても意味がなく、
こうした組織改革を促すものでなければならない。
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