ディープは去り、競馬は続く
【零細馬主で馬券下手】
有馬記念は昨日の予想「2の展開」、ディープを負かしに
行かなかったというレースだった。そのせいかあまりに
鮮やかな、ムチ一発のみの猛烈な末脚はゴール前では
押える余裕すらあるもので、万感迫る思いがあったが、
泣くほど感動したかというと、そうではなかった。
オグリキャップやトウカイテイオーの有馬記念は、
買ってもいない馬券だったのに、ついつい涙が頬を伝う
ほどのドラマティックさだった。そのかわりスタンドを
埋め尽くした引退式で、声援を送る沢山の人々に感動。
有馬記念の中山競馬場は、13万枚という抑えめの前売り
入場券発売(去年は19万枚)。それ以外にも普通に入場券を
持っていれば入れる、ということになっていたのだが、
ここ数年入場制限があたり前となっていたため、今年の
特例措置を知らない人が競馬関係者にも大変多くて、
12万弱の観客動員となった。これはバルバロが骨折した
今年のプリークネスSとそれほど変わらない。
アメリカで12万の動員というと、JRAのキャンペーンに
学んだ結果の、それはそれは色んな努力の積み上げである。
しかし着飾った人々がたくさん観戦に来るアメリカ三冠と
年に一度、乾坤一擲の勝負をかける有馬記念。
どっちがいいとはいえないが、それこそが文化なのだと
思うのであった。
ディスパーロは抽選に外れて出走できず。年明けのレースを
めざして調整することになるとか。オベリスクライトは
大晦日に登録をするようだ。
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