雑誌に載った後の店
「煮込みや なりた」。
雑誌に取りあげられて、予約が取れなくて食べられなくなる
かも知れないと、同好の士の間でちょっとした不安があった
けれども、意外なほどにすんなりとエントリー。もともと
評判の店だけに、当然ながら大賑わいだが、月曜日の2回転
めともなると、大丈夫なのかも知れない。そしてワインバー
というサブタイトルがついたこともあり、店外で行列をして
待っている、というタイプの店ではないからかも知れない。
いずれにせよ、常連達は次のお客さんのために食べ終えると
さっと席を譲るという美しい「文化」が根づくのは、一朝
一夕ではできないことだ。そして一見さんにはなかなかそれが
浸透しない。居酒屋などでだらだらと居座る客を叱る店主や
古い客が消え、もどかしさを感じる店は多くなりつつある。
そんな事を考えつつ、牛肉とフォアグラのパイ包みと格闘。
パリに研修旅行という名の「食べ歩き」に出かける店主と、
フレンチミュージック談義に花が咲く。何となく感じていた
彼の嗜好が確認できて面白かった。やっぱり巷で人気のあの
アーティストなんかは、あまり好きじゃなかったのね…と。
【肝硬変への道】
Costieres de Nimes ‘03(ボルドー)
レオヴィル・ラスカーズの所有
« 大吉馬券 | Main | NHKグラウンドの開発 »
「グルメ・クッキング」カテゴリの記事
- 「煮こみやなりた」で最後の晩餐(2018.12.20)
- アメリカ村がまた熱い!(2018.02.02)
- はりまや橋近くの日本酒バー(2012.12.09)
- 新たなるスタートは、最初の一歩の地で(2011.07.13)
- 日本におけるアメリカン料理(2010.12.10)
Comments