久々に自転車がパンクした。1年以上たつけれども、
パンク修理にもなれて、サッサとチューブを直して空気を
詰めてスタートしたところ、行き先でまた空気が少ない状態。
いろいろと探してもわからないので、「なるしまフレンド」で
見てもらうと、どうやらホチキスが微妙に刺さっているのが
原因と判明する。ちゃんとタイヤ側を触ってみたけれど、
わからなかったくらい微妙な刺さり方で、丸二日この騒ぎに
翻弄される。あたり前だが空気が抜けるには必ず原因がある。
チューブの内側ならリムサイドに、外側ならタイヤを貫通する
突起物を見逃さない事。これしか解決法はない。
【エセアスリートの日課】
バイク 10km
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念願の東中野「パオ」。
昼ばかり6回訪れて、ランチにありついたのは2度だけ。
つまり臨時休業などに運悪くぶちあたっていたわけである。
先月行ってみたら「ランチは和食になる予定です」という
貼り紙がしてあり、カバブにありつくためには、夜こないと
いけない事が発覚し再来。でカラヒィやらも食す。中近東には
行った事がないので、現地の味とは全く比較できないが、
本格的な匂いがするこの店。カウンターもあってふらりと
立ち寄れる雰囲気で、近くにあったら入り浸るだろうなと
思わせる風情だ。塩梅とはよく言ったもので、クセのある
酒にもぴったりな塩加減の焼き物と、鉄鍋料理の数々。
香菜なんかも効いていて、どれも独特の仕立てである。
決して色味がきれいではないし、きっと子供の頃は食べられ
なかったようなものばかりだが、禁断症状の出るような
この店にはまた訪れる事になるだろう。
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【零細馬主で馬券下手】
オベリスクライトのレース観戦のためさくっと大井競馬場。
追い切りが工事の影響で予定通りできなかったことも
あって軽めだったし、先行馬の外枠ということでどんな
レースをするか見学程度だったのだが、果たして12着。
馬場改修がなされ、スパイラルカーブになったとはいえ、
1400mの外枠不利が解消されるわけでもなく、むしろ砂が
深くなった事で、稍重にも関わらず時計がかかる馬場という
印象である。はく離骨折の後も足もとに問題はなく、また
骨もしっかり固まってきたし、競走後もケロリとして、
脚に熱を持ったり、もやもやすることがない、という風に
聞いたのは何より。負荷をかけた調教を本格的にやって
いこうという話になり、惨敗だったけれど、砂を被った
レースを経験する時もまた必要という事だろう。
ゆくゆくは長い距離でも大丈夫という調教師の言葉を
信じて、暖い競馬場を後にする。
【肝硬変への道】
Sancerre Andre Vantan'04
Coteaux du Languedoc'04
醸し人久平次(愛知)
下高井戸の「おふろ」で閉店まで。おしゃれに飲んだが
やっぱりガッツリ飲みたい気分だったのでウチに帰って
Swanson Merlot'99(ナパ)
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【ラジオデイズ】
西麻布の「レッドシューズ」のモンちゃんこと、門野さんの
インタビュー。バブル絶頂期に入った彼と、霞町の今昔の
話で盛り上がる。「オリーブ」創刊の82年、その編集部で
仕事をしていたボクは、少し彼よりも古くから足を運んで
いるのだが、お客の側から見たお店と、カウンターの中から
見た世界という正反対の立場で話をして、とても面白かった。
霞町に通うようになったきっかけは、歌舞伎町女子中学生
殺人事件の余波で、六本木のディスコの入場や営業がやたらと
厳しくなって、遊び人達が「カフェバー」「クラブ」へと
逃げていったまさに82年の夏の事である。門野さんはまさに
「バブルへGO」の時代だが、ボクはまさに映画作りにも参加
させてもらった「波の数だけ抱きしめて」の時代の話。
スティービー・ワンダーのバックバンドがやって来ますよ
と誘われたが、大変残念な事にもろもろで行けず。
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【ラジオデイズ】
曽野綾子さんがゲストに出演している番組をたまたま聴く。
発展途上国では、公務員に対してちゃんと給料が支払われず、
それが国家としてのモラル低下を生む、という趣旨の発言に
なるほどと思いながら聴きすすめていく。しかし日本で
今問題になっている「ワーキング・プア」は、アフリカの
実態とはあまりにかけ離れていて、日本人はプアでも何でも
ない、という趣旨の発言も飛び出て首をひねった。たしかに
一人当たりの国民総生産のケタが違うので、プアという言葉を
どう定義するかで、そうした比喩を使う事は可能だ。しかし
問題は「富の分配の不公平」であって、根源は同じはずである。
子供の頃「どんどん頭が良くなる本(?)」という、早い話が
とんちの本に「ここにある棒に全くさわらないで短くするには
どうすればいいでしょう」という設問があった。その答えは
「この棒よりも長い棒を持ってくる」とされ、注釈で「大人に
なるとこういう考え方は大事です」とあったのだが、まさに
それを読んだ時の気分だった。もちろん作家として話されて
いるぶんには聞き流せるのだが、社団法人内外情勢調査会
の理事であるわけで、その立場からの発言をうなずきながら
スルーしていた聞き手にはちょっとがっかりした。
【エセアスリートの日課】
バイク 10km
【肝硬変への道】
Ch. TALBOT‘01(ボルドー)
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【零細馬主で馬券下手】
今年最初のG1のフェブラリーS。
東京競馬場は予想よりも降雨量が多くて雨が止んでも不良。
競馬関係者にはよく会うものの、スタンドは気持ち少なめだ。
当日のダートは逃げ残りの決着が多く、ひょっとしたら
メイショウボーラーの不良馬場での逃げ切り以来のことが
起きるかもと思いつつも、騎手の心理まで考えると全く
予想不能なので、一応前日の予想通りに馬券を買うことに。
事前の考え通りアジュディミツオーは行き脚がつかず、
シーキングザベストは揉まれない形で好位にとりつくも
直線で一杯。本質的にマイルは長いようだ。とはいえ
ブルーコンコルドも直線よれながらの2着。勝つかと
思うほどのパドックの気合い乗りだったのだが、やはり
東京競馬場が苦手としか言いようがない。サンライズ
バッカスはなんともアテにならないが、嵌まったとしか
言いようがない。とはいえ次走信頼に足るかどうかは
疑問である。シーキングザダイヤはよく見えなかったし、
メイショウトウコンはまだまだという感じ。とにかく
ドバイとの関連性が感じられる結果とは思えなかった。
それにしても安勝の勢いは凄い。中央移籍以来の
G1での 単勝回収率は170%を超えるという。
今週は大井のワールドエミネンスが火曜日のゴールデン
ステッキ賞に挑戦。大井1800mの持ち時計はメンバー中
1位でもあるので、内枠を活かしてうまく先行して自分の
形に持っていければ好戦は可能だ。
木曜日のオベリスクライトは3Rか4Rで、1400mか、初の
マイルかになるのだが、相手次第だけれども、息を入れて
差す競馬をしっかり覚えて欲しい気もする。
【肝硬変への道】
〆張鶴 大吟醸 金ラベル(新潟)
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【零細馬主で馬券下手】
今年最初のG1のフェブラリーS。
東京競馬場のダートのマイルは、コース適性がモノを言う。
しかも雨が降って、馬場が締ったことになるだろうから、
ここではスピードがあって、なおかつ東京ダートと重馬場
に実績があり、時計の裏付けがあることを重視したい。
本命はシーキングザベスト。昨秋の武蔵野Sの時計と
勝ち方は優秀で、信頼度ではこの馬が一番と考える。
相手は勝ちきれなくてもシーキングザダイヤ、サンライズ
バッカス、メイショウトウコンまで。今年浮いている分を
これらの馬連に勝負する。
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先週末に飲んだワインのRELOYからの連想で、すっかりマイ
ブームになった「ジム・クロウチ」。73年に飛行機事故で
亡くなってから、過去の人となっていたのだが、急に彼の
名前を冠した「Croce’s」というレストランがサンディエゴ
に存在するという事をコメントで知り、未亡人がオーナー
として繁盛させているという事実をつきとめる。日本語で
検索しても、このテの話はなかなか発見できないが、やはり
英語で検索してみるとゾロゾロ出てくるのである。手軽に
検索してわかった気になってはいけない、と自らを戒めつつ、
この店のスペシャリテやライヴ・レストランとしての魅力を
発見して非常に面白かった。来客と話し込んでいて、最近は
郊外のレストランなどで、アコースティック・ライヴをやる
店が増えてきた、という話になり、それならウェディング系の
レストランでパーティが入らなくて遊んでいる平日とかに、
安いプリフィックスとライヴをやればよいのにと盛り上がる。
最低限のPAや照明があり、ゆったりと過ごせるのではと思う。
しかし最大のネックは、シェフにお金をかけるほど、音楽と
その目利きが出来るスタッフにはお金をかけないことだろう。
音楽を趣味のように思う人も多いが、ライヴ・ハウスは大変だ。
盛り上がった「日清パワーステーション」は、まさに時代を
先取りしていたと思うのだが、料理のメニューと音楽性は
かい離していたように思う。ちなみにジム・クロウチの
レストランは、お土産に彼のレア録音CDや息子のA.J.Croce
の音源などもあって、妻イングリッドの肝っ玉母さんぶりが
微笑ましい。
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安倍首相が「宮本」巡査部長の殉職にあたって、その本人の
名前を「ミヤケ」と間違えたという。よりによってそこを
間違えるか、という論調のコラムを新聞で読んだ。たしかに
「都」はるみさんを「ミソラ」と紅白で呼び間違えて、結果
退職した生方アナみたいな例もあるし、失礼だといえば
失礼なのだが、居酒屋の会話ならともかく、新聞の1面の
コラムに載せるというのは、大人げないという気がする。
たまたま見た過去の「NHKアーカイヴ」で、1968年に
川端康成がノーベル賞を受賞した直後に収録した、
三島由紀夫と伊藤整との鼎談を見たのだが、あろうことか
進行役の伊藤整が、三島由紀夫を「三浦くん」と
呼び間違えていた。きっとそんなに問題にはならなかった
おおらかな時代を感じるのだが、言葉が商売である人々の
名前の呼び違い。悪意はないのに目くじらを立てる風潮は
ここのところひどくなってきたような気がする。
さんざん失言を繰り返しておきながら「もっと大事な事を
新聞は伝えるべき」と開き直ってきた、ベルギーの国家予算と
同じだけの予算を管理する首長に対しては、腰がひけていた
新聞は、支持率が落ちはじめてきた総理には総攻撃。
「もっと大事な事を新聞は伝えるべき」という言葉は、
このような時のためにあるのではないだろうか。
【肝硬変への道】
Ch. TALBOT‘01(ボルドー)
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オーシャンエイプスが凄いという噂でこの1週間もちきり。
「情報信ずべし、また信ずるべからず」を、座右の銘とする
からには、どちらか迷ったのだが、デビュー勝ちの後に重賞
勝ちというパターンが殆どないことや、単勝の1.3倍の
オッズを見て、信じないことにした。一応番組予想では、
データから「ナムラマースとアサクサキングス」を足して
おいたからよかったものの、大勝負をしていたら危うく
溶かしてしまうところだった。だいたい的中率が66.6%
であれば、単勝でも複勝でも150円以下の馬券は買っては
いけない。的中率50%なら200円以下は手出し無用。
計算すれば小学生でもわかることなのだが、なかなか我慢
できないのが馬券下手。この鉄則だけは自動的に守ることで
回収率は大幅に向上する。来たらゴメンナサイだし、向こうを
張って穴馬券をゲットしたら丸もうけ。しかし2番人気と
3番人気で馬連850円を1点で買えるほどの自信もなかった。
今年初のG1に向け今のところプラス決算だからよしとする。
【肝硬変への道】
Ch. De Micouleau‘05(ボルドー)
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阿佐ケ谷の「バードランド」。ここが再開店して2年あまり
銀座の本店には全く行かずに、もっぱらこっちばかりだが、
相変わらずワインが安いのにはびっくりさせられる。
今日は「ボンジリ」がないということで、その根元の「ペタ」
とか、モモの付け根の「ソリ」とかも頼んでみる。
「ソリ」はフランス語の「ソリレス」が由来とか。こういう
「肉」の部位の区切り方は、国によって微妙かつ大胆に違い
一度ちゃんと習得しようと思いつつも、馬体の細部の名前と
同じように、いつまでたっても覚えられない。そして
こういう希少な部位を頼むと、いかにも「通」っぽいが、
きっちりと下ごしらえされ、火の通しも絶妙だから、クセも
あまりなくてさすが。吉田牧場のカマンベールを炙りは、
とろけ具合を出す技を若い衆に教えているところを見て、
なるほどと学習。実際にやってみるのとは全く違うのは百も
承知だが、本当に焼き物は奥が深い。なんだかんだで、結局
親子丼までペロリと平らげる。昔みたいに「親子丼のみの方は
お断りします」という張り紙がなくなったところが、店が
成熟した証だ。
【肝硬変への道】
Bourgogne Rouge Leroy‘98
フランス語ではルロワで有名な夫人を指すのだが、初めて
英語読みしてみたらルロイとなることを発見。アタマの中で
Jim Croceのヒット「ルロイ・ブラウンは悪い奴」が延々
リフレインされる。全米No1に輝いてすぐに飛行機事故で
亡くなったのだっけ。あれから33年…。合掌。
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弊社ホームページのデザインをやっていただいている人が、
プロデュースしているテーブルがようやく事務所に到着。
去年の表参道ヒルズのオープンの時から、ここのテーブルを
入れたいなぁ、と思っていたのが、事務所の模様替えで
実現した。作業台としても使えるし、もちろんそのままでも
美しい、というものである。オフィスがなかなか片づかない
というのは、家具のデザインのせいもあるだろうと思う。
機能優先ということでは、結局モノが次々と占領してしまう
ワケだし、デザイン優先だと、とても使いにくかったりする。
とはいえこの業界の「おもちゃ箱をひっくり返したような」
ところが居心地のよさでもある自分にとって、一体いつまで
テーブルの上を整理したままにできるのか。疑問ではあるが。
【肝硬変への道】
Ch. TALBOT‘01(ボルドー)
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【零細馬主で馬券下手】
久々に完ぺきな予想と自信満々だった共同通信杯。
ニュービギニングは前走のホープフルSの時計の平凡さと
上がり3ハロンの切れ味のなさから無印。フサイチホウオー
の現時点での完成度が上位。相手はフライングアップルか
東京替わりが怖いダイレクトキャッチと予想。府中の芝には
お金が埋まっている、とまで断言していたにも関わらず、
フタを開けてみれば、フライングアップルとの馬連は意外と
オッズがつかない。馬券的に押えにまわせないと方向転換、
より堅いところでフライングアップルとの一点勝負に。
結果はご存知の通りで、見事1着3着。まあ先日は
間違って買った馬券が当たったから、コレでチャラです。
【肝硬変への道】
Ch. Talbot‘01(ボルドー)
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太巻き寿司の「恵方巻」が世の中を席巻している。
方位磁石とセットで売っているコンビニもあって、商魂逞しい
限りだが、この起源が「大阪」という事には、どうも納得
しがたいのだ。大阪市内で生まれて、寿司には非常に近い
環境で過ごしたにも関わらず、「恵方巻」は知らなかった。
しかも「船場」が発祥という説もあるようだが、少なくとも
そうした風習は、「船場」筋の知人から聞いた事がない。
大昔にやっていて、最近リバイバルしたなどという怪しげな
解説まであって、それってどうよ、と思うことばかり。
帰宅途中のデパ地下では、半額セールをやっていたが、
叩き売られている「縁起物」というのは気が進まなかった。
非常に狭い大阪の旦那衆の花街でのお遊びが、家族揃って
などという「風習」に化けてしまったのが真相のようだ。
イワシの頭も信心だけれども、流行だからといって、子供が
「都々逸」を唄ったり「カッポレ」を踊ったりというのは
「無粋」なワケで、この国から「粋」がまた一つ消えていく
ような気がする。「昔のお大尽がこっそり料亭で芸者さんと
やっていた門外不出のおまじない」というストーリーだったら
喜んで飛びついただろうけれど。
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