馬を見に駆け足の東海岸

サンフランシスコからの夜行便でニューアーク。
飛行機代は同じなのでホテル代の節約にはなるが、
さすがに夜行便に日本人旅行客を見かけないものだ。
着陸で大揺れし、ヒヤリとさせられるが、やっぱり
ハリケーンを生んだ低気圧が通過中で大雨だとか。
しかし昨年の大雪で足止めとは違う、大雨なところが、
今年のニューヨークの暖冬の気候なのだろう。
牧場へ繁殖入りしたFourteen Candlesに会いに行く。
日本でもおなじみのデヘアの全弟Defrereをつけたが、
妊娠の兆候がないとのことで、すっかり諦めていたのに
2月になってから、お腹が大きくなり、やっぱり心音が
聞こえるという、大逆転妊娠が発覚。月末が誕生予定
だったのだが、まだ赤ちゃんはお腹の中で残念。
今夜にでも生れておかしくないくらいだが、母親の実感が
まだわかないのか、これから起こることの不安を感じてか
鼻面を押し付けて甘えてくるところが、彼女の母そっくり。
日本を飛び立ってからシャワーも浴びずに72時間。
ようやく空港近くのホテルにチェックインするも、明朝が
早い上に原稿を書かねばならず時差ボケ調整でクラッシュ。
マンハッタンのステーキは断念せざるを得ない。

【零細馬主で馬券下手】

ディスパーロが帰厩。メイショウレガーロとあわせて調教。
4ハロン49秒台という時計で、弥生賞有力馬を抜かせず
状態のよさをアピールしている模様。とはいえ1000万下の
ダートは投票ラッシュで、どこに出られるかはわからない。
降級で2度勝ったりできなくなった弊害がここにも及ぶ。
しかし準オープンの方がもっと悲惨なようだ。という事は
勝ったら勝ったでまた大変だという事。相手が強い馬なら
仕方がないのだが、除外では割り切れないものがある。