選挙とネット
28年前の4月。大学入学のため東京にやってきたボクは、
入居予定の物件完成まで3日ほど、新宿に住む高校の同級生の
アパートに居候をした。朝NHKをつけて見たものは、関西弁で
放送禁止用語を連発する浴衣姿のオカマ。エイプリル・フール
には遅いし、電波ジャックかと思ったら、都知事候補の東郷健
だったのである。同窓生でもある事に衝撃を受け、2人で顔を
見合わせたのはいうまでもない。そのあと入学の手続きのため、
新宿公園を横切ると、そこには自転車の荷台にノボリを立てた
秋山祐徳太子が通り過ぎていった。それ以来都知事選になると
泡沫候補が気になって仕方がない。今回は内田裕也以来の
政見放送パフォーマンスがあったということが、ネット上を
賑わせている。YouTubeサイトのバイラル効果によって、
知名度をあげたこの候補。当落はさておき、新しい選挙戦の
ありかたとして、後世に名を残すことになるだろう。
電波を使った政見放送を提案したのは、去年亡くなった
青島幸男だが、その節目に新しい選挙のあり方が生まれた
というのは興味深い。いずれネット上の選挙活動が主流に
なる日がやってくるのかも知れない。
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Comments
R_Aです。
外○△一ですね。
これ、息子が「面白いのやるぜ」って
チャンネルを代えたので生で見ました。
どこで、こういった情報を仕入れてくるのか?
Net'S Children 恐るべし、なのでしょうね。
Posted by: R_A | April 05, 2007 02:31 PM
そのあたりの情報伝播の早さっていうのが、ネット時代なんでしょうね。
内田裕也が立候補した時代にはなかったです。(これもYouTubeで
見られるのがすごい)笑えるものならアリなんですが、「自分の身に
何か起こる」かも、という類いのデマとかが独り歩きすると怖いです。
Posted by: 入江たのし | April 05, 2007 06:59 PM