ニャンギラスとスープカレーとバーラジオ
「ラルテミス・ペティアント」のある、原宿のビラ・グロリア
というビルは由緒正しいビルである。バブル以前から、
「隠れ家」飲食店があり、伝説の「バー・ラジオ」があった。
そしてこのビルの中には、何故かレコーディング・スタジオが
存在したのである。ボクがそこに陣中見舞いに行ったのは、
おにゃん子クラブのユニットである「ニャンギラス」の
レコーディングだった。中森明菜も担当していたFさんが、
立見里歌のとんでもなく音程外れのボーカルに、「惜しかった」
と励ましながら、パンチイン、パンチアウトを駆使(懐かしい)
して録音していたのを、今なお鮮明に思い出す。その帰りに
「”ファースト”ラジオ」に寄って、レコーディングでの出来事との、
おびただしいギャップにノックアウトされた。その地下一階。
カウンターは往時のままで、ベルギービール屋が入り、今度は
そこがスープカレー屋(一応Curry&Barだそうだ)に、
変わった。「マジックスパイス」が下北に来て3年半くらい。
原宿界隈には他にもスープカレー屋が出来ていて、一過性の
ブームではないかも知れない。そして新装開店のせいか
ランチ・タイムは満員。インドネシア料理の「ソップ・アヤム」
が辛くなったというのがスープカレーの個人的な認識だが、
いずれにしても重厚なカウンターと思い出とのギャップは
埋まりそうにない。
【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
バイク 5km
【肝硬変への道】
Stonehedge Zinfandel’03(ナパ)
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