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August 2007

サイテーなオトコ

選挙公示日に岡山にいたので、「姫の虎退治」騒動は
身近な話題として感じていた。週刊誌を騒がせている
スキャンダルの件も現地では、その時点で噂になっていた。
まあ面白く書くのが記事だから、一方的な元教師の言い分
とはいえ、何とまあ貧乏臭い話なのだろう。そんな男だと
見抜けずに、リスクを冒していた彼女の不徳は否定しよう
がないが、書いてある文章といえば、今まであった政治家の
愛人の暴露と同じレベル。その後ヌード写真を披露する
なんていうことがないものの、テレビまで顔を隠して
出てきてこのオッサン、もらったギャラでグルメ旅行
でもして、写真をアルバムに綴じておくのだろうか。
そもそもこのオトコ自体の存在が怪しいのだけれど
世の中にはそういうタレコミを商売にしている輩が
少なからずいるけれど、どんなに落ちぶれても、
個人的な感情で他人の悪口を言ってギャラをもらう
ということだけはやめようと誓った。

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食欲の秋が勝手に到来

暦というのはうまくできているものだ。四季の移ろいを
感じられるかどうかは、クーラーをかけて毎日過ごして
いたのでは難しい。とはいえ今年は8月の2週間ほど
さすがに昼間は28℃、夜も寝苦しくて除湿という
日々が続いた。大汗をかいて、毎日2度も3度も
着替えてシャワーを浴びる生活から、ようやく開放。
夜中に蝉の大合唱もなく、秋の虫が鳴いている。
海外の暑い国の人々は、日本の暑さが我慢できても
あの虫の声には耐えられないという話をきいて、さも
ありなんとは思う。風情を楽しむのは日本独特の
価値観であろう。十番祭りや今週の秋雨?のせいで、
チャリ通勤がすっかり滞っている。ようやく自転車に
乗って帰ろうとしたが、空腹に耐えかねて代々木の
「煮込みやなりた」経由で、鴨のコンフィを食す。
これもまた季節なのだろうか。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km

【肝硬変への道】
 
Bourgogne Benoit Ente‘04(ブルゴーニュ)

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東京は大油田である

東麻布でMAの後、ニューオータニでインタビュー。
天ぷら油の廃油をリサイクルして、軽油燃料として再生し
販売する、染谷ゆみさんである。ずいぶん前にロンドンで
フィッシュアンドチップスの廃油を濾して軽油に混ぜ、
脱税で捕まった人のニュースを、朝の番組でとりあげた
ことがあったが、こちらは100%分解生成して作る。
成分が軽油やガソリンと違うので、燃料税がかからない。
そして特殊な加工をせずとも、普通のディーゼル車で
問題なく動いて、さらに原油価格高騰の昨今、スタンド
で売っている値段よりも安いとか。石原都知事が粉塵を
ペットボトルに入れて振っていた規制のおかげで、
NOx問題などはかなり改善され、ディーゼル車の性能は
ヨーロッパだけでなく、日本でもかなり向上している。
先代の頃から油の回収で、石鹸を作っていたそうだが、
飲食店から1日20tを集めているとのこと。彼女いわく
一般家庭も飲食店と同じ量の廃油が出ているので、東京は
一大油田なのだとか。まだまだ日本の乗用車市場では、
メインストリームとはいえないディーゼル車であるが、
欧州車などではむしろ主流ともいえる。ハイブリッドの
ディーゼル・エンジンのイタリア高級小型車が出たら
買うんだけれど、リセール・バリューがないだろうなぁ。
イプシロンの故障問題は未解決で、いろいろと考える。

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最も安上がりなゴルフスイング強化法

沼沢聖一さんのインタビュー。ゴルフ雑誌や日刊スポーツ
他メディアでのゴルフ解説でおなじみの沼沢プロ。
講演活動もなさっているのだろう。はじめて練習場で
クラブを握った時も、3カ月の猛練習後はじめてコースに
出た時も、第1球目は空振り、という話のつかみから、
こなれたオチまで、トークは面白い。父親は往年の
名野球選手で、妹さんが女優の篠ひろ子さん、という
いわゆる有名人ファミリーでもある。最近思っている
「ゴルフは股関節と肩甲骨が重要」という理論をぶつけて
みると果たして、毎日のスクワットと素振りは必須、
という答えが返ってきた。沼沢さんの推奨する素振りとは
ゴルフクラブではなく、竹ぼうきなのだそう。空気抵抗と
あの持ち手の部分の太さで、インパクト時の手首の返し
などのタイミングを習得できるのだとか。早速買おう。

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スペイン料理屋での打ち上げ

ここ数年、麻布十番祭りの反省会は、以前番組制作会社が
あった場所のすぐそばのラーメン屋で行われ、打ち上げは
そこからほど近いスペイン料理屋と決まっている。日曜日の
深夜に30人近くで、貸し切り営業をしてもらえるという
ことや、若者も多く、ちゃんと食べられるとか、ハードルは
それなりに高い。その制作会社が郊外に引っ越してから、
何もそこにしなくても、という声も上がるのだが、今年は
肉系の食べ物がさらに充実して、評判は上々だった。
イベリコ豚、ピンチョス、バルのブームなどなど、
パエリアがあればそれでよしという時代とは異なり、
スペイン料理に関しては着実に顧客のニーズは、
より一層高いレベルを求めているのではなかろうか。
イタリアン・レストランの打ち上げをスペイン料理で。
ちなみにフレンチ・レストランの打ち上げは、やっぱり
フレンチという事がほとんどだという噂を聴くが…。

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年男の誕生日

子供の頃から、誕生日にはあまりロクな思い出がない。
だいたい始業式の1週間前。宿題に追われているのが普通
の姿だから、お誕生日会などというものにも無縁だった。
今年は麻布十番祭りの日程がこの週末にずれこんだ。
毎度おなじみのペンネの屋台での受付対応のために、
クルマを動かそうとしたところ、イプシロンのエンジンが
かからない。暑い車内を少しでも涼しくしようと、全開に
した窓から、ガソリン臭が漂ってくる。ヤバイ。
クルマの下を覗くと、案の定盛大な勢いでガソリン漏れ。
2年前に新品に交換した燃料ポンプが、やられたようだ。
どうやら初期のY11は、この燃料ポンプが鬼門らしく、
プラスチック部品のポンプのパイプ部分が折れやすい。
前回の交換時に、また壊れるかもとはいわれたが、たった
2年しかもたないとは思わなかった。駆け込み寺のFLMC
(フィアット・ランチア・メンバーズ・クラブ)を通じ
部品取り車での中古部品の確認をお願いしつつ、車検も
迫った今、ヤフオクで手に入れた下駄とはいえ、
走行距離11万キロ。今度の車検で11年目。そろそろ
苦渋の決断をしなければならないかも知れないと悟る。
夜に麻布十番で盛大にサプライズのバースデー・コールを
受けて、もやもやした雰囲気がチャラになった感じ。

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今週は大丈夫だ

【零細馬主で馬券下手】

週末の中央競馬が開催されることで決定した。疫学的な
観点から、ワクチンの効果で競走能力に影響がある
甚大な発症があまり認められないし、感染の拡大も
限定的であるという理由である。この決定に対して
いろいろな人が、いろんな意見を述べている。
ただしどこまで開催中止にすればよいのかという判断は
膨大な数の馬が、広大な土地で過ごしているので、
とうていファンやメディアには下せないものである。
つまり「馬券は自己責任で…」ということである。
しかし零細馬主からすると、放牧に出た馬が帰厩する
タイミングにあたっているのに、馬の移動に関しての
メドがまだまだたっていないのには困ったものだ。
幸運にも次の競馬に出られるダイナミックスターと
オベリスクライトの活躍と、流行の早い収束を神頼み
するしかないのは情けない。

【エセアスリートの日課】

バイク 20km
スイム 1000m
いつもとは違うコーチに、バタフライでの浮き上がり時と
ツッコミ時のアタマの位置を指摘される。ブレストにも
いえることだが、北島康介選手の泳ぎを見るとやはり
無駄がない動きでさすが。いや比較するのは無理がある。

【肝硬変への道】

LE PERGOLE TORTE‘00(トスカーナ)

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Stan Selections From AVANTI

いよいよ明日、プロデュースしたCDの発売日である。
以前の作品である「ジェイク・セレクション・
フロム・アヴァンティ
」の時には、CDショップに赴いて、
CDを手に取る人を見たり、店頭POPをチェックしたり
したのだが、今の時代発売日には何もすることがない。
そんな折り発売元SONYの担当氏からの電話で、
「amazonのチャートで、発売前に200位台までいって、
すごいです。殆ど何も宣伝していないっていうのに」
という。ホームページにもリンクを張っていないので、
自分で検索してたどり着いて購入してくれた人が多い
ということで、有難い限りだ。宣伝になるが一応貼って
おこう。UNIVERSAL編は9月19日の発売である。

【エセアスリートの日課】

バイク 30km

【肝硬変への道】

天明 純米無濾過生原酒(福島)
36年前の馬インフルエンザで6頭立てとなった
有馬記念はトウメイが勝ち引退、その仔テンメイもまた
天皇賞を勝っている。それを偲びつつテンメイで乾杯。

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ディナー・パーティ(イタリアン編)

「東八野菜とフルーツのガラ・パーティー」に出席。
東八とは、山梨県の元の東八代郡のことで、そこの農家の
いわゆるブランド野菜らしい。20の都内のレストランが
参加して、サービスの向上もここで研修するらしい。
前菜はマダコと枝豆の和え物、丸茄子とプチトマトの冷菜、
ルエ産真鴨のスモーク紅白蕪包み、ピクルスレオーネ風、
天使の海老のリヴォルノ風、生ハムとゴボウ等のオイル煮、
アオリイカのソテー・バルサミコ風味九条ネギとドライ
トマトのソース添え、東京軍鶏と水菜のサラダ仕立て
フレッシュトマトのクリームソース和え、そして
金糸瓜のマリネ(清澄白河のアプリ・ラ・ポルタ)だった
が金糸瓜というものを初めて食べて、それが面白かった。
ビーツのリゾット(高田馬場の文流)は深い味わいで、
ソバ粉のラザーニャ 鴨のラグーソースとがパスタ2品。
魚はマカジキの鉄板焼き香草風味。肉は東八豚のもも肉の
ローストで。ピオーネ種の葡萄のソースがかかっている。
ドルチェは桃のコンポート、ティラミスのフルーツトマト
風味、葡萄のババ、ネクタリンとホワイトチョコのムース
テリーヌ仕立てといかにも山梨な感じ。
「有機野菜は不格好だけど、調理しちゃえばわかりません」
「クズ野菜ばっかり食べた豚には、ブランド豚にない古き
よき時代の味がします」という言葉に野菜の奥深さを
感じるのだけれど、何よりもご近所「クリムゾン」の
セレクションのワインが、飲み放題で参加費の元を取った
気がする。

【肝硬変への道】

La Montina Franciacorta Brut NV(ロンバルディア)
Concilio Pinot Grigio’05(トレンティーノ)
Le Morge Montepulciano d'Abruzzo "Cerasuolo”’04
Gomba Dolcetto d’Alba’02(ピエモンテ)
Fattoria di Petroio Poggio Al Mandorlo’04(トスカーナ)

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シャレにならなくなってきた

【零細馬主で馬券下手】

今日のための原稿と、細江純子さんの打ち合せなどのために
早めに局に入ると、いきなり「大井も中止ですよ。共同電が
入っています」とのニュースデスクの言葉。ありゃりゃ。
日刊スポーツのコラムで、さんざん「イナリワンが里帰り」
と煽ったのに、何とかわいそうなことか。イナリワンの現役
時代からのファンが、私財を投じて余生の面倒を見て、
ようやく実現する晴れ姿だったのに。その後は金沢も
中止となり、もはや馬インフルエンザの蔓延は歯止めが
効かないようだ。ジョッキーから「ニートでーす」などと
メッセージが入ってくるが、いったいどこまで続くのか。
36年前は悠長な時代
で、馬の交流もあまりなかったので
関東だけが開催中止で、栗東や阪神、中京には飛び火は
しなかったというが、春木競馬、福山競馬などはアウト。
1都1府7県で合計6782頭が感染したという。
感染と発症は違うし、ワクチンのおかげで重篤な症状は
回避できるとはいえ、この感染力を見ると完全終息には
かなり時間がかかるだろう。たった1頭が風邪の症状が
あって陽性反応が否定できないだけで、かき入れ時の
大井競馬の土曜ナイターが中止になるのである。
相当な非常事態なのだが、一般紙における扱いはやはり
小さい。まあそんなものかなぁ、と思う。

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やはり開催中止

【零細馬主で馬券下手】

朝から週末の開催中止のニュースに納得。調査したサンプルが
少ない割に陽性の馬が多いことや、空気感染の猛烈な伝染力を
考えると、香港で過去に半数近い馬が罹患したという事態の
二の舞いだって考えられなくない。インフルエンザのワクチン
の抗体なんて、人間では半年もたないのだから、年に2回
ワクチンを接種しても効かない馬がいてもおかしくない。
まあ、人間は空気が乾燥する冬に大流行するのとは違い、
この時期でも流行するというのは馬インフルエンザの特異性。
人為的なものではないからこそ、全くついてないよな、
としか言いようがない。数日調整が狂ってもローテーション
が崩れてしまうのに、いつまで中止なのかはっきりしない
のでは…。今年後半のG1シーズンにまで影響が出ることは
必至だろう。とにかく今回の事態に関しては、お盆休みで
ボケていたり、海外にいるときでなくてよかった。

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中央競馬の開催がピンチ

あまりに暑いので、涼しいうちに出社しようと早く出る。
甲州街道の上り車線も、朝のうちは首都高4号線の影に
なるし、液晶のスピードメーターもブラック・アウト
(暑過ぎると液晶が暴発して画面が真っ黒になるのだ)
しないし、といいことずくめだが、これもお盆の間だけ。
普段は通勤時間のピークである7時〜10時は、猛烈に
飛ばす原チャリや、殺気立ったドライバーが多くて、
なるべく避けたい時間帯なのである。
 出社してPCを開くと、いきなり馬インフルエンザの
第一報。幸か不幸か先週後藤騎手を取材したので、
放送用の素材は何とかなるのだが、状況が流動的で、
各方面に連絡を取りつつ、開催してもしなくてもOKな
ようにスタンバイをする。午後からは神宮外苑花火の
準備のため、事務所の整理。というか、ぼーっとして
思考停止しているうち、一日が過ぎてしまった感じ。
重要なポジションにいるのに、何も決定できない人って
こんな精神状態なのかな、と思ってしまう。
世界の馬インフルエンザ事情や、競馬の開催中止には
すっかり詳しくなってしまった。

【エセアスリートの日課】

バイク 20km

【肝硬変への道】

天宝一 氷温生熟成原酒 純米80(広島)

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地球温暖化とワインの出来

あまりに暑いし、事務所まわりの店もお盆休みが多い。
先日見た映画「ラドン」では、炭鉱の従業員のセリフで、
「こんなに暑いのは地球温暖化のせいか」と言っていて
笑った。50年前の映画なのに…。
そこでサル・クリマティゼとは書いてはいなかったが、
ご近所「ラミデュヴァンエノ」にランチで避難する。
店内はボク一人。メートルは「今日は谷間ですよね」と
すっかりマンツーマンで料理とワイン談義。2005年
ヴィンテージが00年03年を越す、82年に匹敵する
年になりそうとか、最近の北のシャルドネは果実味が
いっぱいでこれは温暖化のせいだとか、兵庫産山田錦
特Aの質が変わりつつあるとか、で盛り上がる。
モンサンミッシェルのムール貝たっぷりのサラダと
白身(ヒメジ)と帆立のグリエに夏野菜添えとかを
肴にシャルドネがすすむこと。千葉産の仔豚の解体を
横目に「おいしそー」と言ったら、「かわいそう、じゃ
なくておいしそうとおっしゃるところがウチのお客様
です」と褒められたのか、なんなのか。

【エセアスリートの日課】

バイク 40km

【肝硬変への道】

Pontet Canet‘98(ボルドー)
Chardonnay Oudine’05

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近寄りたくない人たち

さすがにお盆時期は道路が空いているので自転車通勤は楽。
最近思うのは、相変わらず危ない逆行自転車は減らないが、
「にわかチャリダー」が、レース気分であおってくるのが
相当面倒くさいということだ。レーススーツは着ていない
けれど、ロードレーサーにSPDシューズとヘルメット。
いかにもメッセンジャーじゃないけど、中途半端に本格的
なものだから、クロスバイクあたりがスピード勝負を
挑んでくるのだ。クソ暑いから、ちんたら走りたいので
時速25km〜30kmをキープしていると、やばい幅寄せで
抜かしてくる。まあ、そのままどうぞと先を譲ると、
今度は背中が呼吸で揺れていっぱいいっぱいの様子なのだ。
「あー、格好悪いね、キミ」と心の中でつぶやくが、彼を
追い抜いたら、息が整ったところで猛然と追いかけられたり
するので、結局自分のペースで走れずじまいである。
あのね、公道なのだからレースはやめようよ。そしてその
スピード、自動車ならエアバッグが開くスピードで走るなら
ヘルメットはかぶろうよ。単なる死体ではなくて、頭が
割れて血を流す姿は見たくないが、世の中には猛者が多い。

【エセアスリートの日課】

バイク 30km
スイム 1500m

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ウナよりソバ

猛烈にウナギが食べたくなった。根が関西人なので大学に
入るまでは、そんな気すらおきなかったのに、住み家の
向かいが鰻屋だったからだろうか。スーパーとかにある
パックものはダメで、ハフハフ言いながら食したい。
しかし「田川」は予約で満杯。「安斎」は売り切れ終い。
蕎麦に作戦方面を変更する事で「本むら庵」ではなく、
「高はし」に行く。穴子の煮こごり、スナギモの唐揚げ、
イクラの味噌和えなどを肴に、ビールと日本酒がすすむ。
その昔トイレにあった「猫がわんこ蕎麦を食べている絵」
は蕎麦粉をひく作業場に移ったものの、「一力の絵」など
インテリアは変らぬまま。せいろをたぐって、大満足で
西荻の「ぼぼり」でデザートのシメ。

【エセアスリートの日課】
バイク 10km

【肝硬変への道】

酔喬 純米吟醸(新潟)

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北品川の対岸関係

品川区には何か縁を感じるものがある。大井競馬に
いろいろと関係しているというより、北品川1丁目に
独身時代に住んでいたということが大きい。しかし
旧東海道の品川宿であった1丁目と、御殿山という
5丁目や、高輪は第一京浜を隔ててずいぶん趣が違う。
そんな昔の負い目を感じつつ、5丁目の豪華タワー
マンションに引っ越した知人宅を訪れた。
当たり前だがずいぶんこの界隈も変った。何よりも
お台場方面にそそり立つビル群がすごい。丁度東京湾
華火大会だったのだが、相当大きくて、高いところに
打ち上げるものでないとよく見えない。それでも
六本木ヒルズ森タワー33階からの眺めとはひと味違う
25階の家からの絶景は、なかなかのもの。さすがに
帰りには1丁目には寄らなかったが、本当の意味での
ビルの谷間になってしまい、またまた肩身が狭い
ような気がしてしまった。

【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
バイク 40km

【肝硬変への道】

Cepparello ‘98(トスカーナ)
Nivola Lambrusco’05(エミリア・ロマーニャ)
Gicondas(ローヌ)

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猛暑の中美浦で馬を聞く

【零細馬主で馬券下手】

番組取材で美浦トレセン。後藤浩輝騎手のインタビュー。
フォーカルポイントで勝ったということもあるが、それ以外に
繁殖ターンオフザライトが現役時代に、フロリダで武者修業
していたとか、試写会などで隣になったりと、何かと縁のある
ジョッキーで、いろいろと興味深い話が聞ける。七夕賞で
落馬の痛みにも負けず勝利、ついでに最終も連勝などという
離れ業にも「まだ痛いんですけど、アドレナリンが出るのか
レースでは関係ないですね」という答え。2年前に骨盤骨折
をした時は、2週間気がつかずに、そのまま騎乗していた
という詳しいエピソードなどを聞いて、エセアスリートとは
全く違う、ホンモノの物凄さを感じてしまった。
流れで小島太調教師宅にもお邪魔し、期待通り走ってくれない
ディスパーロの愚痴、サクラバクシンオーが1ハロンだけ
持っていた鬼脚、世界、中央、地方のジョッキー観などなど
いろんな話伺って、すっかり長居をしてしまう。
馬は何も語らずに走るが、人はそれぞれ馬について語る。
馬券だけではない面白さは、やはり話を聞くところから
はじまるのだが、電波メディアにはそのアウトプットが
とても少ないのが、ちょっと残念である。

【肝硬変への道】

Le Volte ‘05(トスカーナ)

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客を紹介してくれないレストラン

毎度の「なりた」で、聞き覚えのある声がした。
ふと振り返るときっと彼だと思った。確信にいたらなかった
のは、ボクが退社した年に入社したアナウンサーで、その後
ずっとすれ違ったまま。つまりここ15年間会った事がない。
今はフリーのDJとして、古巣やFMで活躍している人だが、
妙齢の女性連れで、親密な話し中だったこともあり、声を
かけるのをためらってしまった。2人が帰った後、シェフに
尋ねると「多分ご存知の方だと思います」との返事。
○○さんだよねと聞くと「ご一緒だったのは奥様なんです」
とのことである。何だ、それなら思いきって声をかけてみれば
よかった、と思っても後の祭り。15年ぶりに出会った彼とは
またすれ違い、とあいなってしまった。しかしこの一件で
ますますこの店が好きになったのである。世の中には喜んで
「あちらに○○さんがお越しですよ」と紹介してくれるような
お店もまた存在する。それはそれで楽しいのだけれど、
食事中には、時にはでしゃばった行為かも知れないとも思う。
もちろん紹介された所では、お互いの雰囲気をちゃんと、
見計らってのことで、決して嫌な感じはしなかったのだが、
お客さん同士が動かない限り店はノータッチ。これは大原則
だろう。後輩よ。今度は15年後より前までに会いたいね。

【エセアスリートの日課】

バイク 30km

【肝硬変への道】

Mondeuse Les Rocaillesの赤(サボワ)
Le Galapian '00(ボルドー)

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馬券購入下手

【零細馬主で馬券下手】

はくぼ開催でレース番号が変わって、PATで買い間違える。
こんな失敗は他人事だと思っていた。メインレースの番号が
違うのだから、買い間違えるはずはない。これが落とし穴。
昨日からの台風通過で、馬場が悪くてそうでなくても時計が
かかる函館のメイン。道営所属のハートオブクイーンで絶対
と番組でも個人的にも推奨し、レースの時間が早いことも
あって馬体重増も確認したところで、早々に単複で購入。
思った通りの強さを見せつけて快勝。単勝1480円はかなり
おいしいとニンマリして、関屋記念で同じ馬番を狙い目にした
馬券を買おうとしたら、PATの残高が1円も増えていない。
履歴を見てみると、何と新潟メインで同じ馬番9番の単複を
購入していた事を発見。で、いやな予感がしつつ新潟メイン
を祈るように観戦していると、ニシノナースコールは2番人気
で結局はズブズブの競馬で馬群に消える。

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現役国会議員がキャディとは

2年前に訪れた事があるセントアンドリュースで、全英
女子オープンが初めて開催された。ボクはオールド
コースでのプレイが叶わなかったが、風がなければ、
河川敷とあまり変らない印象。とはいえ地面のうねりが
アンジュレーションという次元を超えていて、地元の
キャディのアドバイスがなければ、どこに打つべきか、
全くわからない。で横峯さくら選手の父親がキャディを
買って出た。国会の召集がないから問題がないとはいえ、
どう見ても物見遊山で帯同しているとしか思えない。
上位争いを演じている選手でも、独特の攻略法を地元の
キャディに聞いて、見えないところに打っていく。
もちろんコミュニケーションの問題もあるだろうし、
精神的な支えかもしれないが、本気で世界を相手にして
いくのであれば、参議院議員の出番ではなかろう。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

【肝硬変への道】

Le Volte ‘05(トスカーナ)

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民間放送連盟賞審査

【ラジオデイズ】

関東甲信越地区の民間放送連盟賞のラジオ生ワイド部門の
審査員で一日朝からラジオ漬け。参加した各局の制作者と
共に終了後に、何をどうすればよいかという事で建設的な
意見の交換をする。その中でちょっと面白い朝ワイドが
スタートして、その演出のテンポ感の出し方に感服して
いたら、その本人が前日に肺炎で亡くなったということを
聞かされる。30歳。粗削りではあるがパーソナリティの、
技量の足りないところを補う演出は、番組ともども期待を
していたのに、残念な事この上ない。冥福を祈りたい。
毎度の事ながら女性のベテラン・アナウンサーが事実上
仕切っている番組が多く、ボクとしてはその構造の方が
おいしいと思うのだが、男性パーソナリティが仕切るべき
で快く思わない考えの人もいて、意見が分かれるところ。

【エセアスリートの日課】

バイク 35km

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レストラン往来

北青山から表参道に抜ける246の裏道、「まい泉」の通りは
飲食激戦区である。この10年ずっと営業している店は、
1割程度ではなかろうか。「LOTUS」ですら老舗の雰囲気を
醸し出している気がする。その中で「アンフォール」が店を
閉じてからずっとそのままだったものの、テラス席もある
カフェがオープンしていた、と思ったら何の事はない。
クレープの「ブルターニュ」が引っ越してきただけだった。
有楽町の交通会館B1から6月末に引っ越してきた定食屋、
「喰い切り 江ぐち」の後にできた炭火料理屋など、
「もう一度行ってみよう」と思わせる店は少ないのも事実。
「喰い切り 江ぐち」はその後、某上場企業の元会長氏が
この店の社長に就任し「一見さん、お断り」のギョーカイと
政財界向けの会員制料理屋になっている。以前行った事が
あるから、きっと一見さんではないのだけれど、料理が
3〜4万で倍以上。ワインは2万円。そしてピーター・
ルーガーばりのカード不可。自腹じゃいけない店になった。
FEUに在籍していた下村浩司シェフが、ようやく六本木
一丁目に「Edition Koji Shimomura」をオープン。
トルコのお菓子カダイフで海老を巻いてフリットした彼の
スペシャリテも健在のよう。食の情報源(メートルだが)
から、ここ1年のブランク話はいろいろと聞いていたが、
純粋に料理を早々にチェックしておきたい。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

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北青山から表参道に抜ける246の裏道、「まい泉」の通りは
飲食激戦区である。この10年ずっと営業している店は、
1割程度ではなかろうか。「LOTUS」ですら老舗の雰囲気を
醸し出している気がする。その中で「アンフォール」が店を
閉じてからずっとそのままだったものの、テラス席もある
カフェがオープンしていた、と思ったら何の事はない。
クレープの「ブルターニュ」が引っ越してきただけだった。
有楽町の交通会館B1から6月末に引っ越してきた定食屋、
「喰い切り 江ぐち」の後にできた炭火料理屋など、
「もう一度行ってみよう」と思わせる店は少ないのも事実。
「喰い切り 江ぐち」はその後、某上場企業の元会長氏が
この店の社長に就任し「一見さん、お断り」のギョーカイと
政財界向けの会員制料理屋になっている。以前行った事が
あるから、きっと一見さんではないのだけれど、料理が
3〜4万で倍以上。ワインは2万円。そしてピーター・
ルーガーばりのカード不可。自腹じゃいけない店になった。
FEUに在籍していた下村浩司シェフが、ようやく六本木
一丁目に「Edition Koji Shimomura」をオープン。
トルコのお菓子カダイフで海老を巻いてフリットした彼の
スペシャリテも健在のよう。食の情報源(メートルだが)
から、ここ1年のブランク話はいろいろと聞いていたが、
純粋に料理を早々にチェックしておきたい。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

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