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セカンド・ライフとラジオ

【ラジオデイズ】

放送批評懇談会の主催するセミナーにスタッフとして出席。
今回の講師のうちの一人は、ニッポン放送時代から、独立
してもいろいろと世話になっている博報堂の勝野氏である。
もう一人の東京大学情報学科の水越准教授がケータイの
文化面、そしてビジネス面でネットコンテンツなどを
解き明かすという構成だったが、主催者側の手前みそとは
言え、非常に興味深くヒントが満載の内容だった。
気になったキーワードをざっと上げると、CGMはすでに
User Generated Contentsという概念に置き変わり、
送り手と受け手ではなく、Engagementという関係で、
消費者とスポンサーとメディアがつながっている、という
ことである。日進月歩だが根底はエンタテインメントの
動画や音声などのソフトが介在して、それを仕切る人が
絶対に必要で、技術が進化しても仕組み作りが仕事の
自分としては恐れるに足りずと意を強くした。
アメリカの実例で気になったのは、「Joost」や「After
World」そして今回はじめて知った「Gossip Girl」だ。
日本ではニコニコ動画が、恐らく世界に誇れるメディア
として成長していくだろうが、いまいち動きが鈍くて
企業色が強すぎる現状のセカンドライフが、何とむすび
ついていったらいいのか、というアイデアが、無限に
沸いてくる実感を持った。想像の世界で画像がないだけ
ラジオはバーチャル・ワールドとの融合性が高い。
スタジオで動きのない動画を配信している場合ではなく
抜本的な仕組みを作っていくことが、ラジオ制作者から
出てこなければ、通信がラジオを飲み込む日は近い。

【エセアスリートの日課】

バイク 40km

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