牛肉のカルバドス煮
醤油名匠に選ばれたうちの一人に、以前訪れた神田眠庵の
柳沢さんがいた。その牛肉と大根のバーボン煮の作り方が
紹介され、あれなら作れるかもと思ったところ、冷蔵庫を
覗けば「あら、こんなところに牛肉が(しかもシチュー用)」。
ウチには飲みかけで、まだ残っているカルバドスをはじめ、
ハードリカー類がたまっていて、それでアイラのスコッチなど
飲みはじめたりしたものだから、瓶がゴロゴロしている。
それでそんなに高価でないカルバドスで煮込むことにした。
再仕込み醤油とともに、ちょっと出汁も入れたりして煮立て、
一晩置き朝食べてみると丁度いい具合である。弁当を作り
おかずに添える。バランスが悪いので「ナチュラルローソン」
でサラダやみそ汁を買ったりして、節約にはならないが…。
煮込んだベースのカルバドス醤油が、かなり多めだったので
もう一度肩ブロックを購入し、新たに煮込み直しながら
完成品を頬張ると、柔らかく煮えた脂身近くからじわっと
リンゴの香りが口に広がり、なかなかいけると自画自賛。
アルコールが飛んだバーボンの甘み同様、カルバドスのそれも
ちょっと考えつなかった調理法。カルバドス協会の会員、
そして醤油フリークとして柳沢さんに感謝である。
【エセアスリートの日課】
バイク 25km
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