やっと下村さんちで食事
カルヴァドス協会会合でEdition Koji Shimomura。
ウェルカム・ドリンクのポモーを飲みながら、チーズの
薄焼きをつまみ、Feu時代からシェフ・ソムリエだった、
山田さんと語れば、ここが乃木坂だと思うくらい。しかし
天井は高くさらに落ち着いた雰囲気で期待が盛り上がる。
アミューズは手長海老とビーツ。おなじみのカダイフは
まとっていないものの、薄切りのビーツとそのソースが
白い皿にアートとして描かれると、料理は見た目だと
いう人の気持ちもわからないではない。前菜はブーダン・
ノワールにきのこにフォアグラ。ビストロ料理とは違い、
血のソーセージは、存在を主張しつつもフォアグラの
ソテーの下僕として機能している。魚料理は赤い魚と
黒いソース。想像通りイカスミだったのだが、これが
意外とヒット。白身でも、マグロでもないところが、
やられたという感じ。俄然ワインがすすんでしまう。
そしてメインは、大きな鉄鍋でタイムと一緒に薫製した
子羊。それを全員で取り分ける、貸し切りならではの
趣向である。普段のメニューではなかなかお目に
かかれないのではないだろうか。しかしデセールでは
リンゴを使った以外の下村節を堪能し、キッチンの
見学もあって大団円。大いに飲んで大いに食べた。
【肝硬変への道】
Boizel Brut Reserve
Delaille Domaine du Salvard ’06
Ch.La Cavanne ’04
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