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December 2007

大みそかのゴルフ練習場

高反発のドライバーが今日限りで使えなくなることもあり、
新調の秘密兵器を持って久々に練習場に行く。年末の風景は
面白く、あちこちでありえない場面に出くわしたりする。
郵便局で備え付けのスタンプを押しながら押っ取り刀で
年賀状を書いている人は毎年恒例だ。今日は大掃除で居場所の
ないオジサンたちに交じって、小学生女子が、腕を組んだ
母親の下、打ちっ放しの練習をさせられているのが、とても
目立っていた。目指せ!宮里藍か上田桃子か。それにしては、
ボールが全く芯に当たっていないので、ピリピリした空気が
伝わってくる。うーん、どうしたものか。
TaylorMade r-7の、一つ前の型である425に変えたのだが、
ロフトを以前の9.5度から10.5度にしたところ、さすがに
弾道は高いし、ボールのつかまりはいいし…。同時に買った
スプーンもまた打ちやすい顔をしている。ずっとこだわった
ホンマのチタン・ボロン・パーシモンは、これでとうとう
クリークだけを使う事にした。今どきと、びっくりされるが、
打球音もいいし、別に200yard飛ぶからこれで十分。
打ちやすい7番ウッドあたりを持てば、ハンデが縮まるかと
いえばそうでもなかろう。道具が進化したからといって、
クラブ競技の平均スコアは変わっていないと、ゴルフ場の
競技委員は言っていた。

【肝硬変への道】

Montevertine ‘99(トスカーナ)

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競馬の仕事納め

【零細馬主で馬券下手】

仕事納めで番組出演。今年の競馬重大ニュースを振り返る。
去年の年末にはディープインパクトが引退し、いったい今年の
競馬はどうなるかと思ったものだが、ところがどっこい、
ウオッカをはじめスターホースが次々出てきたのではないか。
3歳ではロックドゥカンブとダイワスカーレットに伸びしろが
あれば、来年も面白いことになるだろう。
東京大賞典のヴァーミリアンは強すぎ。馬場状態から考え、
フリオーソに逆転の余地も、と思ったが全く問題なかった。
それより売り上げが、地方競馬の新記録となったというのには
いささか驚いた。もちろん中央競馬がお休みの週末というのも
大きな要因ではあるが、それは毎年のこと。特別に目玉がある
というワケではないのに、大井競馬に目が向いたというのは、
うれしい反面、小手先のにぎやかしだけではない、ファンの
つなぎとめが必要だと思う。
赤間調教師の引退と東原騎手の移籍のダブルで出場した、
ワールドエミネンスは格上の人気薄ながら、外枠から先行し
自分のレースで3着した。40戦3勝2着8回、3着7回。
馬代金も回収し、本当によく走ってくれたが、それもこれも
なかなか放牧に出さなかった、赤間調教師のおかげと思う。
とりあえずは放牧だが、転厩先がどこになるのだろうか。
オベリスクライトはこの雨の中で調教という無理をしない
ということで、次走は年明け最初の開催に向かうことに。

【肝硬変への道】


Cuvee Apolline '05(ブルゴーニュ)
Domaine FOREY Pere & Fils
やっぱり鶏系や鴨系の鍋には、ブルゴーニュが一番。

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FItnessは来年も続く

今年の泳ぎ納め。ホテルに連泊し、乾燥した室内ですっかり
ノドをやられたので、12月は泳ぎ込みも走り込みも足りない。
「2月は東京マラソンに出るのですか」と聞かれたりもするが、
エントリーしていないからには、それに向けてのトレーニング
どころではない。しかしここのところそうした目標なしに
ダラダラとやっているので、来年あたりは、ちょっとした
目標設定をしようかと思う。Wii Fitを一足先に購入した人の
話によると、体幹バランスを見たりするにはいいが、真面目に
やろうとするならば、モノ足りず高級体重計になりそうとか。
よくゴルフやスキーでいう、斜面での重心移動がわかり、
ランニングマシーン程度のものになれば、かなり面白い器具と
なりそうだが、まだまだ平面でしか使えないのでは、バランス
ボールやダンベルの出番はなくならないだろう。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km
スイム 1000m

【肝硬変への道】

Ch. Bois Pertuis‘03(ボルドー)
Gradnd VIn、金賞受賞、03年。なのに1280円。
でも味もそれなりで、もっとCPの高いワインは他にも…。

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涙雨は雪には変わらない

【ラジオデイズ】

いつからこの国はクリスマスが12月24日になったのか。
もちろん世間一般でクリスマスイヴが最大のイベントで、
25日になったら、その興奮が冷めているのは百も承知だ。
しかし25日の表情もさることながら、たまたま耳にした、
ラジオ番組で23日の放送で「いよいよクリスマスまで、
あと1日」とか「クリスマスは明日」というのをラジオの
番組で複数聞いたのには驚いた。そして案の定「クリスマス
当日」という言葉もクリスマスイヴの今日にも耳にしたのだ。
まぁ、外国人のクリスチャンが礼拝をしたいと訪れた立派な
尖塔をもつ教会が、結婚式場だったという笑えない笑い話が
あるような国だから仕方がないかも知れないが、宗教的な
祝祭日を曲げてしまうのは、いくらなんでもまずくないか。
きっと声高に抗議を申し入れる団体がないからだろうが、
12月24日がクリスマスディとするのだけは止めようよ。

【肝硬変への道】

SASSICAIA ‘00(トスカナ)
パーティをしましたとも。でも今日は休日でしたから。

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ラッキーカラーとラッキーナンバー

【零細馬主で馬券下手】

金運賭事運が強い乙女座という本日の占を信じて、ラッキー
カラーの紺色のセーターを着て中山入り。鉄板の1Rを取り
浮いた分で食事をする際、バキッと割箸が折れ、不吉な予感。
打ち上げの分のお金を取っておいて、全額を事前に予想した
有馬記念の買い目に入れる事にして、馬場状態とパドックを
チェックするべく、本番までのレースはすべて「ケン」。
そして覇気がないサムソンを切りウオッカも切り、穴っぽい
ところはちゃんと押さえてレースに臨む。チョウサンの逃げ
から始まり、これはペースが乱れて好位追走の馬と差し馬の
決着になると思いきや、買った先行馬は全てタレ、買わない
先行馬(マツリダゴッホとスカーレット)が残り万事休す。
競馬場で配られたレープロの浅田次郎のエッセイには、
「お祭り」だの「アグネスタキオン」だの書いてあるとか、
馬インフルの年だったから「ゴッホ」だった、という人々と
検量室前でご挨拶。さすがに皆さんおいでである。そして
今年1年の通算掛け金のプラス分から、宴会参加費を引くと
クリスマスイブ前に大人が持っている現金とは思えない額を
財布に残して、引退式の後に駆けつける。が、何と参加者に
8Rの83万馬券を300円的中させた御仁がいて会費無料。
「入江さん。肝硬変になるまで好きなのを飲んで下さい」と
言われて「クルマなので飲めないんです」と答え爆笑を誘う。
そういえば今日のラッキーナンバーは0。つまりチャラに
なり、支払いはなく、酒は飲めないということだったのだ。

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ここまで晴れた有馬記念

ここまで晴れた有馬記念

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有馬記念大予想

【零細馬主で馬券下手】

ありがたいことに毎年恒例となった有馬記念関連の特別番組。
当日早朝のインフォメーションを入れるために、海浜幕張に
宿泊するのだが、今年は近辺のホテルが満杯というモーター
ショー並みの混雑。何があるのかと思ったら、ジャンプ・
フェスタというマンガのイベントがメッセで行われている
という事が分かった。千葉中央駅近くに投宿し、始発で移動
したところ、電車も混雑している。そういえばビッグサイト
で行われていた時に、山手線の大崎駅の始発時に大混雑
していたのを思い出した。動員数は有馬記念とさしてかわら
ないくらいだとか。世界一の売り上げを誇るという意味では
双璧をなすヒットコンテンツではあるが、そのエネルギーは
有馬のために徹夜をする、ホテルがいっぱいになる、という
意味でもまたものすごい。

有馬記念は最も当てたいレースだが、今年は雨という不確定
要素が加わってさらに難解度を増している。おまけに枠順。
何か紛れがありそうだが、どう転んでもやっぱりメイショウ
サムソンとポップロックには逆らえない。逆転しても
おかしくないのは、叩き良化でデルタブルース。馬場が良くて
ウオッカ。渋ればインティライミ。ダイワスカーレットは
3歳牝馬のはじめて尽しで評価を下げ、ロックドゥカンブが
来たらキミはホントに強かった。ゴメンナサイ。
そのために香港へCh. Roc De Cambesを日本から持っていき
競馬仲間と共に飲み干してきたのである。

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いきなり4割の値上げ

モノみな値上げの今年の年の暮れ。特にクルマ関連の支出は
けっこう痛い。ガソリンや灯油というのは、じわじわと値段を
上げているのだが、びっくりしたのはバッテリー。というのも
この冬の寒さのせいか、イマイチ元気がないので、いきなり
朝始動しなくなってからでは遅いと、早めの購入を決めた。
型番と車種の適合のため、BOSCHのサイトを検索すると、
来年の1月1日から値上げ、しかも4割以上の大幅なもので
あることがわかったのだ。何でも原材料の鉛価格が高騰して
いるということだが、すでに段階的に何度も値上げしている
メーカーなども多いようである。金属関連の価格高騰は
今年の趨勢だが、鉛価格で言えばここ5年で10倍近く。
最近のバッテリーは高性能なので、突然あがってしまうから、
3年交換していなければ、駆け込みでの購入は一考に値する。
買い置きがいいかどうかは別にして、値上がり率は驚きだ。


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ギガオワラス

【ラジオデイズ】

スタートする時は派手に打ち上げるものだが、終わる時には
あまり誰にも知られずにひっそりと終わるものだ。WINJ
というBSデジタルラジオ放送は、少なくともボクの周囲で
話題になった事はない。2003年に委託放送業務の認定を
受けて放送を開始したものを、去年の11月からは実質的な
放送はなく、1年を経て認定取消となった。BSチャンネルで
EPGだけが出ていたが、これがきっかけでなくなり、事実上
BSデジタルラジオ放送は消滅した。セント・ギガの開始は
車内吊り広告も含めて、エポックメイキングだったし、
「タイドテーブル」という編成も世界に例を見ないユニーク
なものだったけれど、やはり中途半端なインフラと有料放送
という壁は乗り越えられなかったということだ。経営権が
いろいろと移って、WINJがまさに今その断末魔なのだが、
不思議な事にホームページはまだ存在する。何がどうなって
いるのかさっぱりわからないが、放送休止直前に取材のため
電話した担当者が「ウチだけは絶対に続けます」と強い口調で
答えた事は印象に残っている。それにひきかえ、全く別の
音楽団体にいる初代セント・ギガの社長とは、ときどき
スポーツクラブで挨拶をするのだが、今さらという感じで、
何も聴けないままでいる。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km

【肝硬変への道】

〆張鶴 大吟醸 金ラベル(新潟)

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No Longer

【ラジオデイズ】

ダン・フォーゲルバーグが亡くなった。
ウェストコーストロックに欠かせないシンガー・
ソング・ライターであり、「一人CSN&Y」とも
称された人である。マネージャーのアービング・
エイゾフが、彼をきっかけに大立者になり、
肝心の彼は「イノセント」を貫き通して田舎に
引っ込む。結局我が家のライブラリーにも、
フォリナーの横に申し訳なさそうにあるのみだ。
しかし独特のピュアな世界観は「Longer」の、
大ヒットの後に開花したのだが、一発屋として
しか認識されていないかも知れない。
そのヒット曲が入った「Phoenix」は不死鳥
なのだが、もはや彼の歌声に接する事はできない
というのは、今さらながらにショックだ。
享年56歳。前立腺ガンということだ。

【肝硬変への道】

FOSSI Primitivo del Salento'05(トスカーナ)

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山田俊一さんのこと

【零細馬主で馬券下手】

今週はG1の谷間だが、10年ほど前はスプリンターズSの
レース日だった。アメリカンフットボールの日本一を決める
甲子園ボウルの日でもある。そんな時に思い出すのが馬主の
山田俊一さんだ。最初にお会いしたのが、中山競馬場の
馬主役員室。放送席の横の豪華な部屋である。海外競馬に
精通しその話と共に、母校の京大を応援する姿は、バブルを
ひきずった時代であっても、地に足がついた、カッコいいもの
だった。その後レキシントンからの飛行機で一緒になったが、
8席しかないファーストクラスに搭乗されていて、さすが
と思ったものである。「ベルグ」の冠がつく馬のオーナー。
最近では3歳のベルグミサイルが、斎藤誠厩舎にいて、
500万下を勝っている。人づてに先日、お亡くなりに
なられたのを聴いた。父親くらいの存在で、「スポーツ報知」
にコラムを書いておられ、その博学ぶりに、直接お話
するには、あまりにも恐れ多い存在だったのだが、臆せず
もっとお話を伺っておけばよかったと思った。
ターンオフザライト兄弟は、いずれもまさのシンガリ負け。
馬券もパッとしなかったけれど、有馬記念に向けて、
仕事も全開で今年の総決算としなければならない。年間で
今年までの浮いた分を勝負する覚悟で臨むつもりだ。

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これが競馬だ

【零細馬主で馬券下手】

今日は日刊スポーツの競馬欄にコラムが出る日なので、いつも
ならば真っ先にそこをチェックするのだが、今朝だけは8Rの
馬柱にまず注目。出ていましたよ。馬主欄に自分の名前が…。
今まで出走していたのは、最も下の方の条件なので、馬柱の
ない早いレースだったのだが、今回は少しだけ上の条件なので
ちゃんと名前が出る事になったのである。もちろん競馬専門紙
には名前が出ているけれども、やっぱり首都圏で100万部の
部数を誇る新聞に出ているのは、全く気分が違うものだ。
で、お誘い合わせの上、仕事を中抜けしてきた仲間と集合。
オベリスクライトは気配よく、馬体の毛づやもよく、単勝も
おいしいオッズで、久々に2号スタンドでの観戦にする。
スタートで珍しく躓き出遅れ。しかしスッと3〜4番手に
つけて、内側の好位でレースをするが、3コーナーでの
追走での手応えがイマイチ怪しい。そこで真島騎手が手綱を
押し4コーナーで前がぽっかりと開いて、先頭に立つ勢い。
が、ここで弾けるはずが全く反応なく、ずるずると後退。
何とシンガリ入線という結果になってしまった。何よりも
脚に問題か、というイヤな予感が脳裏をよぎるが、ゴールを
過ぎても下馬する事なく、戻ってきたので恐る恐る厩舎へと
向かうことにした。まぁ、ディープじゃないから、躓いて
かなり脚を使ったのか、はじめてのマイルに戸惑ったか、
本当のところは馬に聴いてみないとわからない。自分の
持ち味でレースをして、アラアラ一杯なら距離の壁とも
いえるが今回は判断不能。調教師の先生との打ち合せでは、
この距離でリベンジを果たしたいとなったが、厩務員さんと
ジョッキーはやっぱり距離が、という感想のようで、まあ
今後の馬の調子も見つつ、もう一度考えることにしたい。
結果は1番人気になってしまったらしく、期待に応えられず
申し訳ありません。わざわざ来てくれたSさんもすみません。
明日のオーロマイスターを応援します。そうそうその前に
ダイナミックスターが阪神3Rで、兄の仇を討って、露払い
をしてくれるでしょう。いろんな仕事の都合上、バイクで
移動したけれど、今後は験をかついで大井には乗っては
行かないようにしたい。レース後に高輪泉岳寺周辺を
通過して、混雑の状況から、討ち入りの日だと思い出す。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

師走より馬走
走りそうな予感も今となっては空しい

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若者はどこへ

【ラジオデイズ】

音好弘・上智大教授が進行役で、堀井憲一郎氏、阿部真大氏、
福田淳氏がパネラーとして出席する「若者探し」という勉強会
に、大幅に遅刻して参加した。まぁ、オジサンたちが集まって
若者が何を考えているのか、若者はメディアをどう捕えて
いるのか、という事を語り合う会で、定期購読している雑誌
月刊ニューメディア」が主催する会である。広告代理店の
グループインタビューのエッセンスのような話。知っている
ようで知らない事や、知らない事、つまりは若者を探して
いる時点で、若者の事なんてわからないのだが、いろいろと
考えさせられた。ひとつ「便利な世の中が若者をダメにした」
というような、最近の懐古趣味的な風潮に対して警鐘があり
面白かった。北欧の子供の学力が高いという調査結果が先日
発表されたが、彼の国では教科書を覚えるように読み、瑣末な
知識やスキルを問わず、大局的なモノの見方を重視するという
風潮があって、日本のそれとは正反対。夜が長く冬は寒く、
外出に不便だからといっても携帯先進国で、ゲームだって、
衛星放送だってある世の中である。だからといって引きこもり
が問題になったという話は聞かないから、結局は社会全般で
多様な娯楽を実践しているのだろう。だから大人が子供と
一緒になって「流行語大賞」に選ばれるような言葉を、本気で
使っていたりするようなザマでは、「便利さに溺れる大人が
若者をダメにして」いるのである。思いつきを整理しきれず
会場でいろいろと逡巡していると、編集長から「いろいろと
言いたい事があるでしょう」とまるで見透かされたように
声を掛けられ、ちょっとびっくりした。さすが吉井さん。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km
スイム 1200m

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これでも都心

【ラジオデイズ】

朝日工業の赤松社長のインタビュー。興銀出身の社長というと、
エリート・バンカーを想像してしまうのだが、およそ対極的な
雰囲気を持った方である。鉄鋼業と農業という、全く交わりが
ない分野を、環境というキーワードでくくるユニークな会社
である。以前アメリカでMBAを取得した友人と、アメリカの
銀行と日本の銀行の違いについて話を聞いた時、倒産物件など
の整理についての粘り強い交渉力は、体力以外の何者でもなく、
日本人にはそこが足りない、というような意見が出た。
日本ではその種の泥臭い作業に、怪しげな人々がたかったり
するし、IT系でもそんな噂は絶えないが、そういった局面でも
互角に渡り合っていくようなパワーがある人である。
上海で興銀の支店長を務めた経験から、中国をはじめとする
「成長、公害、世界経済への悪影響」を冷静に分析。CSR
(Corporate Social Responsibility)という、経済だけでは
なく、社会や環境に対しても責任を持つという考えを実践して
いる話を聞き、単なる体育会系のイケイケではない緻密な
戦略にも賛同できた。成熟した社会からのリーダーシップは
紳士的な議論が成立しないこともある。世界的な業界の再編が
様々な分野で進む今、大阪の岸和田市出身、「だんじり祭り」
で鍛えた手腕が活きるような気がする。

これでも都心

椿山荘の茶室「残月」での収録。
外は都心とは思えない風景だった。

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「レーシングポスト」新創刊

日本の競馬は元気がないと言われる。日本のラジオもまた
元気がないといわれる。しかしコンテンツ自体の魅力が
決して下がったワケではない。いやむしろ世界の中でも
高いレベルにあるだろう。しかし売り上げが一気に落ちる
というわけではなく、年に数パーセントずつという、
非常に微妙な右肩下がりだったりするわけだ。そんな中、
タブロイド判の月刊競馬紙「レーシングポスト」が創刊
された。今さらと言うなかれ。既存のメディアにはできない
試みがここから生まれる事を期待したい。創刊号では
たまたまボクが天皇賞のレース回顧を書かせてもらったが、
紙面ではシンガポール競馬の馬主システムについて、
断片的に聞いていた知識が、整理され掲載されていた。
ローソンで発売されているのだが、このブログにリンクが
ある月本さんが編集長。今までできなかった企画をぜひ
実現したいと思う。そしてラジオにも、こうした形の
新しい媒体があってもいいのではないか、と思った。
だいたいFM雑誌がなくなってから、ラジオ番組表だけ
っていうんじゃ、つまらないもの。各局が出している
タイムテーブルもいいけれど、俯瞰で見るからこそできる
企画もあるわけだ。

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キャセイ航空国際競走は鳴かず飛ばず

【零細馬主で馬券下手】

*香港スプリント

地元2頭で堅いという斎藤さんの教え通りだったが、
三連単がまさかの低配当で、なんとトリガミでスタート。
20倍は勘弁して下さい、ホント。

*香港ヴァース

パドックで見たディラントーマスには、正直がっかりした。
勝ちに来た最強馬が、腹まわりに余裕があるというよりも、
デブデブなのである。格上馬なのだから「転んでも勝つ」
という日本の記者のコメントに、心揺らされながらも消し。
それは見事に的中したが、肝心のデットーリが行方不明で
RED ROCKSがDEAD ROCKSに変身して万事休す。

*香港マイル

内側の逃げ馬がことごとく直線で沈んでいる傾向から、
人気でもコンゴウリキシオーは消し。来日時に重視した
GOOD BABAが1番人気に応えて、ゴールを駆け抜けるが、
来ないはずのデットーリのCREACHADIORが2着で、
ほぞを噛む。調子悪いんじゃないの!?

*香港カップ

7頭立てで、馬券的な妙味がそがれるレースではあるが、
人気馬3頭の三連単BOXで勝負する。シャドウゲイトは
好位から伸びそうで、直線半ばで失速したのは力の違い。
デットーリと叫んだのはよいが、3着に要らないのが来て
万馬券となる。あのフランス馬は買えなかった。
まぁ、久々にデットーリ・ジャンプを見たからいいか。
それにいろいろな関係者にもお会いできた事だし。

日本の競馬は、忙しくて買えなかったので正解。
ワールドエミネンスの火曜日とオベリスクライトの
金曜日の大井に期待しよう。

Pc090019
グッドババが勝っただけあって良馬場

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朝日杯FS大予想

【零細馬主で馬券下手】

今年は軸馬として信頼できる牡馬が不在である。そんな中、
条件がまたまた変更になり、牝馬も出走できるようになった
ことで、フォーチュンワードが本気で登録してきた。
輸送が苦手というよりも、楽なローテで、勝ち鞍のある中山
1600m。ずっと牡馬相手に戦ってきて善戦しているのだ
からして、構える必要性は全くないといっていい。
もちろん後藤騎手がお手馬の中から選んだアポロドルチェと
スズジュピター、そしてエーシンフォワードとか、逃げて
面白いレッツゴーキリシマなど、人気馬と人気薄の両方に
フォーチュンワードから流す。

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男二人で中華三昧

香港国際競走の取材のため、去年から廃止になったUA便に
かわって、同じスターアライアンスのANAに搭乗。
ターミナルは一緒だし、ラウンジも使えるが、乗った感じが
狭いなぁ、と機内を見渡したところ、なんと大学のクラス
メートをシートに発見。香港の会社の取締役をしている彼は
会社登記の関係で短期出張だとか。ということで、金曜日の
夜は東京でたまたま行われているクラス会の、香港分科会を
二人で行なう事なった。1年あまり住んでいた彼の案内で、
ハッピーバレーの「誉満坊」の飲茶を皮切りに、セントラルの
エスカレーター近くの「蛇王芬」で咸魚鶏粒炒飯、ST.GOUGH
の「九記」で牛ナン麺と、三軒をハシゴして食べまくる。
咸魚というのは、干し魚で、アンチョビの位置づけとして
使うようで、独特の熟成香が漂うだけに、日本の中華料理では
ポピュラリティーに欠けるといえる。しかし病みつきになる
というか、舌が味を覚えてしまい、これから香港に来たら
必ずコレを食べないといられない予感がする。その後バーを
求めてウロウロすると、東京の中華料理屋のクラス会の面々
から携帯に「お前達一緒にいるだろう」という電話がかかって
きて、あまりに図星で大笑い。結局「蛇王芬」の隣の3階に
出来たばかりの「In-Vited Wine」という、立ち飲みが出来る
ワイン屋で地下鉄がなくなるまでボトル2本+αを痛飲。
ホテルまで30分ほど千鳥足になりながら徒歩で帰る。

【肝硬変への道】

Geoff Merrill Merlot‘03(オーストラリア)$180
Valle Andino Merlot‘05(チリ)$75
Yari syrah/merlot‘05

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放送批評とメディア批評

【ラジオデイズ】

放送番組批評というのは、ジャンルとして確立はされていない。
言い換えれば、批評家は存在せず、基本的にそれを生業にして
いる人はいない。似て非なるのが、メディア批評。これは、
メディアを取り巻く環境や、技術、法制なども含まれるので、
混同されがちではあるが、大学で研究されていたりもする。
ボクは商学部だったが、「コミュニケーション」を専攻した。
「新聞研究所」という名称のゼミに所属し、放送メディアの
研究をしていたが、やはり番組の中味ではなかった。時代は
変わり、「新聞研究所」というタイトルが上智大学にしか
存在しなくなってしまったと、音教授から話を聞いてはいたが
メディア研究自体も、携帯やネットが中心で、もはや4大
メディアといわれる、新聞、雑誌、ラジオ、テレビの研究を
する大学生は殆どいないのだそうだ。たしかに社会に出てから
役に立つというか、ひと儲けできそうなのはそっちである。
まして「番組批評」なんてものは、ネットの書き込みなどで
十分であり、アカデミックに論じるものではないのだろう。
自分が制作者だからこそ、番組の制作者への助言や、苦労を
称賛できる立場にあるだけに、番組の顕彰をする場合には、
「学識経験者」のような審査員とは一線を画していると思う。
とんでもなく勘違いな評価を、自分の番組に対してされた
経験の「リベンジ」ではなく、誰もが納得するような評価を
することが求められていると思う。年末の「放送批評懇談会」
の会合で意識を新たにしたのである。


【エセアスリートの日課】
バイク 20km

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躍進する「藤岡藤巻」

【ラジオデイズ】

ここのところ動向のチェックを怠っていたら、「藤岡藤巻」
がえらいことになっている。文化放送でレギュラー番組が、
10月からスタート。そして来年のジブリ作品の主題歌に
抜擢されたようである。10年ほど前に「尾崎家の祖母」が
リバイバルでスマッシュ・ヒットした時に、メディアで少し
露出して「ようやく時代が俺たちについてきたようだが、
俺たちは10年先を行っているので、今やっている事は
10年先にならないと理解されないだろう」と吠えていたが
本当にその通りになってきた。ウソでも言い続けることは
大事だというか、無謀だというか。今週末の日曜日に、
九段会館でライヴがあるというお知らせが、ご無沙汰して
いる旧知の大物マネージャーからあり、あの人に食い込んで
いるとはと、びっくりした。香港国際競走に行っている場合
ではない、と言いたいところなのだが、旅行の手配もしたし
同日の結婚パーティにも丁重に欠席届を出したこともあり、
その取材に出かける事にする。「団塊世代の隙間産業」では
あるが、30年以上ブレない音楽に対する姿勢の賜物。
蕎麦打ちなどという世界に走らない潔さは尊敬に値する。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km

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阪神ジュベナイルフィリーズ大予想

【零細馬主で馬券下手】

去年は外回りの新しいマイルとなって、ウオッカとアストン
マーチャンの順当な結果。今年も混戦模様に断か、と思ったら
大間違いである。そうでなくても後出しの馬が、人気薄で勝つ
2歳馬牝馬戦線。今年はインフルエンザ禍で、早いデビューが
過剰に実績を伴っているように見えるのが、大きな落とし穴だ。
おまけにスローペースになりやすい新装阪神外回りマイル。
綺麗に勝ったオディールが一番人気なら、切る手もあるだろう。
牡馬相手に揉まれたマイネルブリッツ、2戦2勝のラルケット、
レジネッタ、アロマキャンドル、エイムアットビップなど、
先行馬を中心にBOXで勝負する。
ディスパーロが中山8Rに出走する。中山がどうかというのが
あるけれど、陣営がさんざん迷って出走させたからには、
ベストの選択だったと思いたい。しかし馬券は買わない。

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