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Afternoon Deelites

【零細馬主で馬券下手】

日曜日の午後のメインレースの時間帯ながら、
東京国際フォーラムのバート・バカラックに行く。
Stars On 45のビートルズメドレーなど比べものに
ならない、40年以上にわたるヒット曲の数々が、
怒濤のように押し寄せる構成に圧倒されつつも、
80歳近くで現役の希代の作曲家が、細かく指揮を
しているところにじっと集中して、かなり疲れた。
うっとりと聞いていれば、心地よく眠ってしまう
α波が出まくりなのだが、彼の作品のアレンジは、
繊細であって、高度なテクで複雑にからみ合うため
気を抜いていられない。小編成では間引かれる
微妙な部分が、大編成のオーケストラで忠実に再現。
今どき考えられない、一発録りのような真剣勝負だ。
自分のiTunesの再生回数のナンバー・ワン・ソング、
ジャッキー・デシャノンの曲がイントロとアウトロに
構成され、しゃがれ声でジャック・ジョーンズの曲を
サビ抜きで唄われ、アンコールで「雨に濡れても」を
客席全員で合唱し…。まさに「午後の喜び」である。
しかしそのバカラック氏は、競走馬の馬主として、
40年のキャリアを持つ事はあまり知られていない。
いちばん有名なのは、第一回のドバイ・ワールド
カップ・クラシックで、シガーの2着に迫り、後に
日本で7年間種牡馬だったソウルオブザマターとか、
表題のアフタヌーンディーライツがおなじみである。
しかし最初に持ったバトルロワイヤル(きっと映画
「カジノロワイヤル」から来ているはず)は43連敗
後に勝ち上がる。83年にはニール・ダイヤモンドで
ヒットした「ハートライト」にちなんだハートライト
ナンバーワンがG1のハリウッドオークスで優勝。
最近は去年の1月にもドライスデール厩舎所属の
ワンオフがG2のマルコスハンデを勝っている。
そんな話を、セイハローでしたいと思いつつも、
名だたるミュージシャンたちが面会を求めて列を
なしているのを知り、競馬場での再会を願う事にした。

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競馬」カテゴリの記事

Comments

嗚呼、日曜日に行かれたんですね。
自分は土曜日に行ってきました。
とにかく中学からの僕の音楽の根底、Bバカラック。
白眉とも言えるオーケストレーション、東京シティ・フィルもすごく練習してありましたね。
1971年5月7日に新宿厚生年金でのライブ版はあまりにも繰り返し聴いていたために完全に体に染みついていますが、ほとんど変えること無いアレンジで目頭が熱くなり感動しまくりでした。

アンコールのあとのホール5000人が総立ちで絶賛。鳥肌立っていや、スゴイ瞬間に立ち会えたと十二分にバカラックを堪能いたしました。

Posted by: 小太郎 | February 19, 2008 at 12:38 PM

小太郎さん

もしや、と思ったのですが、土曜日でしたか。
どこかの国のオケと違い、東京シティ・フィルはバカラック氏が絶賛していて、是非日本を再訪したいというモチベーションになったそうです。
日曜日は来日前に書いた新曲の「For The Children」のエンディングを彼自身が間違えてしまう、というハプニングも。「オケのせいじゃないのでぜひ謝りたい」とMCもしていました。まあそれくらい完ぺきだったということでしょう。
正直なところ昔はディオンヌが唄う方がいい、と思っていましたが、彼の音楽の世界を忠実に再現するためには、やはりあのスタイル以外はありえないでしょう。
こんな贅沢なコンサートで12000円は安いです。仕事さえなければ、まだ空席があった相模大野に行きたいです。

Posted by: 入江たのし | February 19, 2008 at 02:59 PM

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