深夜の水餃子
千歳烏山の中国遼菜府(03-3305-1878)。
東京競馬場から自転車で帰る途中の甲州街道沿いに
発見、25時30分まで営業しているので訪問。
昔住んでいた家の近所の「東方園」が閉店して
すっかり「家常中国料理店」の難民なので、
あちこち行ってみるのだが、お気に入りはなかなか
見つからない。しいていうならば放送批評懇談会の
事務所近くの「東順永」くらいだが、会合終わりに
行く事が多いために、それ以外の時にわざわざ
行こうという気が起こらないのである。
結論からいえば典型的な、男向けの満州料理だろう。
お世辞にもキレイといえない狭い店内で、日本語が
なかなか通じない店員。味はうま味調味料が効いた
味とはいえ、酸味や五香粉などのバランスが面白い。
この種の店は「水餃子を食べればレベルがわかる」
というのが私の持論。もちもちとした食感と、
ジューシーな具の中味は、なかなかなものだった。
とはいえ日本は焼き餃子と小龍包のはざまであまり
人気がないのが「水餃子」。そうでなくても逆風の
中国食材に、同行者の評価は大絶賛とはいかず、
風向きが変わったら、もう一度訪ねようと思った。
【肝硬変への道】
天寶一 雄町大吟醸(広島)
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