« February 2008 | Main | April 2008 »

March 2008

競馬はみんなで見るのがいい

【零細馬主で馬券下手】
いやはや出遅れがなかったら、スズカフェニックスは
勝つか、連絡みは必至だっただろう。それにしても、
フジキセキ産駒の親子丼。前夜のドバイ国際競走の、
シーマクラシックで南アフリカのサンクラシークが
勝ったのを見て、その底力を思い知らされたが、
短距離では無理だろうと思ったのに恐れ入った。
とにかく全くお話にならない、勝負馬券だったが、
実は中山競馬場で気のおけない「CLUB KEIBA」な
観戦だったので、久々に楽しんだ。やはり競馬は
ある程度の人数でワイワイいいながら見るのがいい。
個人的にも渋い複勝勝負で、なんとかプラス決算。
来週は番組の「競馬教室」があるので、新聞の読み方
馬券の買い方指南をすることになっている。今回は
新しいバージョンでやってみようと計画中だ。
夜は夜でまた競馬仲間の新居訪問。その後月曜朝まで
収録や、もろもろの整理で死にそうになる。

【肝硬変への道】

鳳凰美田 無濾過生純吟 雫絞り斗瓶取り(栃木)

| | Comments (2)

第38回高松宮記念大予想

【零細馬主で馬券下手】
スズカフェニックスよ、さようなら。
過去の傾向から1番人気が苦戦するからではない。
馬場がよく猛時計が連発している今開催の中京競馬。
去年勝ったからとはいえ、最速で1分8秒9という
時計の裏付けがないスズカフェニックスには酷だ。
1200mも2回走って1勝のみ。生粋のスプリンター
とはいえない。これで勝ったら恐れ入りましただ。
今日マツリダゴッホが圧勝した古馬戦線とは違い、
クラシックや、短距離路線は混迷を極める。
傑出馬不在なだけに、ここはBOX勝負で高配当を
狙い打ちたい。内から順にプレミアムボックス、
マルカフェニックス、スーパーホーネット、
ペールギュント、ローレルゲレイロの5頭で、
馬単と3連単で高配当を期待する。

【エセアスリートの日課】
バイク 20km

【肝硬変への道】

鳳凰美田 無濾過生純吟 雫絞り斗瓶取り(栃木)

| | Comments (3)

愚兄賢弟

【零細馬主で馬券下手】

というとワールドエミネンスには悪いが、京浜杯の
ディラクエは強かった。日刊スポーツのボクのコラムの
担当者が笑いながら「気分を悪くされるかも知れませんが、
強かったですねぇ。なぜ買わなかったのですか」と
質問してきて、ハタと考えた。基本的に繁殖を持って
いるのだから、共有馬主は肌馬を変えるのが大原則。
そして妹のエミーズスマイルはアグネスタキオン産駒
なのに安過ぎるという理由。弟のディラクエは、
オベリスクライトの父であるフサイチコンコルドと
同じ種牡馬にしては高いし、いろんな血統でリスクを
分散したい、と1歳時を見て思ったのを思い出した。
相馬眼がない事甚だしい。いやいや、リクープした
長男馬よ。すまん。これは贅沢なのは百も承知だ。
前回の勝利から3年が経つけれど、無事是名馬だぞ。

ディアオードリーはガレた馬体の建て直しのために、
笹針放牧に出た。そしてディスパーロははく離骨折が
判明。しかしオベリスクライトは1回休んで4月には
びっしり追い切って出走予定。
やっぱり馬は走ってナンボだ。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

| | Comments (0)

日銀総裁不在と報道

日銀総裁の空席は、戦後初というが戦前には5回あった。
初代の吉原重俊総裁は在任中の1887年12月に病死し、
その後約2カ月間、総裁不在。7代目の高橋是清総裁が
1913年に蔵相に就任した際は、後任が就任まで1週間
かかったので空席。そこで高橋是清を調べてみたら、
歴史上の出来事だった昭和恐慌と現代の共通点が浮上。

・輸出増で、日本のGDPを一気に押し上げた第一次
世界大戦の終了で、列強各国の生産力が徐々に回復し、
その反動で日本経済が落込む。
・1920年以降日本経済は10年不調となるが、27年
には取り付け騒ぎや銀行休業の金融恐慌を経験する。
70年以上後に同じ轍を踏んでいるのである。
・昭和恐慌と呼ばれる経済苦境の29年に発足したのが、
国民から高い支持を得てライオン宰相と呼ばれた
浜口雄幸内閣。その蔵相が元日銀総裁の井上準之助。
二人は緊縮・節約を合言葉に、みを伴う改革を訴え
デフレ経済下に財政緊縮を推し進めた。無能なトップの
財政政策で、経済は一層落込み恐慌状態に。
・為替政策も、金輸出の解禁で、実質的な金本位制へと
移行し、円高水準の固定相場を採用して経済が悪化。
円高で輸入が増え、財政支出の一層の削減が必要となり、
経済は一層落ち込み、経済建て直しに失敗。

ここまではそっくり。そしてその後だが、

・1929年の米国株の暴落から始まる世界恐慌の影響で
日本経済はさらに悪化、企業での大量の解雇と大幅な
賃金カットが行われ、経済は激しい落ち込みを見せる。
浜口内閣の次の若槻礼次郎内閣も「構造改革論者」で、
日本経済はどん底状態から回復できない。
・1931年に犬養毅内閣が発足し、高橋是清が大蔵大臣
に就任。矢継ぎ早のデフレ対策で日本経済は回復に
向い出す。為替政策では、金輸出の解禁停止と平価の
切下げで、結果40%近い円安局面を導き、財政政策で、
財源を国債で賄っての積極財政に転換し、国債の日銀
引受けで金利上昇を抑制している。

しかし国債の発行高が増え続ける現在には、その出口は
あるのだろうか。メディアはただ戦後初とばかりに
報道するのではなく、解決策も提示すべきではないか。

| | Comments (0)

暫定税率のカウントダウン

電車内でのリーマン同士の会話。
「暫定税率が期限切れになると、ウチの会社は
300億以上売り上げが下がるから困るんだよ」
「そりゃ大変だね。民主党はパカだね」
その300億は預かっている税金だ。売り上げ
至上主義はそれが判断材料の銀行のせいか。
こうして資本主義の毒素に、犯されていく。
で、民主党がバカ呼ばわりされるのもどうか。
会社を経営していると、預かっている消費税も
一度は会社のお金になるのは間違いないとか、
売り上げが下がって、利益が増えることが
あまりない、という事がよく理解できる。
しかし「困らない」ために、預かったお金を
「ないもの」としておかなければならない。

【エセアスリートの日課】
バイク 40km

【肝硬変への道】
LOS VASCOS Cabernet Sauvignion'05(チリ)
その輸入元の番組の宴会で持ち込んで痛飲。
濃厚かと思いきや、意外とバランスがよかった。

| | Comments (0)

静岡に新FM局誕生へ

【ラジオデイズ】
コミュニティFMラジオ局が静岡県島田市に開局する。
アメリカなどでは決して珍しいことではないが、局長
以下職員も同時に公募されるということだ。
地域に密着するから「よそ者」が入ってくる可能性は
あまりないのか、大ナタを振るうスタッフが県外から
来るのか、注目したいと思うが、営業も含めた機動力が
必要なだけに、なかなか適材を見つけるのは大変だと
思う。それにコミュニティFMも予備免許の段階とか
開局した後で廃局という例だって少なくはない。
正直なところ番組制作調整能力より、営業能力の方が
求められるのは、この文面からは伝わってこない。
開局のためのコンサルタントが幅を利かしていて、
よくわからない人が、番組制作指導をしていたのを
目の当たりにしているだけに、ぜひうまく行って欲しい
と切に願うものである。

| | Comments (0)

新宿で長崎を食す

長崎「ペリニィヨン」(095-820-0230)
当然長崎に行った訳ではない。銀座のペリニィヨンで
シェフを勤めていた園田進郎さんが、長崎をベースに
地産地消を実践するレストランで、新宿伊勢丹の
イートインに出張してきている、というわけだ。
ペリニィヨンの洋菓子は、青山ピーコックにもあり
意外と洋菓子店の少ない青山三丁目では重宝するの
だけれども、京橋の系列店ドンピエールに行ったのが、
ずいぶんと昔の事。正直なところ忘却の彼方にあった
銀座の老舗レストランである。1人前2100円で、
長崎産の牛と豚の串しゃぶ、ドライトマトのロースト
五島手延べうどんのパスタなど、サンプラー的な
3品の皿は、この時期限定の催し物として食べると
いうことを考えれば決して高くはない。佐賀に行って
思ったけれど、九州の食材はあまりポピュラーでは
ないけれど、肉類とめん類にも特徴がある。噂には
聞いていたけれども、デパ地下が数ある中、全国の
食材が集合しているという尺度においては、やはり
新宿伊勢丹が一番ではないだろうか。中途半端な時間
だけに、お客さんは少なかったけれど、次にどんな
店が入るのかも楽しみである。

| | Comments (0)

再び「唄わせたい男たち」

2年半前に見た「唄わせたい男たち」の再演。前回の
ベニサンピットから、今回は紀伊国屋ホールに変わり
舞台にある学校屋上のセットが違って見えて面白い。
「日の丸君が代問題」もこの2年半の間にはいろんな
変遷があって、セリフなどにもマイナーチェンジが
施されている。この公演後は全国ツアーに出るそうだ。
何となく流れの中にいて、どうでもいいと思考停止して
いると、いつの間にか大変な状況に変わっていく世の中。
「ぬるま湯のかえる」の話ではないけれど、いつの
間にかそこから「抜けられない」状況になっている。
それからでは遅いという事を常に考えねばなるまい。
アメリカという国は危機に瀕した時に大ナタを振るい、
そこから対極への変化を選択するほど、奥行きが深い。
「変わるのがいいのか」「変わらないのがいいのか」
はたまた「常に変わり続けるのか」。全員を納得させる
結論は難しい。しかしこの芝居での「笑い所」は、
少なくとも矛盾点をちゃんとあぶり出している。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

| | Comments (0)

番組の終了

4月から新しく始まる番組もあれば、終了するものもある。
それ自体は別に珍しいことではないし、終了は寂しい
ものだけれどやむを得ない。しかしながら放送業界では
暗黙のルールがある。1ヶ月前までに放送終了もしくは
スタッフ変更を告知するというものである。次に向けての
「就職活動」をするためへの配慮とも言うべきものだ。
今回それを無視する形でスタッフ変更が行われた番組が
自ら関わる番組だった。当初の構想からどんどん縮小。
ある程度の期間続いたことでよしとするのか、それとも
けしからんと言うべきか。幸か不幸か自分にとっての
ダメージは殆どないのだけれど、過去にこの番組では
理不尽と思われる事がいろいろと起きた。過去に去った
スタッフの中には、快く思っていない人間も多いだろう。
自分がその立場になっても決して恨まないと思っていた。
放送局勤めをやめて最初の仕事が、同じような状況の
テレビ番組だったこともある。よく打ち上げなどでいう
「またこのスタッフで仕事をしたい」とはお世辞にも
言えないけれど、出演者や現場スタッフに責任はない。
求められた結果を出せなかった事もある。が、やっぱり
ご縁がなかったのかなあ、と思う今日この頃である。

| | Comments (0)

大人の階段をのぼる

【零細馬主で馬券下手】

本当に勝ち切れないのである。オベリスクライトは
逃げ馬の後ろで控えて2番手の競馬、しかしペースが
あまりに緩くてスローペースになってしまい、一旦
先頭に立ったところで、足を貯めていた馬に差され、
3着に終わる。上がりもふくめて内容は悪くないのに、
何だかなぁ、である。そしてワールドエミネンスも
2番手の競馬から抜け出すかと思ったが、4着だった。
馬券的には馬連を買ったら3着、ワイドを買ったら
4着という最悪の結果である。馬仲間のS氏とともに
大井町駅前の肉屋が営業終了したあとの立ち飲みで
残念会。チューハイが200円で、焼き鳥などツマミ
などは原価。3まわり干支の違う大先輩などと共に
盃を交わし、いろいろと話す。自分からはなかなか
入っていけない雰囲気だが、注文の仕方も会得し、
次回からは大丈夫だ。

| | Comments (2)

出戻り自然野菜カフェ

神宮前の自然食「ワーヤキン」(03-5410-0015)。
以前はベルコモンズのキラー通りをはさんだ地下にあり、
そこから古巣近くの新有楽町ビルにお引っ越し。食べ放題の
店になったが、半年あまりで「梅の花」に変わる。もともと
福岡の「梅の花」のグループで、いろいろある業態の一つ。
青山は高級レストラン風でイマイチ落ち着かず、集客に
苦労している感じだったし、有楽町は夜には?がついた。
ということで、もとの青山というか、「きばいしゃんせ」の
近くにカフェスタイルで引っ越してきた。やはり野菜中心の
店というのは、カフェがいちばんイイと思う。とはいえ
有楽町でもそうだったように、デザートに力が入っていて、
入り口からケースが見える。無性に野菜が食べたいという
時はあって、ストイックで歴史のある「モミノキハウス」は
健在だけれど、「ナチュラルハーモニー」がやっていた
「アンゴロ」というレストランは敷居の高そうな会員制の
ワインバー(今どき!?)へとテナントが移り変わっている。
AVAEX裏の「COVI’s」もいいのだが、ワインと共にという
コンセプトなら結局「なりた」に行ってしまうボクとしては、
いろいろとお世話になりそうな店がオープンしたといえる。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km
スイム 1200m

【肝硬変への道】

Banrock Station Merlot‘05(オーストラリア)
2l入りバッグインボックスの安ワインだがかなりいける。
どれだけの量飲んだかわからず飲み過ぎるのだけが難点。

| | Comments (0)

ContinuityとConsistency

関西のAMFMのラジオ6局でIP再送信がスタートした。
いわゆるネットラジオなのだが、VISTA環境で、
NTT西日本の光フレッツ加入で、免許の県域、まずは
大阪府在住の人に限って、実験的にソフトを配付する
というまわりくどいもの。地下鉄のフリーマガジンで
石原都知事のインタビューがあって「都幹部は継続性と
一貫性に支配されていて、新しい事なんて出来ない」
と身内をこき下ろしていたが、ある種日本人の体質を
鋭く指摘しているといえよう。何か新しい事をはじめ
ようとするのに、拙速はマズイといっても、遅々として
進まずではあまり意味がない。まあラジオ自体が
「継続性と一貫性」によって初めて理解が浸透する
昭和型のメディアではあるが、博物館に入るのか、
次世代に生き延びるのかの瀬戸際である。そんなに
悠長に構えてはいられない気がするのだが。

| | Comments (0)

中山がダメなら大井があるさ

【零細馬主で馬券下手】
先週は久々に複勝大勝負で事務所にガブリンという
名前の高級電子レンジを寄贈することができたが、
穴を狙い過ぎた中京記念は2,4,6,8,18着の3連単と
当たらずとも遠くないような遠いような馬券。
弥生賞は押さえの3頭が馬連で的中したが、新聞代
しか儲からなかったのでバカヤローと夕日に叫んだ。
水曜日の大井はディアオードリーこそ馬体が戻らず
放牧されたが、鞍上が真島に戻るオベリスクライト
そして東原に戻るワールドエミネンス。どちらも
正念場である。

| | Comments (4)

和装で正装

娘の高校の卒業式に参列。自分の卒業式が礼拝形式で
粛々と行われ、イマイチ印象が薄いせいか、泣き所の
ない進行だった。小中学校では子供の成長に関する、
親としての感慨もあるが、高校となるとそうでもない。
それに「旅立ちの日」とか唄われても、ピンと来ない。
請われて着物で出向いたら、母親が着物を着ていても、
父親が和装というのはただ一人で、目立ちまくる。
とはいえお正月に着る人も多いし、女性よりは遥かに
簡単で短時間に着られるのだから、もっと着ればよい
と思うが…。その帰りに事務所近くでウロウロして
いると、知り合いに「オシャレですね」と声をかけられ、
その気になってフレンチのランチを和装で食す。しかし
なかなか食べにくい。でも青山だからそんな金曜日の
昼下がりもまた普通に許されるのだろう。

【肝硬変への道】
Pizzini ‘05(オーストラリア)

サンジョベーゼとシラーというありえない混醸。
イタリアっぽく第三世界っぽくもない。ネッピオーロ
も作っているらしい。
Pinot Nero ‘05(アルトアディジェ)
家族揃っての今年最後の晩餐。高いワインは重いので
これにして正解。

| | Comments (0)

シャッターATM

都営地下鉄の駅にある使われていないATMマシン。
1台いくらするのか知らないが、地代は無料としても
無用の長物であることは間違いない。だいたいこの
ATMを利用している人を見たことがないのだが。
新銀行東京のユーザーはまわりにはいない。
低利でお金を借りるなら、国民生活金融公庫だし、
それなりの技術があれば、ベンチャーファンドが
アタックしてくるものである。カリスマ首長の
思いつきで、リテールバンクとしても、ファンドと
しても中途半端な存在に、更なる都税が投入される
気配。開発途上国以上の予算がある東京都だが、
1日に数人しか利用しないATMマシンを400億かけて
生き返らせたところで、何の意味もないだろう。
石原都知事がいう「是是非非」で判断するなら、
東京マラソンは是、新銀行東京は非、である。
シャッターATM

| | Comments (0)

噴飯モノの深夜放送自粛

4日の自民党総務会で、環境対策を話し合ったところ
「オイルショック時のように、テレビを自粛する
ぐらいのことはやるべきだ」という案が森山真弓
元法務相から飛び出したという。
加藤紘一元幹事長も「京都議定書を国民に理解して
もらうためにも検討すべきだ」と同調。「深夜まで
テレビを放送する必要性があるのか」との意見も出た。
オイルショック時のテレビ深夜放送自粛は1973年の
12月に決定し、NHKと在京民放5社が午前0時以降の
放送を自粛。NHKは昼間も教育テレビなどで放送休止
の時間があった。銀座のネオンが消えたのと同じく、
オイルショックの象徴的な出来事であった。
しかし当時の郵政省は9月に自粛要請を撤廃。
災害時の報道いう大義名分で、なし崩し的に復活。
その間9カ月。現実的にどれくらいの省エネ効果が
あったかは甚だ疑問である。
またCSなど24時間のニュースチャンネルや、映画
チャンネルなどの処理もあり、地上波テレビだけ
だった当時とは時代背景が全く違うのである。
夜更かしが減るとも思えない、荒唐無稽な話だ。
谷垣禎一政調会長が「法律でしばることは
できず、マスコミの協力も必要だ。国民運動の
ような形で対応できるのか勉強してみたい」と
引き取った、というが、今の世の中を知らない、
現場も知らない政治家は、ピントがずれている。

| | Comments (0)

来年にアナログ停波!?

アメリカの地上波アナログテレビ放送が停波するのが
2009年の2月17日。あと1年を切っている。それでも
もともとの目標は2006年の予定で、それが3年もの間
後ろにずれ込んだということである。今年になって
デジタル電波をアナログに変換するコンバーターの
クーポン券を配付し、格安でそれを購入できるのだが
その制度はおろか、その日程を知っている人の数は、
それほど多くはない。デジタル放送のスタートから、
アナログ停波までが約10年。これからどうなるかが
見ものだ。日本は移行期間が7年8カ月で、あと3年と
4カ月したらアナログ電波が止まるのだが、メインの
大画面テレビへの買い替えはさておき、それ以外の
パーソナルテレビなどはどうするのか。全国一斉に
停波する、というのではなく段階的に地方から導入し
問題点を洗う、という「たばこ自販機年齢認証」の
ICカード「タスポ」のようなやり方は、討議され
なかったのだろうか。「PSE法」と同様、この国の
官僚的な強引さが、土壇場での混乱を招くのは、
想像に難くない。

| | Comments (0)

好事魔多し

「好事魔王氏」これは三浦和義元社長がロス疑惑で
矢面に立った当時、雑貨店フルハムロードの名刺に
書かれていた、いわば「ハンドルネーム」である。
今でこそ、こうしたニックネームは珍しくないが、
当時は、作家か深夜ラジオのリスナーくらいしか、
こういったペンネームを使う人はいなかった。
ネットでこの文字で検索しても、全く出てこないが
多分コレで間違いなかったと思う。
最近は「何とか王子」というのがブームで、新人の
三浦皇成騎手にも、そんな名前があればいいね、
などという人と話す途中、8Rアドマイヤベッカムに
騎乗中の当人が落馬してしまい、メインの重賞の
騎乗にドクターストップがかかってしまった。
メインの勝利ジョッキー・インタビューの時に、
検量室横から河野調教師に付き添われ、馬主さんに
挨拶に行く場面にたまたま遭遇。顔のガーゼが
痛々しかったが、とりあえずは無事に回復する事を
祈りたい。ソツがない騎乗や受け答えだけでなく、
こんなドラマの主人公にもなるとは、かなり強運の
持ち主とみた。

【零細馬主で馬券下手】
そのアドマイヤベッカムと同厩舎で、同世代なので
デビュー時はよく一緒に調教していた、フォーカル
ポイントが、何と北海道の角川厩舎に入厩したとか。
地方転出とは聞いていたが、どうなのでしょうか。

【肝硬変への道】
さつま寿 (鹿児島)


| | Comments (1)

皇成年始動

【零細馬主で馬券下手】

最近三浦といえば和義である。20年の時空を経て
ミステリーが解き明かされつつある。しかし今日は
新たな歴史が始まった。JRAで競馬学校を卒業して
デビューした新人ジョッキーの三浦皇成騎手である。
彼の事を最初に聞いたのが、フォーカルポイントで
お世話になった河野厩舎。そこで研修をして所属を
する事になったのは、ご承知の通りだが、とにかく
去年から「すごいヤツがいる」と評判だった。まず
馬を御する事が出来る。言葉では簡単だが一度でも
馬に乗った事のある人なら、どんなに難しいかは
ご承知の通り。そして人間的にも申し分がない。
厩舎の生活は朝も早いし、集団生活だけに、仮面は
すぐに剥がれるはずだ。世の中的には内田博幸の
中央移籍3勝の固め打ちだが、今日はボクにとっては
三浦騎手の独壇場。出遅れずに、膨らまなかった1R。
レース中にムチを持ち変える事2回。勝負所でうまく
処理した新人離れした騎乗ぶり。細江純子さんが
インタビューしたら、何と無意識のうちに一連の
動作をしていたというから、アタマでなく体が反応
するという逸材である。そして減量特典がない、
ハンデ戦の特別レースでの初勝利。恐れ入ります。

【肝硬変への道】
Banrock Station Cabernet Sauvignon
オーストラリアの箱にはいったワインだがいける。

| | Comments (0)

« February 2008 | Main | April 2008 »