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番組の終了

4月から新しく始まる番組もあれば、終了するものもある。
それ自体は別に珍しいことではないし、終了は寂しい
ものだけれどやむを得ない。しかしながら放送業界では
暗黙のルールがある。1ヶ月前までに放送終了もしくは
スタッフ変更を告知するというものである。次に向けての
「就職活動」をするためへの配慮とも言うべきものだ。
今回それを無視する形でスタッフ変更が行われた番組が
自ら関わる番組だった。当初の構想からどんどん縮小。
ある程度の期間続いたことでよしとするのか、それとも
けしからんと言うべきか。幸か不幸か自分にとっての
ダメージは殆どないのだけれど、過去にこの番組では
理不尽と思われる事がいろいろと起きた。過去に去った
スタッフの中には、快く思っていない人間も多いだろう。
自分がその立場になっても決して恨まないと思っていた。
放送局勤めをやめて最初の仕事が、同じような状況の
テレビ番組だったこともある。よく打ち上げなどでいう
「またこのスタッフで仕事をしたい」とはお世辞にも
言えないけれど、出演者や現場スタッフに責任はない。
求められた結果を出せなかった事もある。が、やっぱり
ご縁がなかったのかなあ、と思う今日この頃である。

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