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再び「唄わせたい男たち」

2年半前に見た「唄わせたい男たち」の再演。前回の
ベニサンピットから、今回は紀伊国屋ホールに変わり
舞台にある学校屋上のセットが違って見えて面白い。
「日の丸君が代問題」もこの2年半の間にはいろんな
変遷があって、セリフなどにもマイナーチェンジが
施されている。この公演後は全国ツアーに出るそうだ。
何となく流れの中にいて、どうでもいいと思考停止して
いると、いつの間にか大変な状況に変わっていく世の中。
「ぬるま湯のかえる」の話ではないけれど、いつの
間にかそこから「抜けられない」状況になっている。
それからでは遅いという事を常に考えねばなるまい。
アメリカという国は危機に瀕した時に大ナタを振るい、
そこから対極への変化を選択するほど、奥行きが深い。
「変わるのがいいのか」「変わらないのがいいのか」
はたまた「常に変わり続けるのか」。全員を納得させる
結論は難しい。しかしこの芝居での「笑い所」は、
少なくとも矛盾点をちゃんとあぶり出している。

【エセアスリートの日課】
バイク 30km

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