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June 2008

第49回宝塚記念大予想

【零細馬主で馬券下手】

馬場状態良から重までで、本命はロックドゥカンブ。
最も上積みがあるといわれるのが「三歳の秋」。
南半球生まれこの馬には日本流にいうこの例えが
通じるのだろうか。しや通じて欲しい。1キロ減で
出走できるのはこの8月まで。それならばキング・
ジョージも視野に入れて、というのが陣営のもくろみ
だけれども、いずれにせよ宝塚記念の結果次第。
前走の目黒記念ではホクトスルタンの巧妙な逃げが
はまっただけで、決して力負けではないといえる。
叩いて良化は間違いなく、アタマから狙いたい。
もちろんメイショウサムソンは大本線。ステップは
明らかに連軸堅というところ。あとはアルナスライン
とエアシェイディがどうしても気になる。
良馬場ならばアドマイヤオーラ、馬場が渋化で浮上
するのはアドマイヤフジとエイシンデビュティ。
アサクサキングスはこの距離と阪神の実績に不安。

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座席格差に見る景気動向

2泊4日という一時帰国を終えてまた機上の人。
今回のハワイ行きはマイルで飛んでいるのだが、
チェックインカウンターで、5万円強でファーストに
アップグレードできるというオファーがあって、
ちょっと悩んでしまう。エコノミーからビジネスは
まず空いていることが少なく、滅多に出ないけれど
片道しかアップグレードできず高い運賃を払う場合も
あるだけに決して悪い話ではない。しかしビジネス
からファーストというのはどうだろう。7時間の
フライトという費用対効果を考えて見送ったが、
サンフランシスコから成田の帰国便ぐらいなら、
乗ってやってもいいぜ。しかしエコノミーに空席が
なくて倍のマイルを払ってビジネスにしたのに、
ファーストが空いている、というのはここのところの
不景気風が吹き荒れるアメリカ経済に関係があるに
違いないと思うのはボクだけだろうか。

【肝硬変への道】
Lanson Brut Champagne NV
Liberty School Chardonnay ‘05
Ch. Bonnin Pichon ‘04(ボルドー)
Pedroncelli Three Vineyards ‘05(ナパ)

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大井の出走馬がいなくなる

【零細馬主で馬券下手】
大井競馬の一開催で3頭出し、などという快挙は
たった一度だけ。ワールドエミネンス引退後、
オベリスクライトは骨膜炎を発症し休養に入る。
ちょっとここのところテンションが高めだったし、
夏場がいいタイプでもないので、使い詰めという
ことも加味して、いい休養として欲しいものだ。
ただできれば勝ってから休養だとよかったのだが。
中央は早くも2歳戦がスタートしたが、函館に
入厩しているティーガーは今開催でデビューしそう。
しかし楽しみは横山典弘騎手が我がダイバーシティに
かなり期待をかけてくれているようで、北海道から
わざわざラジオNIKKEI賞に騎乗するため福島に
行くようである。既に日曜夜の飯坂温泉を手配済み。
ウチノマナムスメと乾杯したいものである。

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ホンモノのロコモコを食す

ハワイ島の取材を無事終えての打ち上げはコナ。
現地コーディネーターが探してきた「B.I.G.」。
といっても渋谷の道玄坂上のBYGではなく、
「ビッグ・アイランド・グリル」の略である。
別番組で同行取材していたサトエリちゃんたちと、
ビールさえ出てこないロコであふれる食堂での
夕飯なのだ。どれもこれもボリュームがたっぷり。
グレービーソースの色がイマイチのロコモコは、
見た目の数倍おいしいし、アヒ(マグロ)のグリル
は三浦半島のそれよりも旨いだろう。ボクが
頼んだのは「BIGサイミン」。ワンタンや焼豚と
海老の天ぷら(といってもアメリカンドックの
中味が海老)がはいった具だくさんスープ麺だ。
これがまた、子供の頃に厚生年金プールの食堂で
食べたなつかしいラーメンの味。ステーキも
よいけれど、ホンモノのハワイ料理を食すなら、
ハワイに10回来たうちでココが一番である。

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富士山より高いところ

ハワイ島マウナケア山頂の「すばる望遠鏡」の取材。
4WDのクルマを借り、特別な保険に入り、沢山の
申請書類を書いて、なおかつレンジャーまで雇う。
1カ月以上前から準備をしていたのに、ギリギリまで
すったもんだしたが、結論からいえば子供の頃に
読んだ「ガリレオ」の伝記以上に面白かった。
詳細はホームページにすべて網羅されているが、
赤ちゃんが持っている人間のプリミティヴな欲求、
「手の届かないものをつかみたい」という探求心が
具現化した施設で、行ってみて体験してみて初めて
わかる場所であった。2004年から見学コースも
あるようだけれど、その3倍の時間をかけて
直接質疑応答した取材メモはボクの宝である。
高度4200mで気圧620mbという環境だったが
高山病になることもないどころか、血中酸素濃度が
90台(同行者は70台後半)をキープしていて、
エセアスリートが役に立ったことを思い知らされた。
コナに戻ったら11時を過ぎていて、ビールも
買えずにおとなしく休肝日となる。

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やはり打ち上げは肉

ジェイク・シマブクロ氏の弟であるブルース・
シマブクロ氏をゲストに迎え、ホノルルでの1週目の
生放送。とりあえず無事故で終えた打ち上げで、
にスタッフ全員で繰り出す。
カビラさんとはポーターハウスの2人前をシェア。
久々に食すがやはり王道ということもあって美味い。
ここや「モートン」などは、強烈な個性はないが
無難で、特にはじめてドライエイジドのステーキを
食するスタッフには好評でよかった。メニューも
かなり進化していて骨付きのニューヨークカットや
KUROBUTA(黒豚)なんかもある。全員が完食で、
20オンスなんて、いかにペロリと平らげられるか
わかってもらって、日本Tボーンステーキ協会の
代表としてはうれしい限りである。

【肝硬変への道】

Kendall Jackson Cabernet Sauvignion ‘06(ナパ)

グルメ・クッキング, in 旅行・地域 | | Comments (0)

肉を焼く奥深さ

暑いベルモント競馬場を後にしてピータールーガー。
斎藤さんとポーターハウスの2人前。
やはり美味い。何がどうということではない本当に
シンプルな肉のうま味が満載。焼き方に技あり。
外がわが焦げていて、内側がレアというのが本当の
レアであろう。そして焦げているのはかなりの量の
塩を振っているからに違いない。
翌日も登録関係でモンマスパーク競馬場に赴いたので
去年のBCで行ったManhattan Steakhouseに行く。
しかし「焼き方(職人)」が変わったのか、ボクが
肉焼きの初心者だった頃、犯した失敗にゲンナリ。
氷温で熟成させた肉は、焼く前に必ず室温に戻す
作業が必要で、それを焦ると肉汁が出て台無しになる。
肉焼きとしてこんな初歩的な事も出来ていないとは
ステーキハウスの風上にも置けないが、恐らくは
前回のBCの時は客が混雑するために昔の職人を
呼び寄せた上に、多くの客がいたため室温に戻す
作業が読めたに違いない。悲しいかな閑古鳥が鳴く
あのレストランは余命いくばくか…。ここ数年は
スポンサーになっているレースもないようだが、
熟練の職人をないがしろにするとこうなるのだ。
日本のこうした店の批判は書かないようにして
いる。というかいかに有名でもそういう店は、
そのうちつぶれるだろうし、書くだけ労力が無駄
だからだ。このブログを読んでEaton Town,
NJにわざわざ行く人は皆無に近いだろうが、
一般的な肉の焼き方としての、基本のキとして
自分の覚書きとして書いておく事にする。

【肝硬変への道】

Kendall Jackson Merlot ‘06(ナパ)
亡き月本さんに献杯の意味を込めて
Lanson Brut Champagne NV
Liberty School Chardonnay ‘05
Ch. Bonnin Pichon ‘04(ボルドー)
Pedroncelli Three Vineyards ‘05(ナパ)

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ベルモントS観戦ほか

【零細馬主で馬券下手】
結局カジノドライヴは到着したところで出走回避。
それでもビッグブラウンの三冠が見られると思ったが
こちらも勝負所で競馬にならず、シンガリ入線なのか
競争中止なのか。やはり裂蹄が堪えているのだろう。
ある種歴史的な瞬間を目の当たりにしたとはいえ、
またしても三冠馬の誕生はならず…。盛り上がりは
全米に波及し、応援しながらカリフオルニアワインを
飲むパーティがサンフランシスコでは行われた位。
ダ、タラという名前の由来がわからないが、だったら
みたいでちょっと面白い。今回ははじめてプレス申請
したけれども、本番のレースでは入れるところが
かなり制限されていて、あまりメリットがなかった。
だがベルモントSの前、エイコーンSのパドックで、
シャキール・オニールを間近で見たのは、ちょっと
得した気がする。とにかくデカイ。そしてカッコいい。
翌日にNJに1歳の持ち馬を見に行く。ベイビーが
それなりに立派になっていた。当歳時と同様に牧場の
人間以外はなつかないようで、不審者扱いを受けたが、
そのあたりは気性としてどうなのだろうか。もう一頭
いた1歳馬がかなり大きくて、そちらがボスという
感じだったのだが、それが競走能力に影響しなければ
いいのだけれど…。
ダイバーシティが未勝利戦でデビュー勝ちに続いて、
平場500万下で仕掛け所に下がりつつもゴボウ抜き
で2戦2勝。かなり能力がありそうだ。この後は
どうやら福島のラジオNIKKEI賞に出走とか。

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第45回ギャラクシー賞

毎年恒例のギャラクシー賞。45回を重ねますます
ショーアップされてはいるものの、あくまで主役は
作り手である。タレントさんが制作者の応援に来て
ある人は壇上に上がり、ある人は最後までスタッフと
パーティで語らうのみ。93歳の市井の出演者が
応援に来たり、遅ればせながら現われたトットちゃん
が花束贈呈など、演出しないサプライズがいっぱい。
今年のラジオDJパーソナリティ部門の青山高治氏は
たまたま去年民放連の中四国地区審査会で個人的に
高い評価をしていた「秘密の音園」の番組をやって
いる人で、現委員の慧眼に感謝。ついでに贈賞式後に
東京支社からの生放送のスタジオに、祝い酒を持って
押しかける。このあたりがラジオのフットワークだ。
というかこのノリが自分からなくなったら、ラジオ
からは引退しないといけない。というかラジオは
93歳でも地方から表彰会場にやってくるような、
そんなフットワークの上に成り立っている。

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