久々のレストランオギノ
出張続きで猛烈に忙しくご無沙汰の「OGINO」。
シェフは開店以来のまとまった休みで9月半ばに
渡仏していたとか。いつもとは違い同伴者と
前菜2皿、サラダ、メイン2皿をシェアする。
マグロのタルタルはビーツスープの彩りと、
ライムの酸味が効いてメニュー名から想像
できない複雑さ。丹波篠山の夏猪のテリーヌは
クルミやドライフルーツが入っていて濃厚。
石鯛にシラスをかけてグリルしたメインは、
シラスが焦げることなく、しかも香ばしい。
リードボーはカツレツっぽくて、トリュフと
黒胡椒の効いたソースにマッチする皿だ。
肉塊的なものは食べなかったから、マダムが
「今日はあんまり肉らしい肉じゃなかった
ですねえ」などと雑談。すっかり話がはずみ
「あまりレストランのマダムっぽくないよね」
などと失礼な事を口走ったら「そういう風に
書かれているみたいです」と彼女がポロリ。
ものすごい近い所で仕事をしているはずだが
まだお会いしたことがない伊藤章良さんとは、
価値観が合うなぁ、と再確認した。いつも
マダムがかまってくれるので甘えてしまうが、
店の雰囲気を壊してしまわないか心配だ。
それでも店を出る時は、どのお客さんに
対してもシェフともども満面の笑顔で挨拶し
送り出しているのを見るのは清々しい。
【エセアスリートの日課】
スイム 2000m
バイク 25km
【肝硬変への道】
Dealv Marc Oinot Noir ‘05(ブルゴーニュ)
ほか
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