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October 2008

ひと足早くユキガフル

【零細馬主で馬券下手】
今週は大井競馬でいろんな人に会う。
とりあえずは、行けなかったものの火曜日に出走した
ディアオードリーが7戦目にしてうれしい初勝利。
ここらは通過点でいてほしいのだが、どうやら腰に
疲れが出ているとかで、ちょっと心配である。
オベリスクライトはいよいよ次開催から始動とか。
馬券になるかどうかは追いきりの状態次第だが、
厩舎で馬を見る限りは、いつもながら好馬体だった。
馬券は好調で特に最終のユキガフルから快心の連単。
馬名から「あなたは来ない〜」ならどうしようか
などと不安視していたが、それを払拭する強い勝ちで
持てる力をようやく発揮できるようになったようだ。
週末は福島でティーガーが出走するが、こちらも
そろそろスパッと勝ってほしいところ。

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Pasadenaの対照的なステーキハウス

JJ Steakhouse(+1-626-844-8889)

ここは旧市街のビルの3階にある洒落た店。
ウェイターが開口一番「特別な日でしょうか」
と聴いてくるので、同行の斎藤さんともう一人で
「誕生日と嘘言えば何か出てきたのに」と笑う。
果たして、そんな雰囲気が漂う、クチコミ通りの
「ロマンティック」なレストランで、ステーキ
ハウスにありがちな、「雄の食欲を満たす」と
いうところとはかけ離れている。肉はウマいが
皿の暖め方が足りないので、肉汁と血が滴る。
つけあわせがない、というのでサイドデッシュで
アスパラとベイクト・ポテトを頼んだら、適量の
マッシュポテトが皿に乗っていた。ワインの揃えも
わかりやすいところが中心で、これといった驚きが
なかった。可もなく不可もなくというところ。
というかさすが「JJ」だけある。

【肝硬変への道】


Columbia Coast Chardonney‘06(コロンビア州)
Stag’s Leap Petite Sylars ‘06(ナパ)

Arroyo Chop House(+1-626-577-7463)

21時30分しかとれなかったという超人気店である。
最初にウェイターが「サラダがついてくるんですが、
ベビーキャロットとグリーンベジタブルのどちらが
よろしいでしょうか」と聴いてくる。ハーフ&
ハーフでと頼むと、フォカッチャ風に焼いたのと
普通のパンが半々になったものを持ってきたので、
これがそうなのかなぁ、と話していたらやはり、
肉皿に少しの人参とベビーリーフが皿についてきた。
前日の3人でポーターハウスの2人前と、リブアイ
を頼んでシェアする。ここはメニューに肉の大きさが
書いていなかった。しかし焼き方は完ぺきで皿も熱い。
客もオッサンが中心で、BGMはピアノの生演奏で
ビリージョエルとかマイウェイとか…。いかにも。
こっちは「BRIO」か。

【肝硬変への道】


The Boham Dillon Pinot Noir Hirsh Vineyards ‘06(ソノマコースト)
Dark Horse Zinfandel‘06(ナパ)

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コンシェルジュにも探せなかった

この時期になると来年用のfilofaxのリフィルを
買うのだが、パサディナ中探し回っても発見不可。
いわゆるシステム手帳というのは、もう時代遅れ
なのだろうか。リフィルの種類も一昔前から
比べるとずいぶん減ってきたような気がするのだ。
アドレスや電話帳をPCや携帯に記録させるのは
イイのだが、クレジットカードの利用履歴だけは、
手帳に明細をはさんで、手書きで管理しないと、
おおまかにいくら使っているか、会社の経費と
個人の経費との線引きができないので困る。
自動車の燃費も、飲んだワインもまたそうである。
自分で書く事によって、反復して覚えて感覚を
つかむというのは、英単語の時代から変わらない。
でも困っている自分が、もはや時代遅れなのかも。
ランチを食したアフガン料理屋が激ウマだった。

【エセアスリートの日課】
ラン 5Km

【肝硬変への道】

BV Pinot Noir‘06(ナパ)
BV Merlot‘06(ナパ)

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第3のダート出現

【零細馬主で馬券下手】

毎年恒例のブリーダーズカップのためサンタアニタ。
きのうもそうだったが、この新しいオールウェザーの
馬場は、スタートよし、中よし、終いよし、という、
アメリカ競馬でのスピード勝負における、サバイバル
の常識を覆すものであることは確かである。
芝のレースはもちろん、メインのクラシックさえも
欧州馬の差し足に、アメリカ馬は苦杯を喫する始末。
一線級との対戦経験に乏しいカジノドライヴは、
正攻法の先行勝負で逃げつぶれたが、あれで残るのが
本来の強い馬の競馬だ。しかし今回は馬場が向かない
としかいいようがないだろう。返す返すも6月の
ベルモントSで、あの競馬で勝つところが見たかった。
カーリンもあの負け方を見る限りは、凱旋門賞では
勝負にならなかったはず。アメリカ競馬の歴史が
大きく動いた瞬間を見た思いだ。馬券はきっちりと
プラマイゼロ。最終でチアゴの単勝ではなくて、
複勝にしておけば大儲けだったが、円高の今、
ドルを稼いでも仕方がないとうそぶいてみる。
しかし菊花賞はフローテーションを買えずで
撃沈される。しかし海外でPATが買えるのは
嬉しいが困ったものだ。

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ブリーダーズカップと第69回菊花賞大予想

【零細馬主で馬券下手】
毎年恒例のブリーダーズカップのためサンタアニタ。
2日連続のフェスティバルとなったが、初日での
メインは、A&Mレコード創始者のジェリー・モス氏
がまたもや繰り出した、破竹の勢いを持つ
ゼニヤッタの9連勝がかかったレディースクラシック。
そろりとスタートし最後方で待機。4コーナー手前で
エンジン全開で力の違いでゴボウ抜きというレース。
まるでダートのディープインパクトだった。
ゴール後会場はスタンディング・オベーション。
そしてウィナーズ・サークルに向かうオーナーに
Congratulations!と声を掛けて握手をした。
朝妻さんに報告しなきゃ…。
菊花賞は先週の特大馬券に影響されたのか、
穴馬と思っていた馬に妙に人気があるようだ。
ここはBOXで勝負する。
ノットアローン、シゲルフセルト、スマイルジャック
オウケンブルースリ、そしてダイワワイルドボア。

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大新聞における重箱の隅つつき

広尾の京寿々に麻生首相が行ったのをきっかけに、
ホテルで会食ばかりで、けしからんと言われている。
ポリシーについてはさておき「庶民感覚に程遠い」
とヒステリックに騒ぐメディアが多いが、例えば
毎日「権八」や「焼鳥屋」に来ているのもマズイ
だろう。小泉ブッシュ会談の時は、西麻布交差点が
夕方に大渋滞で、ひどい目にあった。となると
料亭とかホテルの方が警備的にも問題がないし、
西の出身で、薄味の日本料理を食べたいとなれば、
オークラの「山里」などは、リーズナブルだ。
「京寿々」なんて、ランチが1365円ですぜ。
京料理のコースで1万円以上はザラにあるし、
バーだって最高一杯1万円とかと書かれているが、
もっと高いシングルモルトを出すところは珍しく
ない。しかしボクが知りたいのは、どの葉巻を
吸っているか。その値段は書かれていないが、
きっと分りやすい人だから「Romeo y Julieta」
あたりじゃないかと思うのだが…。つまらない事で
揚げ足を取るより、天下国家を論じる部分において
しっかりと、チェック機能を働かせてもらいたい。

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今年一番のインパクトのある歌詞

【ラジオデイズ】
樋口了一「”手紙”〜親愛なる子供たちへ〜」
レーティング週なので、裏番組チェックのために、
ニッポン放送のうえやなぎまさひこさんの番組を
聞くと、いきなり10年に1度くらいの衝撃的な
歌詞の内容。車を運転しながらだったが、思わず
路肩に寄せて聞き入ってしまった。痴呆気味の
母親が子供に宛てた手紙という内容で8分以上の
大作。最初は「さだまさしの曲か」と思うほどの
直球ど真ん中な内容に、ちょっと抵抗もあるが、
一度聞いたら忘れられないインパクトに、これは
やはりラジオヒット以外の何者でもないなと
思った。調べたところ、もとはチェーンメールで
それを日本訳で曲をつけたものという。この曲、
年末にかなり話題になっていそうな気がする。


【エセアスリートの日課】
スイム 1600m
バイク 30km
ラン 5Km
トライアスロン完成

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第13回秋華賞大予想

【零細馬主で馬券下手】
3歳牝馬のレースを前夜に予想する事自体は本来
ナンセンス以外の何者でもない。しかしながら、
今年の牝馬戦線を見る限りは、春の勢力図を大きく
塗り替えるような、新勢力が出てきたとは思えない。
そして人気は2頭に集中した。しかしトールポピー
というのは危険な人気馬である。オークスでは
大斜行で勝ったもののケチをつけたのは周知の事。
「終ってみたら春のワンツー通りだったよ〜」
というのはオークスではなく、桜花賞であろう。
レジネッタとエフティマイアの1点勝負でいく。
大穴があるとすればブライティアパルスだけだ。

【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
バイク 15km


【肝硬変への道】

Bourgogne Grand Ordenaire
Michel Magnien ‘06(ブルゴーニュ)

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盛大なるお通夜

【ラジオデイズ】
旧知の先輩のお通夜に出席。
初めて会ったのはまだボクが大学生で、
駆け出しの音楽ライターの頃だった。
実績もない若造に、レコード会社A&Rの彼は、
サンプルのレコードと共に自作のA4のコピーで
アーティストとアルバムの資料をくれた。
そしてそのアーティストはカンサス。
そしてまだ聞いた事のないアメリカのラジオの
話で盛り上がる。考えてみれば、その当時の彼は
まだ社会人になったばかりだったのだが、とっても
まぶしい存在だったのは、信濃町のビルでバリバリ
仕事をこなしていたことより、音楽とラジオに
対する熱い思いだった。
その後ボクはラジオ局に就職し、洋楽を担当し、
独立し、海外のラジオ局と交渉する仕事もやった。
彼も独立しラジオの制作で洋楽との掛け橋となった。
でも「洋楽」という言葉、海外のラジオのスタイル、
それらすべては前世紀の遺物となった。
きのう事務所でカンサスのレコードと資料を探し、
お通夜に持参して合掌。
ついでに当時のレコード会社の同僚や、ラジオ局の
重鎮にその資料を見せつつ、ちょっと自慢気な気分。
過去にこだわり、ここで立ち止まるワケにはいかない。
彼が模索していたラジオの未来を、ボクが実現する
べくバトンを渡されたのだから…。

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ロンシャンに沈む

【零細馬主で馬券下手】
結局はぶっつけで凱旋門賞への挑戦となったが、
何があるかわからないから、マダガスカルのPMUで
メイショウサムソンの単勝馬券を購入すすめる。
何度もあることではないし、彼の地で合法的に
買えるなら、スポーツ中継としての醍醐味より、
どんな額でも馬券を買っているのと、そうで
ないのは違うはずだ。以前行った時は、購入締切りが
早いと思ったが、simple馬券は、3連単、4連単、
5連単と違い出走前のギリギリから売り出すようで、
何度かPMUに往復し、やっとの思いで買えたようだ。
馬券は写真の通りで、馬名も入っていない、そして
馬番が特別小さいもの。GAGNANTというのが、
いわゆる「単勝」なのだが、フランス語では博打で
儲けるという意味の動詞にもなる。つまり賭けは
単勝が基本ということ。レースはスタート直後の
位置取りで終った感じ。もちろん不利もあったけれど
不利をはね飛ばす、そして不利にあわないのが強い
馬の証である。ということは我がダイバーシティも
経験不足とはいえ重賞で不利を被り勝てないのなら、
まだまだそこそこの馬だということなのだろうか。

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第42回スプリンターズS大予想

【零細馬主で馬券下手】
スリープレスナイトの取捨がカギとなる。
牡馬相手に56キロのトップハンデを背負い、
まさになぎ倒した前走の北九州記念。
力の違いを証明したが、他にも強い馬がいる。
ということで押し出された人気のようだ。
実に単勝倍率1ケタ台が5頭いる。ただし
1番人気と牝馬の連対率が高いというデータを
考えると消すわけにはいかない。問題は鞍上だけ。
三連単スリープレスナイト軸1頭流しマルチ
相手は2番、3番、4番、5番、15番で勝負。
そして凱旋門賞はメイショウサムソンの単勝に
3万アリアリをマダガスカルのPMUにぶち込む。

【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
バイク 15km

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平日の競馬に

【零細馬主で馬券下手】
今週は大井競馬でいろんな人に会う。
とりあえずは、行けなかったものの火曜日に出走した
ディアオードリーが7戦目にしてうれしい初勝利。
ここらは通過点でいてほしいのだが、どうやら腰に
疲れが出ているとかで、ちょっと心配である。
オベリスクライトはいよいよ次開催から始動とか。
馬券になるかどうかは追いきりの状態次第だが、
厩舎で馬を見る限りは、いつもながら好馬体だった。
週末は福島でティーガーが出走するが、こちらも
そろそろスパッと勝ってほしいところ。
馬券は好調で特に最終のユキガフルから快心の連単。
馬名から「あなたは来ない〜」ならどうしようか
などと不安視していたが、それを払拭する強い勝ち。
ハロウィーンの夜にばかされなくてよかった。


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スリープレスナイト

【零細馬主で馬券下手】

いやはや朝日新聞夕刊の有吉さんのコラムを読むまで
全く気がつかなかった。スプリンターズSで人気に
なるであろうスリープレスナイトは、父クロフネから
連想した名前である、ということだ。江戸末期の狂歌
「泰平の眠りを覚ます上喜撰たった四杯で夜も眠れず」
からの由来。実はこの歌は素晴らしくよく出来ていて
上喜撰(上等なお茶)と蒸気船、そして四杯と四隻が
かかっていて、少しのカフェインで眠れなくなった、
という当時の日本の心情を表したもの。それが馬名に
なっていたとは、命名した人のセンスに恐れ入る。
カーラ・ボノフの歌かと思っていた。しかしこの狂歌
は、今日の相撲界でいえば八百長事件に絡んで出廷
した朝青龍の心境かも知れない「泰平の軍配変えずと
上気せん、買った賜杯で夜も眠れず」というところ。

【エセアスリートの日課】
ラン  5km
バイク 25km

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