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裁判員制度と競馬観戦

【零細馬主で馬券下手】

アメリカ大統領選挙で思わぬ注目を浴びたアラスカ州。
アンカレッジ空港にその名が冠されている、地元の名士
テッド・スティーブンス上院議員が、自身の贈収賄事件で
裁判にかけられた。その陪審員の一人であるオバサンが、
先月父親が死んだので審理に出席できないと通達。
しかしそれはウソで、実はブリーダーズ・カップを
見るためにサンタアニタ競馬場に行っていた事がバレて、
メディアを賑わせている。最終的に評決は有罪。
同じ共和党のペイリン知事が、その地盤を引き継いで
国政に打って出るという報道がなされた事で、クローズ
アップされた、このBC観戦疑惑のニュース。
事実を裁判長からただされて、彼女はウソをついた事は
謝罪したものの、競走馬の生産からはじまって、
競馬やブリーダーズ・カップについて、審理の法廷で、
とうとうと語りはじめ、周囲をあきれさせたという。
それほどまでして行きたいレースだったというか、
それにしてもあまりに単純なウソというか…。
しかし日本でも来年から裁判員制度が導入される。
平日に重賞がある地方競馬の場合、裁判所への出頭で、
愛馬の観戦が欠席理由として認められるのか。
まったくの他人事ではないニュースでもある。

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