« January 2009 | Main | March 2009 »

February 2009

敗因は鴨南蛮ざるかも

【零細馬主で馬券下手】
ダイバーシティで大儲けというイメトレを積む前夜。
前祝いがちょっと過ぎて、寝坊してオッズを見ると、
単勝3.4倍、複勝が1.3倍〜1.8倍という微妙な
ところ。とりあえず大枚ATMでおろすのをやめて、
単勝をどうするかに切り替え競馬場に向かう。
馬体重はプラス16キロ。うーん。落ち着いている
というより腹まわりは太く、もっさりした感じだ。
そしてどうせ微妙な人気だからとケンすることに…。
レースは好発から4番手にもかかわらず、勝負所で
全く伸びずに6着。検量室では横山典弘騎手が、
ハミ受けの悪さに関して、小西調教師にレポート。
そのまま二人で検量室の中で、リプレイを見ながら
チェック(ここには報道陣も入れないので、会話の
中身はわからないが)をしていたようだ。
前走のウィナーズサークルで「まだまだいろいろと
教えることがあるので、長い目で見て下さい」と
会員に話していた横山騎手の懸念材料。課題として
ここでひとつ出たのだろう。期待度が伺えるのと、
高いレベルを、調教師に注文をするプロとしての
気迫に、レースに負けた言い訳とは違う、誠実な
一面を見て、嬉しくなった。
やはりブランチを、昨日買った半額の雑煮用の鴨で
鴨南のつけ汁と、ざるそばにしたのが敗因だ。
フェブラリーSはカジノドライヴを1頭軸で、
1着2着で流し、フォーメーションの3連単勝負。
馬連でパラパラ買った4歳馬同士馬券は的中したが、
サクセスブロッケンをアタマにはできなかった。
一緒に観戦した斎藤さんはサクセスブロッケンの
単勝、馬連、3連単を見事ゲットして意気揚々。
しかしレコードタイムを演出した逃げで、4着に
残ったエスポワールシチーは評価すべきである。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

第26回フェブラリーS大予想

【零細馬主で馬券下手】
前日最終オッズは上位5頭が単勝10倍以下である。
この中で「消し」はヴァーミリアン。基本的に7歳で
上積みがなく、このレースでは厳しいというの見立て。
もう一頭は穴人気のエスポワールシチー。4歳馬で
未知の魅力だけで重賞未勝利馬が勝てるほど、G1は
甘くはない。ということで、本命不在である。
だから軸馬はカジノドライヴ。前走マイナス22kg。
ということはよほどJCダートが「藤沢流」だったに
違いない。「能力だけでドバイには行けないもので、
ちゃんと調教してみたらキッチリ身体ができました」
というところだろう。勝つかどうかはともかく、
3着までに入らないようでは、まさに世界的な恥辱。
カネヒキリは川崎記念が、ひとつ余計との声もある。
年齢の割には休養もあるので、馬がフレッシュでは。
しかしヴァーミリアンとはちょっと違う意味で、
ここらでころっと負けることがあるかも知れない。
そこで強く推したいのがヒシカツリーダーである。
前走の根岸Sは前残りの競馬で差してきて2着。
ようやく本格化して、今が充実一途という雰囲気。
勝ちきった顔面神経痛を克服したフェラーリピサと
同様かそれ以上の評価を与える。あと気になるのが
キクノサリーレ。何より同じ東京ダート・マイルの
重賞を勝っているというのは侮れない。
カジノドライヴを1頭軸のマルチで3連単勝負。
ダイバーシティは今回も通過点でなければ困る。
ボクにとって明日のメインはアメジストSなのだ。

【エセアスリートの日課】
スイム1600m
一応馬に敬意を表して、距離を合わせてみた。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

今年のシンポジウムはまた新しい切り口で…

【ラジオデイズ】

放送批評懇談会のシンボジウム。
「放送2.0宣言」という刺激的なタイトルで、
NHKの福地会長をはじめ、ヤフーの井上社長が講演。
また経産省と総務省の課長。放送と通信について
お互いの立場を語り、ケーススタディとして、
スポンサー側、地方局ネット、プログという切り口で、
新しい取り組みをそれぞれの立場で紹介してもらった。
このご時世だけに「実利を伴う内容でなければ、
参加してもらえない」という危機感があったけれど、
まずまずの申し込みと高い反響をいただいたのは
主催者としてはうれしい限りである。とはいえ、
ラジオ関係者の端くれとして思ったのは、経産省も
総務省もラジオの事は考えていないのでは、という
前々からの疑念が一向に消えなかったこと。
広告費レベルでは四大媒体というくくりで、何とか
その存在をアピールしているものの、政策の上では
どこかに置き去りにされている。これはラテ兼営局
とかラジオ単営とかいう問題ではない。そろそろ
お上が考えてくれないとか、ご沙汰を待つというの
ではなく、真剣に事業者が声を上げていかないと、
メディアとしての認識を失うのではないだろうか。
新聞や雑誌と違う点。ラジオは免許事業なのである。

こんな反響もいただきました。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20090220/186847/

【肝硬変への道】

開運 大吟醸 初瀬正吉(静岡)

| | Comments (0)

唐突な番組終了に思う

【ラジオデイズ】
競馬中継の裏ということもあって、一度も聴いた事が
ない番組だが、愛川欽也さんの文化放送の番組が突然
終了した。明日から聴取率調査週間。新聞のラテ欄に
告知もない突然の降板で、ネットのニュースでは、
不況でスポンサーがつかなかった事が理由とされる。
ラジオ業界で四半世紀以上禄を食んでいるのだけれど
一度もお仕事でご一緒した事がない方。しかしながら
こんな形での降板というのは、よほどの事があったと
思わざるを得ない。業界での番組終了告知は、通常は
終了の1カ月前というのがリミットとされている。
だから今回の事は微妙なタイミングとも思えるのだ。
番組終了は出演者にとって、「派遣切り」と同じだ。
「再就職」への時間的な余裕を鑑みて1カ月の猶予。
出演者はそれを覚悟で、そういった雇用形態(!?)を
受け容れている。しかし番組終了と聞いて出演者は
「怒る」か「泣く」かのどちらかである。その昔に
ある番組の最終回に、パーソナリティが局の姿勢に
対して未練がましく抗議をしていたのを聴いて、
ボクの中で出演者への評価が下がり、だから失礼な
対応になったのでは、と思ったものだ。
この時期になれば、広告代理店に対して新しい番組が
プレゼンされている。長年この業界に入れば、先に
パーソナリティにその情報が入ってくる事もある。
それを聞かない振りをするのもまた大人の対応。
やせ我慢しても笑って終了、というのが美しい。
最終回の選曲を番組サイトで見て、笑ったのだが、
「うつむいて歩こう」「死ね死ねブルース」という
タイトルの本人の楽曲が、選曲されている。
ラジオはパーソナリティのメッセージが直接伝わる
というところが面白くもあり、怖くもある。

【肝硬変への道】

開運 大吟醸 初瀬正吉(静岡)

【零細馬主で馬券下手】
オベリスクライトは抽選に外れて回避。
ダイバーシティは休み明け初戦を準オープンに登録。


| | Comments (0) | TrackBack (0)

ブルータス、お前がか…

【ラジオデイズ】
「BRUTUS」で2月16日に発売される「なにしろ
ラジオ好きなもので。」という特集。

コアな雑誌や放送業界の雑誌ではなくて、この種の
ライフスタイル・マガジンでこれだけ大々的な特集が
組まれるのはかつてないのではないだろうか。
実はボクがマガジンハウス(当時は平凡出版)で
学生編集者として仕事をするきっかけとなったのは
ポパイ119号「昭和30年代産まれの活力メモリー」
という特集のワンパートで「ラジオの深夜放送」を
書いた事だった。その後オリーブが創刊し編集部を
変わっても、「アメリカンパックのFMが聴きたい」
という3ページの特集を書いた。そこで思ったのは
ラジオを誌面で伝えるのが、いかに難しいかという事。
全国のAMFMを網羅した勢力取材。「ラジオライフ」
とはひとあじ違う構成は面白かった。

【エセアスリートの日課】
スイム1200m
ひたすら、前に延びるというドリル。

【肝硬変への道】

開運 大吟醸 初瀬正吉(静岡)

| | Comments (0) | TrackBack (1)

It's gonna take a miracle

【ラジオデイズ】
バレンタイン直前ということもあるが、番組ゲストに
ピーボ・ブライソンとデニース・ウィリアムスの両名。
「愛のセレブレイション」と「アラジン愛のテーマ」を
リスナー投票で選んでもらい、エンディングで多かった
曲を生ライヴという企画に乗ってもらう。待ち時間も
入れて3時間近く拘束するという贅沢な出演となった。
結局「愛のセレブレイション」をピアノ伴奏にのせて
デュエットで熱唱。このライヴが東京中に生で流れて
いると想像して、久々に鳥肌が立ち続けた。もちろん
歌詞も見ずに、しかもリズムを合わせるためにお互い
顔を見合わせたりする事なく、歌い上げの「オカズ」が
入るという極上のパフォーマンス。現場に居合わせて
「ラジオをやっていてよかった」と心から思う瞬間。
デニース・ウィリアムスは、もちろんデビューから
大好きな歌姫だが、初めてアメリカの土を踏んだ82年
5月4日にロサンゼルスKIQQでガンガンかかっていた
のが「ミラクルラヴ」で特に印象が強いアーティストだ。
番組終了後、ピーボとデニースの二人と握手。役得と
いうものだが、こんな二人がブルーノート東京ですぐ、
近くで見られるという事にもちょっぴり感動。東京は
食だけでなく、エンターテインメントにもあふれている。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

マダガスカルの首都、機能停止へ4

何となく、このままフェイドアウトすると思っていた
大統領派と市長派の対立。先週末に急展開を迎えた。
反政府デモ隊が大統領府に押しかけたところ、治安
維持部隊がデモ隊に発砲。30人以上が死亡した。
前回の死者に関しては、暴動のどさくさで略奪をした
人間の、ある種自業自得な部分があったけれども、
今回はさすがに言い訳が出来ない。国連やSADC
(南部アフリカ開発共同体)の特使が調停のため
入ったというが、解決にはまだ遠いようだ。
また防衛大臣が死者が出た事に抗議して辞任を表明。
市長が一部の新閣僚リストを発表して、来週には
各省庁に乗り込む予定。ほぼ毎日両派の集会が
行われていて、数万人が集合する予定とか。今後は、
双方の衝突も考えられるし、長引きそうな気配だ。
少なくとも首都への旅行はかなり難しくなりそう。

【エセアスリートの日課】
バイク15km

【肝硬変への道】

Chambolle Musigny‘04
(ブルゴーニュ)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

そろそろ確定申告

【零細馬主で馬券下手】
社台から確定申告関連の書類が来る。
あまりちゃんと読んでいなかったが、今年度から
地方競馬の馬と中央競馬の馬での、所得区分の変更が
あった。ダイバーシティの好走によって、雑所得が
増大するという事に。地方競馬の持ち馬は事業所得。
損益通算ができるし、源泉徴収税額も合計が多いため
払いすぎた税金を取り戻すことになりそうだし、結局
所得全体ではどっちでも同じといえる。とはいえこの
制度がない2年前には、取られ損だったという事か。
愛馬が走りすぎて、税金を払うのに借金するくらいの
悩ましい状態になって欲しいが、こうした状況下で、
新たに中央競馬の個人馬主審査を受け、クリアできる
とう人はほとんどいないのではないだろうか。
放牧明けで状態がいい、と言われていたティーガーが
予想外の凡走。今月の期待はオベリスクライトと、
ダイバーシティで、何とか未勝利脱出といきたい。

【エセアスリートの日課】
スイム1200m
ひたすら、前に延びるというドリル。

【肝硬変への道】

〆張鶴 大吟醸金ラベル(新潟)
Stonehedge Zinfanedl ‘05(ナパ)

| | Comments (4) | TrackBack (0)

マダガスカルの首都、機能停止へ3

いつの間にか、大統領の反対勢力が尻すぼみとなる。
とはいえ夜間外出禁止は解けておらず、日常生活とは
ほど遠い形で1週間以上が経過しているそうだ。
34歳の市長は、暫定政権首長を宣言したものの、
自分が国を率いていくというほどの、肝が据わった
覚悟が出来ているようでなく、地方遊説に出るスキに
内務大臣から職務を罷免された。結局よくある話だが
反対派として批判しているうちは威勢がいいが、いざ
批判される側に回ると、急に元気がなくなるという
「打たれ弱さ」が垣間見えるのである。おまけに
周到な準備もなく、暴動を起こす連中が支持母体では
一国を背負っていく事はできないだろう。
「CHANGE」を旗印に政権を勝ち取った米民主党と
「政権交代」を訴える日本の民主党。リーダーの資質
という比較よりも、組織としてテキパキと現在の
難局を処理していけるのか。頑張りどころであろう。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

久々にブルゴーニュで乾杯

毎年この時期恒例の阿佐ケ谷「バードランド」。
(03-3392-8941)
先日、とある経堂の中華にランチで入ったら、
和田さんが丁度帰るところで、店主とセンマイの
洗い方に関して、料理人ならではの会話。
やっぱり手間をかけるということに対しては、
分かる人は分かるのだなぁ。銀座にはとんと
行かないが、阿佐ケ谷では定番の皿の他に、
メニューが増えており、何よりもワインの
バリエーションが相当充実していたのに感動。

【エセアスリートの日課】
スイム 1300m

【肝硬変への道】

Chambolle Musigny Amiot Servelle‘04
(ブルゴーニュ)
コスト・パフォーマンスは抜群。

| | Comments (2) | TrackBack (0)

« January 2009 | Main | March 2009 »