ラジオとレコード会社の蜜月
【ラジオデイズ】
8月公開予定の映画「キャデラック・レコード」。
マディ・ウォーターズ、チャック・ベリー、
エタ・ジェームスなどを輩出したシカゴのR&B
レーベルというより、ロックの基礎を築いた、
Chess Recordsの実話に基づくストーリーだ。
何といってもビヨンセがエタ・ジェームス役。
音楽はこの映画のために再レコーディングされ、
ミュージカルのような軽妙なテンポで話が進む。
なぜかブルース・バンドが多い大阪で育った
せいか、学生バンドのライブなどで聞く事が
多かった歌の数々。あるいはFENでそんな番組が
あったような気もする。人種差別が厳然として
存在したアメリカの時代の雰囲気が伝わるし、
ビジネス、不条理、アルコールや薬物などなどに
対峙する人々が描かれている。だからこそ
ブルースがブルースたる所以。そこからロック
へと移り変わって、白人拝金主義が加速して
いくわけなのだが、案外昨今の時代背景は
レイドバックしたブルースを求めている
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