« He's out of my Life | Main | 夏の甲子園で「空の翼」を唄えるのか »

一人が厨房を仕切る小体な店のマナー

板橋の四川料理「蜃気楼」(3964-6657)
先週末に初めて行って、間をおかずに再訪。
その味の奥深さにノックアウトされたからだ。
前菜の盛り合わせはクラゲ、チャーシュー、豚耳。
いわゆるミミガーは、煮こごりである。そして
炸茄子というパリッと揚げた茄子とともにビール。
水口鶏、手羽の唐揚げ、羊肉の水餃子、焼肉餅、
涼粉皮(板春雨の冷菜)など2日間でいろいろな
ものを食べ、シメは麻婆豆腐を麺で絡めたり、
酸辣湯麺をすすったり。辣油、醤油、山椒、唐辛子
それらが、今まで食べたものとは明らかに違う。
思い起こせば上海の四川料理に連れて行かれた時と
似て非なる感覚なのである。店主は食べ物に対する
探究心旺盛な方で、カウンター越しの会話も楽しく
本場の紹興酒がくいくいと進んでしまう。それでも
居合わせたお客さんとの、呼吸を見ながら注文する
というのは寿司屋のカウンターと同じだ。
店の入り口には「担々麺だけの方はお断り」という
紙が出ている。こうしたネットの書き込みや、
口コミサイトなどで、看板メニューと書かれるので
それだけを食べにくる人がいるという事だ。
阿佐ヶ谷の「バードランド」でその昔は「親子丼
のみの方はお断り」、とあったが、単品メニューの
店ではない事は一目瞭然でも、雰囲気を察する事が
できない輩というのはいるものだ。何本も当日の
空き状況を尋ねる電話で断っているのを見つつ、
2人で1品ずつとビールのみで長居する客と同席。
金を払えば客だ、といわれればその通りだが、
カウンター6席と小上がりがある小さな店である。
最初に訪問した時の隣のカップルは、一口だけ
シェアするという、ナイスな食い道楽で、こうした
店はこういうお客さんで支えられていると喜んだ
というのに、非常に残念だった。それでも怒らず
肩を落としつつも、話の続きをしながら一人で
調理する店主。ボクはこういう店が好きだ。

|

« He's out of my Life | Main | 夏の甲子園で「空の翼」を唄えるのか »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« He's out of my Life | Main | 夏の甲子園で「空の翼」を唄えるのか »