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August 2009

空の翼をもう一度の夢ついえる

【ラジオデイズ】
関西学院高等部は残念ながら2回戦で中京大中京に
破れて、残念ながら89年ぶりの夏の2勝はならず。
1回戦は甲子園に行ったが、今日は仕事で行けずに、
試合中盤からのテレビ観戦となる。手に汗にぎる
シーソーゲームで、1点差の攻防に緊迫した雰囲気。
客観的に見ていれば、どちらも勝たせたいゲーム、
というのはこういうのを言うのだろうという感じだ。
そして1点差を追いかける形で迎えた9回表に、
いよいよ関学が犠打で同点に追いつく。そして2死
満塁にまで責めるものの、あと一歩及ばずに同点で
9回裏になだれこみ、ロングリリーフの山崎選手が
再びマスクを取ってマウンドに上がる。ストレートは
速くないものの、緩急を意識したピッチングで、
なんとかしのいできたものの、最後はスライダーが
すっぽぬけたものを左中間スタンドに運ばれて、
サヨナラ負けを喫する事になった。やはりあと1点
取れなかった事とか、あの一球がとか、いろいろと
あるけれど、プロになる逸材がいる訳ではないのに、
強豪打線のチームに互角の戦いをした、というのは
誇らしい限り。本当によく頑張ったと思う。
NHKは視聴者の応援メッセージを読み上げるという
演出を交えているが、OBとして紹介されたのは、
27歳の女性のもの。高等部は男子校なのである。
関西学院大学のOBが高校の応援をしてくれるのを
否定する訳ではないけれど、「後輩達が〜」という
文章にはかなり違和感を覚えた。ラジオの手法の
コメント紹介は、パーソナリティに送るもので、
ゲストや出演者には番組の演出上の質問などは
あっても、応援などは別途届けるのが普通だと思う。
それに試合後のインタビューは「関西学園」と、
2度もやってくれたし。かなりがっかりだった。

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後輩たちに元気をもらった朝

阪神タイガースの応援のため、一塁側に座る事は
あったけれど、まさか母校関西学院高等部の応援で、
ここに陣取るとは思わなかった。早朝から異様な
熱気の甲子園球場。在校生とその父母がアルプス
スタンドを目指す。メーリングリストで指定された
入場門に、卒業後同期生達がおぼろげな顔の記憶を
たどりながら集合。内野席で猛暑の中、8時30分の
プレーボールを待つ。
相手の酒田南は、予選で防御率ゼロのエースで4番
安井君をどう打ち崩し、チーム打率3割強の打線を
どう押さえるかがポイント。山形県代表とはいえ、
関西圏の出席者も多い強豪である。
だが高校野球らしい手堅い攻撃で確実にチャンスを
決め、追いつかれても突き放す。守っては先発の
新川君を早めにあきらめ、ロングリリーフの捕手、
山崎君がボール先行ながら、要所を抑える快投。
終始関学ペースの試合で7対3の完勝だった。
さすがにプロの試合とは違ってミスも多いが、
出場するだけではなく、勝負になるチームとみた。
関西学院大学の付属高校だけに、中学部出身者が
ほぼ半分、そのまま大学に進学する人間が殆ど。
だから同窓会活動は、似たようなメンツという
ことになるので、普通の高校に比べるとあまり
活発ではない。しかし高等部だけに通うという、
レアケースのボクにとっては、唯一無二の高校。
得点をした時の「新月旗のもとに」という応援歌。
そして2回の表と試合終了後に唄った「空の翼」。
高等部のために唄うという、特別な気持ちを、
同期生と共有できたのは、感慨深かった。
弾丸ツアーで、わざわざ行った甲斐があった。

【肝硬変への道】
Sassicaia '93(トスカーナ)
こういう時に飲みたい逸品。
ネットで検索したら、買った倍の値段がついていた。

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試合終了後にナインが挨拶を終えベンチに戻る。

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ナンノこれしきっ!改め今日はナンノ日っ!

【ラジオデイズ】
南野陽子さんのインタビュー。前回は4年前。
あっという間の4年間ではあるが、相変わらず
アイドルと女優のオーラはそのままに、素敵に
年齢を重ねているという印象だ。スケバン刑事の
当時の想い出話は、かなり興味深いもので、
あの当時のアイドル勢力図の時代背景の中で
彼女がいかに独自のポジショニングで輝いて
いたのかがわかるし、事実それからのたゆまぬ
努力が、長く芸能界で活躍することになった、
原点なのではないだろうか。子供の頃から
ほぼ毎日アナログ写真を撮影して毎年1冊の
アルバムに保存する事を習慣にしている
という話は、ファンなら知っているのだろう。
本人から直接身振り手振りを交えて聞くと、
40冊以上のアルバムは、存在感を増して、
とてもプライベートな空間に誘われた感じ。
一緒に仕事をした「アイドル」が、いろんな
顛末をたどっている事を知らされた昨今、
とてもホッとしたインタビューで心洗われた。

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