マダガスカル日記13
レミュール(原猿)のテーマ・パークともいうべき
アンタナナリヴの郊外車で約30分の場所にある、
レミュール・パーク。2m以内には近寄らないよう
などとかなり厳重な注意をされて、放し飼いされて
いるガイドと共に動物達に会う。このあたりは、
最近流行の行動展示そのもの。とはいえ寄ってくる
ものは仕方がない。至近距離で見ることになった
クラウンシファカの赤ちゃん連れの姿である。最初
お腹にうごめく子供が、木の上に見えたので、
カンガルーのように抱っこしているのかと思いきや、
お腹というか腰回りに横にまとわりついていた。
さすがに器用に林を飛び回るだけあって、生まれて
30日ほどとはいえ、その片鱗を見せているようだ。
ここにはワオキツネザルが1頭しかおらず、少し
さびしいけれど、手軽にいろんな種類が近くで
見られるというのは一度は訪れる価値があるだろう。
都心に戻ってくると、デモ隊と軍部が久々に衝突。
逃げ惑う人々と銃声を見聞きするが、とりあえずは
それ以上にはならなかった。半年ぶりの混乱で
まだまだクーデターの影響が終わった訳ではないと
思い知らされる。
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