【零細馬主で馬券下手】
スプリンターズSの馬券は4コーナーで万事休す。
何とも後味の悪い結果となってしまった。
このブログのアクセスが異常に伸びた時があり、
原因を探るとムチの使用に関しての過去の記事が
ポータルサイトからリンクされていたのである。
いささか古いエントリーで状況が変わっており
オーストラリアでもその制度が導入される事で
競馬のストライキまでおきたのは穏やかでない。
日本では全くこうした規制がないものの、いずれ
動物愛護団体からのクレームがあるかも知れない。
そんな事を考えていた時に、競馬ブックの中で
海外競馬の取材現場でしょっちゅうお会いする
秋山響氏が、規制に関して詳しく書いていたので
その一部を引用させていただく。
英国競馬統括機構の規定では「馬に鞭に対して反応
する時間を与える事なしに、過度に鞭を打った」
「残り1ハロンからゴールまでに9回以上鞭を
打つと処分の対象になりうる」というのが騎乗停止
処分の境界線。また「すでに勝ち負けにならない
状況の馬に鞭を打ったことが、鞭の不適切な使用」
にあたるとされ、内田騎手や三浦騎手が処分を
受けた。
オーストラリアに関しては8月からラスト200m
までは「6回以上使用不可」「基本的に2完歩間の
連続使用不可」でラスト200mは「1度に限り
3完歩連続での使用を認める」というのが施行。
これに対してストライキなどがあったため緩和され
ラスト100mまでは以前の「6回以上使用不可」
「基本的に2完歩間の連続使用不可」となって、
ゴール前までは回数制限がなくなったという。
騎手の話によれば、ムチはランダムに打っている
というのではなく(そういう騎手もいるかも…)、
ギャロップ中の、一番四肢が伸びるタイミングで
打つ事で、さらにストライドを伸ばそう、という
のが、追う時の基本動作なのだそうだ。
もちろん進路を矯正する意味もまたあるのだが、
このあたりを考えると、ムチを打つという行為が
虐待というワケでもない気がする。それよりも、
ゲート入りする前に係員が長いムチを持って、
ぐずる馬を追い立てている方が、海外に比べて
違和感を覚えるのだが…。アメリカなどにおける
二人が手を組んで、お尻を押して入れるのは、
馬との信頼関係を馴致、育成から築いていかねば
難しいのだろうか。
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