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October 2009

第140回 天皇賞(秋)大予想

【零細馬主で馬券下手】
問題はウオッカの取捨である。結論は本命に推せない。
舌がハミを越した調教を見るまでもなく、この中間は
特に前走以上の良化が見られないような感じがする。
土曜日の競馬で、外が伸びる馬場だった事もあり、
うっかり先行したり、内側に入ったりすれば万事休す。
ここは大外から敢然と追い込んでくる馬を上位にとる。
本命はドリームジャーニー。いよいよ本格化した印象。
東京競馬場での実績がないとはいえ、若駒でまだ体が
出来ていなかった時代のものだけに心配はないだろう。
相手はオウケンブルースリ。距離が長すぎるという
話もあるが、強力な先行馬で流れが早くなり末脚が
炸裂する。あとはシンゲン、カンパニーそして
気になるアドマイヤフジまで。ドリームジャーニー
1頭軸マルチの相手5頭3連単で夢を見たい。

【エセアスリートの日課】
スイム 1000m
季節性インフルエンザの注射をしたけれど、いつも
フォーミングで、体力的に楽だからと思い泳ぐ。
しかし今日はバタフライのみ。でも楽に泳げた。

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手慣れた道具に戻ってかなり幸せ

いつの間にか、Macintoshを使い始めて20年。
ソフトにもいろいろと変遷があって、ワープロは
ずいぶん長い間EG Wordを使ってきたものの、
さすがに数年前からMSのWordに乗り換え。
それでも一貫して使ってきたをEG Bridgeという
日本語入力プログラムは、変えなかった。しかし
サポートも終了。そこにOSを更新した事によって
「ことえり」というのを使わざるを得ない状況が
数ヶ月続いて、ストレスがたまりまくっていた。
そこに飛び込んできた「かわせみ」発売の知らせ。
早速ダウンロードする。そして全くEG Bridgeなのだ。
「じょうおう」と打っても「女王」と変換されるし、
(もちろん正しいのは「じょおう」だが)カタカナの
長い固有名詞などでも、ぶつ切りの変換にならず、
サクサクと思い通りに変換してくれるので快適だ。

【肝硬変への道】
鳳凰美田 五百万石 冷卸(栃木)

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民間放送全国大会

【ラジオデイズ】
行ってみると、いろいろな人に会えるものだ。
今年はCMの全国審査の審査員をやったので、
パーティで受賞者の皆さんにお祝いの言葉を
述べつつ、広告業界雑誌の人にもお会いする。
何でもラジオ特集をするとの事。ブルータスが
やってくれたおかげで、にわかに注目を浴びる
ことになっているようで嬉しいものだ。
クライアントにもターゲットメディアとしての
存在意義を感じてもらえるようになったとか。
あとは費用対効果の実質的なものさしをどう
説明できるかがポイントである。
ボクの入社時の社長で、引退されている大先輩
にもご挨拶をして、元気にお話をしてとても
うれしい気持ちになった。
あとご紹介いただいた初対面の局の役員の方も
自分が業界誌等に書いた記事で名前を覚えて
いただいていたりして、感激する。やはり
活字は強いなぁ、とも思うがうれしかぎり。

民間放送連盟全国大会
地デジカの登場

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第70回菊花賞大予想

【零細馬主で馬券下手】
先週の秋華賞はトラブルでアップできず。
とはいえあんな降着は予想できずで、事なきを得た。
「ダービー馬が出ない菊花賞は荒れる」
この法則に基づかなくても、いかに春のクラシックと
菊花賞に関連が薄いか、ということと、春のクラシック
ロードを戦うと、思いのほか消耗するというは自明の理。
だから「菊花賞の勝ち馬は強い馬、というのは妄想で、
もはや時代に取り残されたレース」と言われるけれど、
ここを経た馬の種牡馬としての価値はやはり高い。
そんな能書きはさておき、皐月賞とダービーは何とも
参考外のレースで、その勢力図は大幅に崩れるはず。
長距離を丁寧に選んでここに臨んだ馬を上位に取りたい。
古馬混合1000万下の九十九里特別を勝って、ココで
穴をあけたロードアイアンが本命だったが抽選漏れ。
ならデビュー以降2000m以上でのみレースをしている
フォゲッタブルが本命。「忘れがちな」という馬名通り
穴で激走するタイプかもしれない。エアグルーヴの仔。
姉アドマイヤグルーヴとは違い、折り合いがつく馬。
彼女もエリザベス女王杯でようやく勝てたし、何より
父ダンスインザダークだけに3歳秋以降に本格化する
ことは間違いない。トライアルでギリギリ間に合った
という運も持ち合わせる。そのダンスインザダークの
姪にあたるポルカマズルカ。ダンスパートナー以来、
14年ぶりの牝馬出走だが、彼女の姪でもある。前走
阿寒湖特別を3歳で勝ったのはマンハッタンカフェや
ステイゴールドだから、その実力は認めるべきだ。
そんな良血でなくても、ということでスリーロールス、
ヤマニンウイスカー、そしてセイクリッドバレー。
神戸新聞杯組ではイコピコだけだけを押さえておく。

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放送事故と不体裁

【ラジオデイズ】
世界における放送事故とは、送信系統の故障などで
放送波自体が停波してしまう、というのが本来の意味。
日本ではそうした場合に総務省に届けを出すのが常だ。
例えばラジオにおける無音状態が続く状態に関しては、
その長さに定義はなく、各局が独自に5秒とか10秒
などと判断しているにすぎない。しかし予定された
時間に番組やCMが放送されないという事に関して、
また明らかに不適切な発言なども、日本では事故だ。
CMの送出、提供クレジットの間違いに関しては、
民放である限り重大な契約違反となるので、これも
放送事故として取り扱われる。しかしながら音楽や
コメント収録素材の出し間違い、などは事故以前の
番組不体裁として取り扱われ、局内での処理が普通。
しかしいずれにせよ、事故の起こった経緯を明らかに
して、より重大なミスを起こさないようにすることは
非常に大切である。民放ラジオで長い間仕事をすると
自分のミスであろうが、機械の動作不良であろうが、
そうした現場に居合わせることは避けられない。
放送機材がデジタル化し、いろいろな規格が入る事で
「フリーズ」や「相性の問題」など、アナログでは
考えられない原因が引き起こす不体裁が増えた。
機材的なものは仕方がない、とはいえバックアップを
常に考えねばならず、とっさに対応できないと、
人為的なミスとされてしまう事にもなる。
不注意が原因で、送出スタッフの「気」を感じつつ、
フォローするような体制が通用しなくなってきた。
サッカーW杯フランス大会でのフランス対イタリアの
決勝戦のラジオ中継の時の事である。イタリアの
勝利が絶望的になった瞬間から、国営放送のRAIが
中継と解説を一方的に打ち切り、何の意味もない音楽を
流した事があった。これはけしからん不体裁である、
と日本ではなるだろうが、何とも人間味あふれる放送
だったと今でも思う。善し悪しは別として日本では
体裁よく進行することが優先されて、そんな人間味が
ラジオから消え、無難な進行が優先されないか心配だ。

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羽田ハブ化大賛成

成田闘争という言葉に反応する世代にとって、今回の
羽田空港ハブ化への方針転換と、内外の棲み分け撤廃
という政策発表に関しては、とうとう来たかと思う。
結局は成田国際化とはいえ、空港としては長い間、
ひとつのターミナルしかない「ワールドスタンダード」
からはほど遠い状態だった。もちろん24時間発着陸も
無理だし、滑走路の新設も難しいのであれば、国際的
競争力が低下するのは必至。森田知事がいかに吠えても
成田発の国内線が何都市に1日何便飛んでいるのか、
調べてみればわかるはず。先日行ったヨハネスブルグの
空港さえ、ケープタウンには1時間に1度フライトが
あるけれど、JALで札幌、伊丹、福岡に1日2便。
ANAで1日に2便、広島1便しかないのである。
もちろんそれぞれの系列会社も運行しているので、
実際は仙台、小松、中部、沖縄にも飛んでいるが、
乗り換えを考えた時には、成田から羽田に陸路で移動
しなければならない貧弱な国内へのハブなのである。
これで「Yokoso Japan!」といえるのだろうか…。
時代に逆行したアナクロな抗議としか思えない。
例えば世界各国の主要都市への路線のビジネス客は
羽田、それ以外の格安航空や便数の少ない都市向けの
観光客は成田と使い分けて、共存共栄をはかるべきだ。

【肝硬変への道】
鳳凰美田 五百万石 冷卸(栃木)

【エセアスリートの日課】
バイク 15km
スイム 1600m
また東京マラソンにはずれてヤケ気味

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レストランオギノが南口に移転

移転したばかりの「レストランオギノ」に突撃。
246にほぼ平行する南側のレストランも多い通りだ。
事前の案内ではカウンター席もできた、との事で
新装営業の3日目に思い立ってお祝いと共に訪問
することにした。パンと一緒に出てくるリエットは
小さなジャーに入っていて、ある種食べ放題。
次にヒグマのパテを頼んだのを忘れて、ついつい
大盛りでよそってしまって、息切れしそうになって
後悔する。そしてメインは蝦夷鹿のヒレ肉のポワレ。
濃厚な北海道の山の幸を満腹になるまで食い尽くす。
なんでも店舗はもともと酒屋だった場所を、飲食店に
リニューアルされた場所だそうで、酒蔵だった地下が
広々としたバックヤードになっている。キッチンは
さらにオープンに広々としているが、前の店のように
客席同士のすべてが見えてしまう訳ではなく、
奥まったスペースなどでプライベートな雰囲気も
大切にしている。何よりも席数が増えた事が大きく
今までより予約が取りやすくなるであろう。
とにかく今まで通り元気になって帰れるのが一番。

【肝硬変への道】
Ch.Tour De Segur '03(ボルドー)
Barbe Blancheのセカンドとはいえ価格もほぼ同等。

【エセアスリートの日課】
バイク 45km

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ノーベル賞と大量破壊兵器

ノーベル賞の平和賞にオバマ大統領が選ばれた。
「核なき世界」に向けての取り組みは、かけ声だけで
まだ結果が出ているワケではなく、時期早尚かも、
と言うのが第一印象。ただしノーベル賞そのものは、
ダイナマイトを発明してアルフレッド・ノーベル氏が、
武器工場なども買収して財を成した事から、遺言で
その賞ができたという事。結婚相手を見つけようと
秘書として採用したベルタ・ズットナーが、その後
「武器を捨てよ」という本を書いて、初代平和賞
受賞者になっている。だから授賞そのものは、その
理念に合致しているといえよう。後は来月の来日で
ぜひ広島と長崎を訪問してほしいものだ。
そこで考えたのがWinnyの開発者である金子勇氏。
無罪になったならば、ぜひともIT界の技術関連の
平和利用についての賞を、すべての私財を投げうつ
覚悟で創設するべきであろう。

【肝硬変への道】
Ch. Beaumont '06(ボルドー)

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ラジオはお上に頼るな

【ラジオデイズ】
民主党政権に交代して、色々な見直しが行われている。
長年の慣習という、たまった垢を洗い流す時期だが、
掃除にはやり方があって、それを間違えるとキレイに
なったという自己満足だけで、混乱が残ってしまう。
現状の放送行政に関する、いろいろなしがらみは、
まだまだ手がつけられていない。それもラジオに関して
一番後回しにされている、というか、何も方針が提示
されないし、どうするかのビジョンもないようだ。
2008年の日本の広告費総額が7兆円。ラジオのそれは
2%程度とはいえ約1500億で、決して小さくはない。
2年経たないうちに、テレビのデジタル化で空きバンド
が生じるし、開局当時からの送信施設を持ったAM局は
設備の耐用年数や、増大する都市での難聴という問題を
抱えていて、早急に解決されねばならない。
放送の電波は国民の財産をお預かりしているもの、
という放送局の考えは、それはそれで謙譲の美徳。
しかし主張すべきは主張しないと、媒体価値の低下に
手をこまねいて、座して死を待つ事にならないだろうか。
政権の政策担当者は大幅に若返った。IT業界の社長は
みんなとても若い。果たして放送局でそこに対峙する
人材はどうなのだろうか。CEATECという見本市が
スタートし、新しい動きも見られるので、番組評論
だけではなく、この分野にも書いていきたい。

【エセアスリートの日課】
スイム1600m

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日本版FCC構想

【ラジオデイズ】
今朝の朝日新聞で、日本版FCCの設置に対する
原口総務大臣への取材記事が出ていた。民放では
BPOという組織があるのに、何のために作るのか
という懐疑的な意見が多いし、報道機関への更なる
圧力がかかるのでは、という危惧も懸念されていた。
そんな中、アメリカのFCCとも違う日本独自の組織
とされている内容に言及したもので、「政治権力に
よる言論の自由への侵害を見張る機関をイメージ
している。言論という大きな権力を国家が支配下に
置こうという動きに対抗する装置が必要」という
趣旨なのだそうだ。総務省による放送免許の許認可や
(アメリカはFCCが放送通信の許認可を担当する)
人権問題に関するBPOの存続が約束された印象だ。
とはいえ、何の仕事をするのかはまだあいまいなまま。
ジャネット・ジャクソンの「ポロリ事件」でFCCが
科した罰金55万ドルの根拠や、FCCの子供向け
キャラクター「Braodband」がドラえもんそっくり
などといいう些末な事はさておいて、アメリカの
FCCが受け持つ業務を日本版で受け継ぎ「最後の護送
船団」といわれる、放送行政についてメスが入るか
どうか、という部分は先送りされた印象だ。通信と
放送の制度面に関するギャップについて、どうやって
落としどころを見つけていくのか、というプランを
真剣に考えるべき時期だとは思うが、政権交代を機に
そうした機運が出てくる事になるのだろうか。
こうした時には、常にラジオの事は蚊帳の外なのだが、
まだまだ勉強中ということなのだろうか。

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ムチ制限の無知2

【零細馬主で馬券下手】
スプリンターズSの馬券は4コーナーで万事休す。
何とも後味の悪い結果となってしまった。

このブログのアクセスが異常に伸びた時があり、
原因を探るとムチの使用に関しての過去の記事
ポータルサイトからリンクされていたのである。
いささか古いエントリーで状況が変わっており
オーストラリアでもその制度が導入される事で
競馬のストライキまでおきたのは穏やかでない。
日本では全くこうした規制がないものの、いずれ
動物愛護団体からのクレームがあるかも知れない。
そんな事を考えていた時に、競馬ブックの中で
海外競馬の取材現場でしょっちゅうお会いする
秋山響氏が、規制に関して詳しく書いていたので
その一部を引用させていただく。

英国競馬統括機構の規定では「馬に鞭に対して反応
する時間を与える事なしに、過度に鞭を打った」
「残り1ハロンからゴールまでに9回以上鞭を
打つと処分の対象になりうる」というのが騎乗停止
処分の境界線。また「すでに勝ち負けにならない
状況の馬に鞭を打ったことが、鞭の不適切な使用」
にあたるとされ、内田騎手や三浦騎手が処分を
受けた。

オーストラリアに関しては8月からラスト200m
までは「6回以上使用不可」「基本的に2完歩間の
連続使用不可」でラスト200mは「1度に限り
3完歩連続での使用を認める」というのが施行。
これに対してストライキなどがあったため緩和され
ラスト100mまでは以前の「6回以上使用不可」
「基本的に2完歩間の連続使用不可」となって、
ゴール前までは回数制限がなくなったという。

騎手の話によれば、ムチはランダムに打っている
というのではなく(そういう騎手もいるかも…)、
ギャロップ中の、一番四肢が伸びるタイミングで
打つ事で、さらにストライドを伸ばそう、という
のが、追う時の基本動作なのだそうだ。
もちろん進路を矯正する意味もまたあるのだが、
このあたりを考えると、ムチを打つという行為が
虐待というワケでもない気がする。それよりも、
ゲート入りする前に係員が長いムチを持って、
ぐずる馬を追い立てている方が、海外に比べて
違和感を覚えるのだが…。アメリカなどにおける
二人が手を組んで、お尻を押して入れるのは、
馬との信頼関係を馴致、育成から築いていかねば
難しいのだろうか。

【エセアスリートの日課】
ラン 4km

【肝硬変への道】
Neil Ellis Cabernet Sauvignon Merlot’06(南ア)
鳳凰美田 小山評定 金賞 純吟 +1.0(栃木)

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第43回スプリンターズS大予想

【零細馬主で馬券下手】
香港のスプリントレースで、毎年経験しているのが
香港馬と豪州馬の強さである。アメリカはさておき
芝の短距離路線では、アグネスワールドは別として、
日本のトップクラスでも敵わないであろう。
香港スプリントでの香港馬といっても、豪州産が
すべて勝っている。コレさえ知っていれば香港での
馬券は簡単だ。そしてサイレントウィットネスも
テイクオーバーターゲットも豪州産馬である。
ここにセイクリットキングダムが出走しないのなら、
シーニックブラストの優位は揺るがないと見る。
パンパンの良馬場ではないだけに、馬単で勝負する。
相手はビービーガルダン、アルティマトゥーレ、
グランプリエンゼル、そしてもう一頭の豪州産馬の
キンシャサノキセキの4頭で十分だ。

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